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傍から見れば奇妙だろう。
友人でもない。恋に落ちたわけでもない。
互いのことは何も話さない。そもそも会話がまるでない。
それが、まみ子と朝鳥さゆるの道連れだった。
神社に参詣するような気持ちもなく、ただ、いくつかの屋台を適当に見て回るだけ。ともに艶やかな浴衣姿だけに、淡々とした足取りはなおさら空疎だ。
無声映画のような沈黙を、ぷつりと破ったのはまみ子だった。
「……あなた、ほおずきの花言葉って知ってる?」
いわゆるツインテールに結った髪型に和ゴスな浴衣、一見、『ちょっと頑張った中学生』風のまみ子だが、実はさゆるよりずっと年長である。少なくとも視線は、大人のそれに相違ない。
さゆるは藍染めの浴衣、濃い色調ゆえ美しい襟足が映える。誰かが書いた小説を読むようにぽつりと答えた。
「ほおずきの花言葉は『ごまかし』『偽り』──実の大きさに比べて中身が小さいことに由来する、と、何かで読んだ記憶がある」
さゆるの目はまみ子ではなく、金魚すくいの屋台に飾られたほおずきだけを見ている。
「あなたみたいよね……ごまかしと偽り。何をごまかして、何を偽ってるかなんて興味はないけど」
棘のある口調だった。まみ子は、さゆるを見上げている。
さゆるは、怒りも笑いもしなかった。
「少し違うわ。何もないのに、ごまかしようも、偽りようもない。……いえ、そう思いたいだけかもね」
ふたたび、互いに黙る。
それきり会話は途切れたままだ。
夕刻が近づいてきた頃だろうか。
「……じゃ、そろそろ仕事に出るから」
「仕事?」
興味があったわけではないのだが、反射的にさゆるは問い返している。
「言わなかったっけ? 店……有り体に言えばキャバクラよ。キャットロードの『プロムナード』って名前。まあ、あなたには関係ないだろうけど」
片手を振ると、さよならも言わずにまみ子は足早に立ち去った。
さゆるは独(ひと)り、その場に残された。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
20人
参加キャラクター数
21人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年02月16日
参加申し込みの期限
2019年02月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年02月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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