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レッツ・スタディ! ~大人も子供も学生さんも!~
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時は8月上旬! 夏休み真っ只中!
クーラーの効いた図書館の机に宿題を広げ、
恵御納 夏朝
は、
犬杜 初
と向かい合って座っていた。
夏休みの宿題を一緒にと、声をかけたのは夏朝の方だ。
「初ちゃん、来てくれてありがとう!」
「って、夏朝、そんな改まって……。まあ、来るでしょ。友達に誘われたら、さ」
最後の方はぼそぼそと、ちょっと照れたような様子で付け足す初。
来てくれるかな、どうかな……? と心配しながら声をかけた夏朝だったが、
――ええぇ、宿題? へ? 待って、行くってば! 宿題は嫌だけど、夏朝となら行く!
なんて初の反応を思い出せば、胸は、ふわんとあたたかくなるばかり。
「それじゃ……少しの間、一緒に頑張ろう!」
「はぁい。じゃあ――、」
「『夏休みの宿題を頑張ってみよう会』開始だね!」
かりかりかりかり。問題集の頁の上を、ペンの音が走る。
少しずつ問題を解き進めて、その合間に、夏朝は、初の方をちらと見遣った。
(あ、初ちゃん、手が止まってる)
早々に飽きてしまった、という感じではない。
難しい顔をして考え込んでいるところを見るに、わからない箇所があるようだ。
「ねえ、初ちゃん」
「なに?」
「解らない問題があるなら、僕に教えられる事なら教えるよ」
「うそ、助かる! あのね、ここなんだけど……」
「あ、これはね……」
潜めた声で、該当の箇所の解き方を教える夏朝。
「……で、こうなるんだよ」
「おお、わかった! 夏朝すごい!」
弾む声での賞賛に、夏朝は、そっとはにかんだ。
(少しでも宿題を済ませる助けになれたらいいなぁって思ってたから、嬉しいな)
初は、再び問題集との睨めっこに戻っている。
夏朝も、真面目な顔で、自分の問題集に向き直った。
(夏休みの宿題は、早めに終わらせておきたい。何が起こるかわからない事も考えると、ね)
とはいえ――ひたすら問題を解き続けるのには、かなりのエネルギーを要する。
量は豊富な、かつ似たような問題をこなし続ければ、『退屈』の二文字も心に生まれて、
「ね、初ちゃん」
と、遂に集中力を一旦手放して、夏朝は小声で初を呼んだ。
初が、「なに?」というふうに顔を上げる。
「初ちゃん、夏休みの予定とか……ある、かな?」
この言葉に、初は小さく噴き出した。
「夏朝、それってなんか、デートに誘ってるみたい」
「あ、いや、別に変な意味じゃなくて、どんな風に過ごす予定なのかなーって……!」
「うん、大丈夫。わかってる。えっと……ういは、お店の手伝いをしてることが多いかな」
夏朝は? と同じ問いを返されて、「僕は……」と夏朝は音を紡ぐ。
「宿題、は済ませるとして、程よく遊びつつ、1日バイトや短期バイトでお金も貯めて……」
「わ、めちゃくちゃ充実してる!」
「後は……願いを叶える方法や、未来への道筋を探す、かな」
夏朝が真摯な声音で言うのに、「未来かぁ……」と、初はぽつりと零した。
「ういも、ちゃんと色々考えなくっちゃ。夏朝、やっぱりすごい」
「そう、かな? 僕だって、将来の事、まだまだ模索中で……」
「でも、手探りでも前に進もうとしてるんでしょ?」
「うん。どんな道にも行けるように、勉強も頑張ろうかなって思ってる」
そこまで言い終えて、夏朝は、はたと気付く。
「……って、いけない、宿題が疎かに! 長話になっちゃってごめんね」
「全然。むしろ、ういも頑張らないとなぁって思ったし」
初が笑う。夏朝もつられて、少し目元を柔らかくした。
「じゃあ、ここから、今日の分のラストスパートー!」
「はーい!」
そして、夕方、図書館の前で。
「付き合ってくれて、本当にありがとう!」
夏朝の言葉に「もういいって!」と初は優しい苦笑いを零した。それから、
「こっちの方が、その、ありがと。……友達と勉強、楽しかった」
と、面映ゆげにはしながらも、晴れやかな顔で言う。
「残る宿題も、捗るといいなぁ……!」
「ほんとそれよね。あーあ、宿題、何でこんなに多いんだろ」
そんなふうに言葉を交わしながら、2人は一緒になって歩き出した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年02月22日
参加申し込みの期限
2019年03月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年03月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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