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【夕暮れの】
「はーたのしかったなー。ミルクうめー!」
キャンプファイヤーが始まる前。お祭りを堪能して、
タイラ・トラントゥール
と
源 竜世
はフードコートで一息つきました。
「タイラ、しょーぐんたちの名前投ひょうした?
オレはしょーぐんの名前、これにした!」
片手に竜世を、もう片方にミルクを持つ不便さも大分慣れてきたタイラは、竜世の口から聞いた名前に小さく笑ってみせました。
「何だその名前は」
「だって、すごいとワンダホー!っていうじゃん。しょーぐんって強いんだろ?」
「ボクなら王様に、こう投票するな。
フランス語で『偉大な』という意味だ」
「何だよ、そっちの方が訳わかんねー」
名前を聞けば、それは語感的にも、確かにほんのり格好良く。
竜世は、少しだけ悔しまぎれに口にしながら、タイラの持っていたミルクを物凄い勢いで飲みました。ガツガツ食べるかのような勢いで、それはもう竜世の口の周りはまっしろけ。
「おい、お前はまたそうやって口の周りをベタベタにして……」
呆れつつも今の竜世に拭ける手段はなく、しかしタイラも両手が塞がっています。
タイラは特に考える事も無く、ねこの習性の一環として竜世の口周りをペロペロと舐めました。
一頻り竜世がきれいになるまで舐めて──そこでタイラは我に返りました──我に返っては、いけなかったのかも知れません。
「ボクはなにを!? い、今のは違う! 違うからなっ!!」
思わず竜世を手放して、動揺の極みから叫びじみた声を上げたタイラに対して、竜世は特に何も気にすることもなく、地面にきれいに着地して、大きく一つ伸びをしました。
「ふー、おいしかった!
今日も楽しかったな。またいこうな、タイラ」
これから成長すれば大きくなる小型いぬの、こちらの困惑など何も気付いていない、つぶらな瞳がタイラの心に突き刺さます。
「……ああ」
タイラは毛を挟んでも分かる頬の熱さに俯きながら。竜世のピュアな言葉に、タイラは他に言葉を選べないまま、小さくそれだけを答えたのでした……
「もう夕方、早いね」
夕暮れとなった屋台道を
アリス・ミーティア
が歩きます。
「喉渇いたけど、アルコールはあるのかな?」
アリスがうろうろと屋台を物色していると、
「ねこのお嬢さん、またたびジュース売ってるにゃよー。美味しいにゃよー」
「うーん、できれば生中があれば最高だけど。
……ある? ジョッキでぐいっと飲みたいよね」
その要望に、ねこは小首を傾げてから『ああ!』と思い至った様子で言いました。
「お酒飲むにゃら、これからお酒カンパイ勢がフードコードに集まる頃にゃから、そろそろ場所を取りにいくのがおすすめにゃー。
『星幽塔特製なまちゅう』だったら、三つ向こうの屋台が大繁盛していたにゃー」
「ありがとうー! 行ってみるね!」
「あ、ここの場所って結構良いかも」
アリスが、いぬねこサイズにしてはかなり大きい生中の入ったジョッキを持って、教わったフードコートに辿りつくと、既に何匹かのいぬねこが場所の吟味を始めていました。
その中で、偶然見つけたスポットにアリスが一息つくと、後から来た何匹かのいぬねこが集まって来ました。
「あ、先を越されたわーん。ここは、お祭り内でも屈指の絶景スポットらしいんだわーん」
「相席させてほしいにゃん。最終日だから素敵な所で見たいにゃん。代わりにおつまみ提供するにゃん」
「うん、いいよ。
でも、おつまみは少し申し訳ない気がするかも。私も何か買ってくるね」
そうして、
「かんぱーい!!」
ジャーキーとめざしを乗せたテーブルに、いつの間にか全部の椅子の数がいっぱいに埋まっていたいぬねこ達。
そして、キャンプファイヤーの炎が付くと、アリスはいぬねこの皆と一緒に生中を掲げて大きく乾杯の声を上げました。
「ぷはーっ。この世界の生中も美味しいね!」
アリスが何杯目かも分からなくなった生中を煽って息をつきます。
「星幽塔に向かった先遣隊が初めて飲んだっていうお酒を忠実に再現したらしいにゃん! 生中はすごい文化なのだにゃん! ぷはー!」
テーブルを囲んでいるいぬねこ達も大分酔ってきたようです。それでも、おつまみは交代制で切らさないように。そこは、とても明るく皆が楽しめる飲み会が開かれていました。
「そう言えば──」
アリスが、いぬねこ達を見渡して首を傾げます。
「その先遣隊の話を聞くと、いぬとねことひとは星幽塔でも姿が変わらないんだね」
こくこくと、頷くいぬねこ達。
「それで『ひと』と『ほしびと』は、いぬねこの国に行ったら『いぬかねこ』の姿になって、
『ほしびと』と『いぬとねこ』は寝子島に行くと『ひと』の姿になるんだね」
いぬねこ達は、しばし頭を悩ませてから、タイムラグを経てようやく頷きました。
「先遣隊のお話だと、そうらしいにゃん~。どうやら『星幽塔を経由して寝子島に行く』と、ひとの姿になるらしいにゃん。
もったいないにゃん、ぼくが先遣隊だったら寝子島についても、真相究明まで逃げ出さなかったにゃん~」
お酒の勢いか、いぬねこ達がついつい大きな事を言い出します。それもお酒の醍醐味というものなのかも知れません。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
冬眠
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
動物・自然
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年12月30日
参加申し込みの期限
2019年01月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年01月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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