this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【水泳大会】レースとシャチと、あとサメ(白猫組サイド)
<< もどる
1
…
8
9
10
11
12
…
16
つぎへ >>
●悪意の水鏡
100Mメドレーを終えた
朝鳥 さゆる
は、そのままプールサイドに腰をおろした。
夏の日差しとメドレーの余韻に揺れるプールを、ぼんやりと眺める。
透き通る水面の上で、さゆるの影が揺れていた。水泳大会の参加者たちが、背後を通り過ぎていく姿が映り込む。
けれど彼女の瞳が見ているのは、水面の影でも、プールでもなく。
『彼』の姿だけだった。
去年のクリスマス以来、生死不明となった彼。
あれからもう、半年以上が経つ。
回顧するように、縋るように『彼』の虚像を見つめる彼女の隣に、不意に一人分の影が差す。
「ハーイ、元気そうね」
酷薄さと妖艶さを混ぜ合わせたその声に、さゆるは覚えがあった。
海開きの日と、期末テストの返却日のことだったか。流されるまま、一時の徒事にふけった記憶がよみがえる。
だからと言って赤面するようなことも、嫌悪の色を見せることもしない。
ただそれだけの相手であって、さゆるは別に興味もないからだ。
声の主――
葉利沢 倫理子
、否、Maliceが隣に腰をおろした。いいと言った覚えはないが、どうせ拒否しても座るのだろう。
すぐ近くに感じる夏場の体温は、あまり気持ちのいいものじゃない。
「よく逢うわね。これも何かの縁かしら?」
ただの偶然だ。縁を感じるほどの興味もない。
「あなたってあんまり学校に来ないと思ったけど、最近よく来るわね。気が変わったの?」
さゆるは視線一つよこさないまま、プールを眺め続けている。
そもそも聞く気もないのだろうと、Maliceはきっとわかっている。
どちらの女にも、楽しくお喋りしようとなんてつもりがないのは明白だ。
とはいっても、だ。
ただ一方的に話すだけでは、やはり面白みに欠けるのだろう。
悪意とは、晒された者の反応があってこそのものなのだから。
「今日は何も話したくないみたいね」
さゆるから視線を外し、Maliceはプールに目を向けた。
日光と波に揺れる水面の上で、二人の影も揺れている。
冴ゆるの横顔へと視線を戻したMaliceは、退屈そうにひらりと手を振って立ち上がった。
「いいわ。また縁があったら色々と楽しみましょう」
その去り際、さゆるの耳に口寄せる。
口元に浮かぶ破線のように歪んだ笑みは、さゆるには見えていない。
特殊種目の準備でも始まったのだろう。フロートが投げ込まれて水面が揺れる。
「あなたの瞳に写ってるのは、誰なのかしらね?」
胸の奥底が凍てるような感覚に、さゆるは息をつまらせた。
美しく整えられた爪がプールサイドを掻き、噛んだあとのように歪む。
その時さゆるの目に映ったものは、何だっただろうか。
<< もどる
1
…
8
9
10
11
12
…
16
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【水泳大会】レースとシャチと、あとサメ(白猫組サイド)
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
15人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年12月19日
参加申し込みの期限
2018年12月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年12月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!