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【星幽塔】瑠璃色のアクエリアと碧き慟哭
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刀は倉庫の現状を見てため息をつく。元々はきれいに整えられていただろうことはなんとなく把握できた時、彼の中で策が整った。
「これは一つ一つ運び出すなりして整理して行く方が良さそうだ。端から順に物を運び出して整理していこう。急がば回れ、ここはギャンブルに走らずに確実に成果の出る事を急いでやる方が良いだろう」
「そうよね。とりあえず埃がひどいから払っちゃうわね」
刀とアリスがさっさと始めよう、と動きだす。アリスは全員にマスクを配ると倉庫のドアを開け放った。そして使用するは魔風の光。これで埃を吹き飛ばそうというのだ。
「ほぉ」
「おお~! 吸い込みの優しい巨大掃除機って感じだね!!」
「これは画期的な方法ですね」
ラピス、円、エリオナイトが感心して埃が飛んでいく光景を見ている。シドニウムもまた感心した様子で見つめていると、刀がぽん、と肩を叩いた。
「シドニウム、焦る気持ちは分かる。けれど待っててくれ。ミニチュアを見つけ出したらその後は頼むぜ?」
「ありがとう、刀殿。確かに、焦っても仕方がないな」
シドニウムは少しだけ表情を和らげ、刀たちに「ありがとう」と頭を下げる。そして少しだけ休ませてほしい、と地下倉庫から下がる。
「シドニウムさんは、今まであまり休憩をとっていないの。だから少し何かたべさせてくるわね」
エリオナイトはそう言うと、シドニウムの後を追う。とりあえず、しばらくは4人で整理を行う事にした。
* * *
アリスによって埃が払われた所で、整理を行う。刀は己のろっこん『加速』を使い道具を順番に運び出す。そして、アリスは残った埃を布で払い、箱の場合は中身に何が入っているかメモを張った。本も丁寧にほこりを払う。
振動の所為なのか、所によっては棚から物が落ちていたり、棚自体が崩れかけていたり、と被害が案外大きい。あとで修理が必要だな、と刀はエリオナイトに報告するつもりだ。
「あの時代から色々作られてきたわけじゃな。ふむ、これはこれで楽しいものじゃ」
ラピスは興味を引いたものを観察したり、本の内容を読んだりと少しわくわくしているようだ。そんな様子にほっとしつつ、
「とりあえずいらない物がないかエリオナイトにも見てもらわないとな」
「そうね」
刀とアリスが道具を並べながら話していると……、道具の合間を円がL字型に曲がった金属棒を持って歩いている。
「……なぁ、桜庭。それダウジングか?」
「そうだよ! くいっくいっ!」
どこか得意げな円。刀は「それで見つかるのか?」と首をかしげる。話によると、エリオナイト曰く素材が分からないらしいので反応するかは未知数だ。
「あと少しで全部出せるから、ちょっと待ってろ」
刀は一先ず作業をこなそう、と地下倉庫の中へと駆けていく。その間にアリスは残った埃を払い、並べていく。
「お?」
そんな中、円が持つL字棒がくいっ、と開いて反応。彼女の歓声にアリスとラピスも興味を示す。
「どうしたのじゃ?」
「何? 何が見つかったの?」
「いやぁ、なかなかにレアい本ですねぇ」
と、アリスと円の目に留まったのは……シドニウムの日記帳だった。しかも結構古い。ラピスはなんか心当たりがあるのか「義母さまもそうだったなぁ」と思わず呟く。そしてよく見れば……歴代かに座のアステリズムが残したと思われる日記帳らしきものがゴロゴロ出て来た。
「……さすがに興味はあるけど普通に整理しましょ整理!」
「うん、プライバシーだし」
3人はとりあえずその場に置くことにした。
一方その頃。刀は倉庫の奥で固まっていた。
(な、なんだ……これ)
刀は倉庫に残った最後の箱を運ぼうとしていたのだが、急に壁が崩れた。そして姿を現したのが……ガラスのカプセルのような物だった。その中にいたのは、白い髪の青年だった。体には病院で着るような患者服を纏い、その中はなにかの液体で満たされている。よく見れば、左足がない。
妙に技巧的で、それでいてカプセルのようなもののデザインはレトロな雰囲気を宿す。固く閉ざされたそれの中、青年はなぜだろう、ただ眠っているように見えた。
(これは、報告しないと)
刀がその場を去ろうとした時。こぽっ、と泡が立つ音がした。よく見れば、その青年が黄金の瞳を開いている。目が合った刀は、脳裏に柔らかな声を聴いた。
――ボクの瑠璃姫は何処……?
よくみると、彼の額にはうお座の印が入っていた。けれども、瞬きした瞬間にそれは掻き消えていた。あとに残ったのは、崩れた壁と、そこから出て来たさび一つない義足らしきもの。その足の裏に刻まれたのは『I/N』という文字だった。
「刀くん遅いねー」
「何かあったのかしら?」
円がダウジングしながら呟き、アリスが箱の中身をメモしながら答える。と、アリスが思わず息を飲んだ。崩れかけた箱の中、塔のようなものが姿を現したのだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
冒険
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年11月15日
参加申し込みの期限
2018年11月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年11月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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