this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
レッツ・スタディ! ~大人も子供も学生さんも!~
<< もどる
1
2
3
4
5
…
7
つぎへ >>
昨日は図書館、その前は寮で勉強をしていた
綾辻 綾花
。
そんな彼女の気持ちは、今日は、寝子高へと向いた。
制服に着替えて、宿題を鞄に入れる。
飼い猫の
クロワ
を優しくなでなでしてから、
「行ってきます!」
と、寮を出て、綾花は、通い慣れた道を自転車で下って行った。
図書室の中は、ほっとするような涼やかさだった。
司書教諭の
早川 珪
先生の姿を見留めて、
「珪先生、おはようございます」
と、ぺこり、軽く頭を下げる綾花。
おはよう綾辻さん、と、早川先生が柔らかく微笑む。
「夏休みの図書室はやっぱり人が少ないですね。校庭の方が多いです」
「そうだね。校庭は、運動部の皆が頑張っているから」
ちょっとした会話を交わしながら、綾花は、
(やっぱりここは落ち着きます)
と、ほこほこと胸をあたため、口元を小さく綻ばせた。
奥の方の席に座って、問題集やプリントを取り出す。
外の暑さを思い出させるような蝉の声が、じーわじーわと聞こえてきていた。
それでも寮ほどのうるささではないな、と思いながら、問題集の頁を開く。
綾花は、にゃんこシャーペンを問題集の空欄に走らせた。
シャープペンシルの上のキャップは肉球型になっていて、押すと、ぷにぷにする。
そのぷにぷに加減が何ともちょうど良い具合で、綾花のことを癒してくれるのだ。
時折そのぷにぷにに無意識に触れつつ、黙々と問題を解き進め続けていた綾花。しかし、
(この問題は、ええっと……)
ふと、難しい問題にぶつかって、その手が止まった。そして、その時だ。
(あ、なんだか首が痛いかも……?)
と、身体の違和に気付いたのは。
ずっと、同じ姿勢で下を向いて、問題集と格闘していたからだろう。
一旦シャープペンシルを置いて、上を向くと……、
「いたたたた……!」
まるで、首が突然反乱を起こしたみたいな痛みが、綾花を襲った。
「綾辻さん?」
堪らず小さく声を上げたところで、早川先生が、ひょこりと顔を出す。
そのかんばせに、綾花を案じる色が乗っていた。
「声が聞こえたけど、大丈夫?」
「あ。ごめんなさい、うるさかったですか?」
「いや、そんなことはないよ。今日はここが静かすぎるから、聞こえただけで」
どこが痛むの? と心配が滲む声で問われて、
「実は……」
と、綾花は、ちょっぴり気恥ずかしいようには思いながらも、事情を説明した。
早川先生が、ほっとしたように息をつく。
「大事じゃなくて良かった。だけど、気をつけてね? 綾辻さん、随分長いこと集中してたみたいだし」
「そんなに、ですか? 珪先生、今何時でしょう?」
「今は、3時過ぎだね」
「え? じゃあ私、もう2時間も……」
首も痛くなるはずだと、びっくりすると同時に納得せざるを得なかった。
一旦立ち上がって軽く身体を動かしてやったあとで、
「そういえば珪先生、夏休みの利用状況ってどんな感じですか?」
と、綾花は早川先生に尋ねる。
「どんな感じ……夏休みならこれくらいだろうな、とちょうど思っていたくらい、かな」
「休みだから仕方ないですけど、夏休みも利用してもらうにはどうしたらいいんでしょうか?」
図書館は私服で行けますけど図書室だと制服に着替えないといけないですし……と考え込む綾花。
しかし、すぐには良い案は思い浮かばず、
「うーん、考えておきます」
と、綾花は早川先生に伝えた。
ありがとう、と早川先生が優しく笑う。
「珪先生は、夏休み中は毎日来られてるんでしょうか?」
「図書室が開いている日なら」
「成る程……」
だったら、ちょこちょこ宿題しに来ようかな……と考えたのは、早川先生には内緒だ。と、
「あ、そうだ!」
綾花はふと、首の痛みに気付くきっかけになった問題のことを思い出した。
「珪先生。分からないところがあるんですけど……」
問題集の該当の頁を見せれば、「どれ……」と早川先生は真面目な思案顔。
「ああ、この問題はね……」
――かくして、図書室でのひとときは、穏やかに過ぎていく。
<< もどる
1
2
3
4
5
…
7
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
レッツ・スタディ! ~大人も子供も学生さんも!~
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年02月22日
参加申し込みの期限
2019年03月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年03月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!