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ボトルメールの夜
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【4】
それは学校からの帰り道のことだった。
その日、
三宅 葉月
はまっすぐ星ヶ丘寮に帰る気にはなれず、寝子ヶ浜海岸を散歩していた。
制服姿ながら、ミステリアスな空気をまとった彼女は夏の浜辺とは不釣合いで、目を惹く。
とはいえ、そんなのふうに見られるのはいつものこと。
取り立てて気にもせず、葉月は気に入った場所を見つけると、トートバッグからスケッチブックを取り出した。
72色の色鉛筆で夕日に照らされた浜辺をスケッチしていく。
「……ん? 何かしら?」
視界の隅に何やら光るものを見つけた。
波打ち際で、砂浜と海との間を行きつ戻りつするそれは……一本のボトルだった。
ただ、打ち捨てられたボトル、というわけではなさそうだ。
「このボトル、手紙が入っているわ……」
なんとなく気になり、コルク栓を抜いて手紙を取り出す。
手紙には流れるような筆記体の英語で文章が綴られていた。
「手紙の主は仕事で日本に長期滞在しているみたいね……」
英語に疎い人間なら、その瞬間興味を失ってしまうところだが、幸い葉月は英語に精通している。
ただ、この日に限っては読めたことが良いのか悪いのかよくわからなかった。
どうも手紙の主はつい最近、遠距離恋愛をしていた恋人と別れてしまったらしい。
昔とは違い、現代は離れていても気軽にやりとりをする方法はいくらでもある時代だ。
遠く離れても心は繋がっている……けれど、どこかで綻びが生まれた時、遠い距離が修復の妨げとなる。
結局、距離を乗り越えることができず、手紙の主は恋人と別れることになってしまった。
この手紙はあらためて別れの言葉を書き記したものだった。
「……読んではいけないものを読んでしまったわね」
暗澹とした思いで、葉月はため息を吐いた。
手紙は寮に帰ったら焼き捨てよう。
ボトルは……どうしよう?
そんなことを考えながら、葉月は家路につくのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
梅村象山
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年12月28日
参加申し込みの期限
2019年01月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年01月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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