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綾辻 綾花
は、眼前に広がる光景に目を見張った。
真っ青で透明な海の中を、色鮮やかな魚が泳いでいる。
銀色、オレンジ、薄緑。
夏の日差しが反射した世界は、すべてがきらきらと輝いていた。
ぷはっ、と水中から顔を出し、シュノーケルを外して。
綾花は傍らの、早川珪先生を見上げた。
「珪先生、綺麗ですね」
「うん、まるで、絵の具のパレットを広げたみたいだ」
「……本当に」
綾花は、水面を見下ろした。すぐ近くにこんな美しい世界があるなんて、まったく知らなかった。
「ずっと見てても飽きないですね……」
「じゃあ、もう一度潜ろうか」
「はいっ!」
綾花は、さっき習った方法で、しっかりシュノーケルを装着した。
泳げはするけれど、潜ったことはないから、本当はちょっと緊張していた。
でも、先生が一緒だったら、安心だ。
(でも、違った意味で、ドキドキしちゃいますね……)
シュノーケルをつけた早川先生に、行き先を指で示され、綾花はこくりと頷いた。
フィンで水を蹴って、ゆっくり海中を泳ぐ。
綺麗な魚、不思議な生き物など、海の中には、地上では見られない生物がいっぱいだ。
それを見つけるたび、綾花と早川先生は、身振り手振りで、相手に教え合った。
美しい海を、先生と一緒に泳いでいることも嬉しい。
でも――。
(喋れなくても、考えてることって、わかるんですね)
早川先生は少し目を細めて、光に満ちた世界を見つめている。
そんな先生を、綾花はじっと見つめていた。
と、不意に、先生が振り返る。
――こっちだよ、さあ。
先生は、綾花に向かって、手を伸ばしてきた。
その指先にそっと触れて、綾花は先生と、並んで泳ぐ。
そして、美しい世界で過ごして、陸へ戻ったとき。
「あっ‥…」
綾花は、その場にくったりと座り込んでしまった。
「大丈夫かい?」
「……はい」
シュノーケルはなんとか外すことができたけれど、一歩だって動きたくない。
そんな綾花の隣に、先生が腰を下ろした。
「しばらく休もうか」
ざ、ざ、と波の音が聞こえる。
「さっきは、あの海の中にいたんですね」
「そうだね。想像とも、図書館で見た写真とも、全然違ったね」
「ええ、写真もきれいでしたけど……やっぱり、実際に見る方が良いですね」
綾花は、濡れて頬に張り付いた横髪を耳にかけて、早川先生を見やった。
「私、ヘルメットダイビングも興味があるんです。海の中を歩けるって、素敵じゃないですか?」
「そうだね。それも面白そうだ」
「珪先生……。もし、私が誘ったら……」
言いかけて、綾花はふるり、と首を振った。次の約束よりも、今は今日の楽しみを噛みしめたい。
いくら話しても尽きることがない、夢のように美しい世界の中で、先生と過ごした記憶を。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬田一稀
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
スポーツ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年12月15日
参加申し込みの期限
2018年12月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年12月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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