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【終業式】負けられない! 夏休み前哨戦!!
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(後編):HOMEGOROSHI! ―校庭の熱戦―
――校庭
(暑い……)
カンカン照りの太陽を見上げ、一人の女子生徒が額に浮かんだ汗をぬぐいながらため息を吐いた。紫のTシャツ(猫の悪魔がプリントされていてロックかつキュート)とジャージという出で立ちの彼女は、首からかけたタオルで首筋を拭きつつもげんなりとした顔で草を抜き続ける。
(こんなに日差しが厳しいのに、校庭の草むしりなんて……)
楡宮 遠海
は深いため息を吐き、一旦手を止める。だが、校庭の至るところに草が生えており、終わりが見えない。
(いつになったら終わるのかしら)
なんて思いつつ作業を再開する遠海。だが……彼女の目の前に何かがびゅん、と通り過ぎたような気がして手を止めた。
(な、なに?)
慌てて辺りを見渡すと……抜いた筈の場所からまた草が生えている。その事に遠海は思わず眉を顰める。
「どういう、こと? さっき抜いた筈なんだけれども」
よく見れば、掃除したはずなのに草が減らない。抜いても抜いても、同じ場所から生えているようだ。
(何がおこっているというの?!)
彼女がゆっくり立ち上がり、周囲を見渡していると……。
「はぇ~~、背が伸びてる? 声も変わってる? 面白いねぇ」
と、緑色の校章をつけた男子生徒が面白そうに自分を見ていた。というのもその正体が現在小学4年生の
曖浜 瑠樹
であろうとはだれも予想しないだろう。ちなみに、寝子高生に変身した彼の身長は180cm以上。なかなかのハンサムボーイとなっている。
「ん、お掃除手伝うよー。草むしりすればいいのかな?」
「とりあえず、そうして……。なんか、再び生えているかもしれないけど」
と、楽しそうに草むしりを始める瑠樹に遠海が注意を促す。
(……俺の知り合いに、こんな1年いたっけ)
と、傍らで首をかしげているのは現在リアルに寝子高生である
水守 流
。だが、次の瞬間、彼らは思わず目を見張る。
――ぴょーんっ、と跳ねるバッタなサンマさん。
「「?!」」
思わず目を見張る3人だが、すぐさま流の脳裏に虫取り網が浮かんだ。
「もしかして、テオが言っていた異変か? つかサンマさんバッタ? ぴょんぴょん飛び跳ねるサンマさんってのもシュールだ……。素手で捕まえるのは大変そうだし、虫取り網探しからか?」
「んー、とりあえずごみ袋と軍手、購買で用意してくるー」
流はとりあえず虫取り網を探しに周囲を回り、瑠樹はごみ袋と軍手を入手するべく校舎へ向かおうとする。が、その時やってきたのが、金髪の男子生徒……寝子高生になった
ルーク・ポーラスター
だった。
「ん、どうしたんだ?」
「草むしりしていたんだけど、なんか逃げ回る奴がいるんだ!」
ルークが軍手を手に何かを追いかける。視線の先には……、草の束。しかも二房の足っぽいのがある。だのにとっても速く走るのでなかなかルークは追いつけない。
(もしかして、さっき見たのはアレかしら?)
「何なんだ……」
遠海が目を見張り、流が眉を顰め状況を把握しようとしていると……、これまた見覚えのない女子生徒がのんびり歩いてくるのを見た。
「ん? なになに~? なんか面白そうなことしてるのね~?」
そういって興味深そうに見渡すのは、
アリス・ミーティア
。一見寝子高にいそうな女の子だがその正体は背中に翼をもつほしびとの少女である。
「なんか、草の塊っぽいのが走っていったのを見たわ。……あれ、まさか親玉とかじゃないでしょうね……」
遠海は、ジト目で草の塊が走っていった方向を見ながらアリスに言う。これまでの経験で神魂とやらのせいだ、と遠海は感じているし、直感的にあの草の親玉っぽいモノを捕まえなければならない気がしていた。
「んー、そういえばサンマさんとバッタがあわさったようなのもいたけど、あれもどうにかしなくちゃいけないのかねぇ?」
のんびりした空気を纏った瑠樹がこてっ、と首をかしげる。4人はしばし考えるが、ややあって流が「さて」と手を叩いた。
「ぼーっとしていても始まらない。俺はあのサンマさん? を捕まえるために虫取り網とかないか探してみる」
「俺もいちおうごみ袋を購買で買ってこようかねぇ」
流と瑠樹がそれぞれ行動を再開する。アリスはアリスでちらり、と背中を見やる。普段は白い翼が生えているが、現在は寝子島にいるためなのか、神魂の影響なのか、翼は小さめで髪に隠れている。
(走って追いかけよう)
そう決めたアリスの行動は早かった。すぐさま草むしりしながらあの親玉の動向を探る。
「止まっていても始まらないわよね」
遠海も草むしりを再開するが、そうしつつ慎重に進む。目指すは……、あの草の塊っぽいモノの確保である。
(見てなさい)
太陽の下、彼女の目は狩人の目になっていた。
(虫取り網なんて……普通高校にないわな)
よく考えたら……と内心で頭を抱えた流。彼は代わりになるものはないか、と探していたのだが……そこで目に入ったのは、小さなビニール袋である。
(効率は悪いかもしれない。だが、背に腹は代えられないからな)
流が数枚のビニール袋を確保していると、大きなごみ袋と軍手を持ってきた瑠樹と合流した。
「ん? ビニール袋?」
「あぁ。あのサンマさんを捕まえるためのだ。虫取り網の代わりだよ」
流がビニール袋を見せると、瑠樹が感心したように頷く。2人は校庭に出ると手分けしてバッタなサンマさんを確保するべく身構えた。
「よーし、それじゃあサンマバッタ捕獲RTA、イクゾー!!」
「おーっ! 鬼ごっこだねぇ! オレがみーんな捕まえるよぉー!」
デッデッデデデデ! カーン! デデデデッ!
(流が口ずさむBGM)
流は「てぇーっ!」という掛け声と共にビニール袋を投擲!! しかしバッタサンマさんは「へいへ~い!」と軽いフットワークで逃げてしまう。
「ちっ、外したか。だが、まだまだぁーっ!!」
と、再び投げつければ1匹捕まりじたばた。そこをすかさず捕まえる流はばたばた騒ぐバッタサンマさんをまじまじと見つめた。
「効率が悪い気がしてきたがいいアイデア浮かぶまではこの方法で我慢しよう。っと、確かテオは褒めろって言ってたなー」
流はごほん、と咳払いすると
「サンマさんスゴイデスネー」(棒読み)←ここ重要
とジト目で褒める!(ただし棒読み) すると……ぽひゅっ、と音を立ててバッタサンマさんが消えたではないか!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
54人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年01月10日
参加申し込みの期限
2019年01月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年01月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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