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レッツ・スタディ! ~大人も子供も学生さんも!~
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馴染みの喫茶店に足を踏み入れると、コーヒーがふわりと香った。
クーラーの具合もちょうど良く、
鴻上 彰尋
の唇を、ほう、と息が揺らす。
彰尋は普段、弟妹達と一緒に宿題や勉強をこなしている。
けれど、それでは中々進まないこともあって、彰尋は時折、
「こんにちは。今、大丈夫ですか?」
という調子で、こうした週末に、お気に入りの場所へと足を運ぶのだ。
彰尋が勉強をしに来たのを知っている(そしてそのことを快く了承してくれている)マスターが、
「彰尋くん、奥の席、空いてるよ」
頷いて、柔らかな声で言った。
店の邪魔にならないようにと、彰尋がいつも座っている席だ。
有り難くお礼を伝えて、席に着く。
コーヒーは休憩タイムに、というのも、店の人達は承知してくれていた。
(さて、今日はどれだけ進められるかな)
今日は、苦手な英語の勉強に取り組む予定だ。
辞書を傍らに置き、問題集を開く。
~♪ ~♪
集中し、休まず手と頭を動かしている間も、店内に流れている曲が耳に心地よかった。
(リラックスして問題を解けるな)
と、口元が淡く和らぐ。
曲の歌詞は英語で、彰尋にはまだ、その意味がわからないけれど、
(こういうのも、意味がわかるようになったらいいなぁ)
なんて、そんなことも思った。
ふと、傍らを見る。
今は彰尋の鞄が占めている空間に、彼女が座っていたことを思い出す。
(そういえば、中間テストの頃にここであおいさんと一緒に勉強したんだなぁ)
あんな風にまた一緒に勉強が出来たらいいなぁ……と考えたところで、手が止まっていることに気付いた。
ついつい脱線してしまったと、彰尋は慌てて、軌道修正とばかりに問題集に向き直るのだった。
それから、しばらくのあと。
彰尋は、昼食を兼ねた休憩を取っていた。
今日は、コーヒーと一緒に、玉子のサンドイッチも注文する。
昼前に家を出てきたので、かなりお腹が空いていた。
香り高いコーヒーが、腹の底まであたたかに染み渡る。
新たな来客があったのは、次いで玉子サンドにかぶり付いた、ちょうどその時だった。
(! あおいさん……!)
扉の辺りに立っているのは、見間違えようもなく
七夜 あおい
その人だ。
先ほどまで脳裏に浮かんでいた相手の急な登場に、ちょっとどきりとしてしまう。
彰尋のそんな狼狽には思い至らぬ様子で、こちらに気付いたあおいは、小さく微笑んだ。
そうしてそのまま、彰尋の席まで歩み寄ってくる。
「こんにちは、彰尋くん。……それ、美味しそうだね」
「こんにちは、あおいさん。うん、美味しいよ。あおいさんもどうかな? その、良ければ一緒に」
「いいの? もうお昼だからかな、ちょうど席がいっぱいになったところみたいで」
彰尋に挨拶して帰ろうと思っていたのだと、あおいが言う。
「でも、ふふ、お言葉に甘えちゃおうっと。ありがとう、彰尋くん」
彰尋の向かいの席に座って、あおいが弾む声で頼んだのは玉子サンドとミルクココアだ。
「あおいさんは、今日は食事に?」
「えっとね、お昼を食べて、待ってる人がいなかったら勉強もしていこうと思って」
彰尋くんはお勉強だよね? と、脇に置かれた勉強道具達を軽く見遣って、あおいが尋ねる。
「うん。今日は、目標のところまで問題が解けそうかなって思ってたところ」
「わ、すごいね」
「そろそろ小テストもあるしね。あおいさんのクラスはもう終わった?」
「ううん、まだ。少しでもいい点取れるといいなぁ……あ!」
「どうしたの?」
「この歌、知ってる! いい曲だよね」
彰尋が先に耳に留めた、あの英語の曲のことだ。
あおいはココアを一口飲むと、囁くような声で、メロディを口ずさんだ。
~♪ ~♪
あおいのハミングが、ごくささやかに曲に重なる。
楽しげなあおいの様子に、彰尋は暫し見惚れた。
「ねえ、彰尋くん」
閉じていた瞼を開いて、あおいが音を紡ぐ。
「もし迷惑じゃなかったら、勉強も、一緒にいいかな?」
「あ……うん、勿論」
我に返って頷けば、「ありがとう」と華やぐあおいの笑顔。
「じゃあ、これを食べたら、あと1~2時間くらい頑張ろうか」
「うん! 頑張ろう!」
ぐっ、と握り拳を作るあおいの姿に、彰尋はそっと眦を下げた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年02月22日
参加申し込みの期限
2019年03月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年03月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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