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【終業式】負けられない! 夏休み前哨戦!!
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一方その頃。
「さっき、テオの声が聞こえたけど……」
「それで、落とし物探しを手伝ってほしいんだ」
八神 修
は
七夜 あおい
に事情を話し、共に体育館の掃除へと向かっていた。その途中で、見覚えのない女子生徒と出くわす。
「わぁ~! 背が伸びてる! それにそれに、髪型もリボンの形がパワーアップして蝶々結び型になってるっ! かわいい♪」
とご機嫌で姿見の前ではしゃぐ女子生徒。……というのは仮の姿。実は小学一年生の
百岳 甘桃
である!
「君も、体育館掃除なのか? そろそろ行かないと……」
修の言葉に甘桃は我に返る。身に纏っているのは寝子高の制服。そして、今の自分は『おねえさん』なのである。
(そうだった! 今の自分は……。でも、ただ掃除するのはつまらないし……)
そこで思い出したのが、物を探してほしい、というテオの声。甘桃は髪を揺らし、にっこり笑う。
「そうだったね。えっと体育館どっちだっけ?」
「あっちの方だよ。私たちも行くから、いっしょに行こう?」
あおいの誘いに、甘桃は「うんっ」と頷く。その一方で修は甘桃をちらり、と観察。
(このリボンの色なら2年生だろうけど……。転入生? もしくは……ほしびとか?)
この時、まさか目の前にいる甘桃の正体が小学生とは予想もしていなかった修たちなのであった。
「半分ぐらい終わったかしら」
「まだ半分あるのー?」
額の汗をぬぐい、あたりを見渡す紗月の言葉に理緒がくたびれたー、と声を上げる。
「そういうな。順調に進んでいるとおもうぞ」
「はいですなっ!」
永遠とみつえ(ミーツェ)がモップで床を拭きながら理緒に答えれば、彼女は「が、がんばればいいんでしょ?」と立ち上がりごみを集める。
その横顔を見ながら紗月は(手を動かしつつも)物思いにふけっていた。
(まぁ、受験勉強についてはさすがに真剣にやっているみたいね。この前の模試ではE判定からBに急上昇してたから、今のところやる気だけはあるみたいでホッとしたかしら)
小さくため息を吐く紗月であったが、ここで妙な違和感を覚える。というのも、ため息を吐いた途端、なんか揺れたのである。全身が。その正体は……?
「わわっ?! 何? なんで床が波打ってるのよ」
理緒の言う通り、体育館の床が波打っているのである。みつえは「はにゃっ?!」とこけかけたが、永遠に助けられどうにか怪我せずに済んでいる。
「これぐらい、なんともない。いい修行になる」
と、永遠は涼しい顔でモップ掛け。「雑巾がけをしても足腰が鍛えられそうだ」と実にバランスよく掃除をしている。
「み、みつえもがんばりますな!」
と気合の入ったみつえちゃんだったのだが……?!
――ばびゅーんっ!!
「ななっ!!?」
なぜかここでボールが飛んでくる!!
「危ないっ!!」
すぱーんっ! と子切れよい音を立ててボールをキャッチする熱血体育委員、遥斗! だが、みつえの目はボールにくぎ付けだ!
「大丈夫か? 怪我は?」
と問う遥斗の声が聞こえていない! しかも体育倉庫からはまだボールが飛び出してきている!!
(ううううううずうずするのですな、すっごくじゃれたいのです……にゃ!)
ぱしーんっ!
「えーっと、みつえは、ボールを確保するのですな!!」
「まかせたぞ、猫座!」
永遠はそれだけで何かを把握! みつえに許可を出し己は掃除に専念する! 掃除に集中している彼ではあるが、体育倉庫の異変には気づいていたらしい。
そんな彼はさらに気合を入れて掃除を頑張るようだ。彼は箒掛けをする2人に声をかける。
「佐和崎と初瀬川は大丈夫か?」
「こっちは大丈夫! 永遠君も怪我しないようにっ」
箒掛けが終わり次第モップを手伝う、という紗月だが、激しく波打つ床には困っている。
「わっとっと、掃きにくいったらありゃしないっ!」
それに後輩たちは体育館倉庫から飛び出すボールの処理に追われており、3年3人で波打つ床と戦う……、ある意味無理ゲーに近いような気がした。
「「「…………」」」
この光景に唖然となる修、あおい、甘桃。波打つ床、それに負けず頑張って掃除をする3年3人。そして飛び出すボールを必死にキャッチする2年生たち。
それでも探し物を、と中に入る3人は早速探し始める事に。
「俺はあおいとあっちを探すよ。百岳は?」
「わたしは、体育倉庫をみてみるよ」
そういって駆けだす甘桃の背を見送り、修とあおいはステージの袖に入り、そこから調査を開始した。
(たしか、ピンクの財布だっただろうか……?)
修が思い出していると、床がたぷん、と揺れる。2人は協力して探すものの、そこにはなかった。
「ステージ上も見ておくか……」
修があおいに手を貸しながらステージへと上がると、ピアノなど見つけることが出来た。しかし、肝心の財布は見当たらない。
(一体、どこに?)
修はステージの上から周囲を見渡すも、めぼしい場所はない。彼はため息を吐きながらも、ピアノの上や中、様々な物の上などを調べる。
「なかなか無いね」
あおいも周囲を探すも、見当たらないようだ。
「仕方ない。反対側の袖もみてみよう」
「そうね」
修とあおいは頷き合い、ステージの上を歩いて行った。
一方、体育倉庫へ向かった甘桃はというと……?
「体育倉庫の棚とか、探し物ないかしらっ?!」
と、体育倉庫をのぞき込んだ瞬間ボールが顔面にぶち当たる! キャッチし損ねたみつえが慌てて駆け寄ってきた。
「だ、大丈夫ですな?!」
「冷やすものがいるか?」
遥斗の問いかけも聞こえる。甘桃は痛みでうずくまり、思わず泣きそうになっているのを堪えていた。
(うぅ、痛い! 痛いけど……座り込んで泣いてちゃダメ! わたしは高校生だもん、今はお姉さんだもん!)
ぐっ、と涙を堪えた甘桃、開眼! 飛んできたボールをキャッチして、籠に投げ込んだ!
「上手いな」
思わず呟く遥斗。みつえは不安げに様子を見る。
「あの、大丈夫ですな?」
「うんっ」
甘桃は飛んでくるボールを巧みな体捌きで避けつつ、体育館倉庫の中に入り込んだ。
(休み時間に鍛えたドッジボールの技、とくと見よ! なんてね)
ちょっと得意な気分になったのはここだけの秘密だ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
54人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年01月10日
参加申し込みの期限
2019年01月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年01月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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