this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
5月の★ハッピーバースデー
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
15
つぎへ >>
★5月9日
鮫ノ口 礼二郎
のバースデー★
少し時間を撒き戻し、同日。終業のチャイムが鳴って。
校門をくぐり、
鮫ノ口 礼二郎
は寄り道して、先日
奈良橋 博美
と訪れた、シーサイドアウトレットまで足を伸ばしていた。
今日は、礼二郎の誕生日。
これまでは、ささやかながらバースデーケーキを食べ、家族が祝ってくれていた。
ありがたい事だったと気づく。
4月から寮生活を始め、学校にも寮の仲間とも馴染んできたが、こうしてまだ一人でいる時間があるうちは――特に今日のように特別な日は、どうしたって家族や中学時代の友人の温かみが恋しい。
アウトレットですれ違うのは、ほとんどが女友達や、カップル。
小洒落た買い物袋を手に、談笑しながら買い物を楽しんでいる。
お一人様は、辛い。
「俺も、服選ぼう。
高校生になったのだから、いつまでも中学生みたいな私服というわけにもいかないだろうし」
気を取り直して、紳士服を扱う店を順にチェックする。
しかし礼二郎、ファッションセンスには全く自信がなかった。
「アウトレットとは言え、メーカーものは値が張るから、仕送りを貰っている身分で失敗は許されないな」
手堅く店員さんに、みつくろってもらおうか?
店内を見れば……店員は礼二郎が苦手な、女性ばかりだった。
どうしよう、どうしたらいい? 何だかいきなり敷居が高いように感じる。
そこへ。
「おーい、礼二郎君ー! 買い物、俺で良ければ付き合うぜ?」
全身で大きく手を振っているのは、男子制服を纏ってはいるが、博美だ。
鞄を肩に引っ掛けて、小走りに駆けて来る。
面食らう礼二郎に、博美はにんまり。
「やっぱ一人は寂しいんじゃないかと思ってさ! 誕生日おめでとう!!」
「……あ、ありがとう」
「なんだよ、ぽかんとしちゃって。探したんだぜ? ダイレクトメール送ったけど、気付かなかった?」
「え。いや、スマン。気付かなかった」
慌ててポケットにねじこんだままの携帯を取り出せば、小さな点滅を繰り返していた。
駄目じゃん、と腰に手を当て胸を張る博美に、礼二郎は日に焼けた頬を僅かに歪めて、ポリポリと頭を掻いた。
「とりあえず、服買うんだっけ? どんなのがいいんだ?」
「そうだな。高校生らしい、ちょっとカッコイイ服を買いたいな……選ぶのに自信がないが」
「カッコイイ、か。いいね! 礼二郎君なら筋肉質だし、それを隠すのはもったいない。
もう夏になるし。丈が短目の、ちょっとカジュアルなものにしないか? きっと似合うと思うぜ?」
博美にリードされて、店に入る。
「着まわし出来るのがいいよな、俺達学生であまり金無いし。
そこの鏡で合わせて、気に入ったら、ちゃんと試着もしよう。
筋肉質な人間は、鍛えてない人と背丈が同じでも、案外サイズが合わなかったりするしな」
くるくるとよく動く博美に、まだいまいちついていけてない礼二郎だったが、不思議と安堵した。
「ジーンズ持ってる? このシャツとカットソーなら、合わせやすいと思うんだけど、どうかな?」
見上げる博美に、元々堅物でファッションにうとい礼二郎は、試着して即買いした。
「奈良橋のお陰で、いい買い物が出来た気がするよ。ありがとう」
「へへっ、役に立てたんなら、嬉しいぜ!」
「記念に夕飯、食べて行こうと思うんだけど。奈良橋もどうだ?」
「うん。俺もハンバーグくらいなら、どうにかなりそう。というか、それ以外駄目そう」
「高いよな」
「まあ、お祝いだし!」
「そうだな」
真剣にメニューとにらめっこして。
結局、気持ち頑張ったハンバーグステーキを二人で食べて帰途に着いた。
帰り道、ようやく携帯の点滅を思い出してチェックした礼二郎は、博美からのダイレクトメール以外にも、何件もメールがたまっている事に気付いた。
『シャークれ、誕生日おめー!』
「お祝いメール?」
「ああ。家族と中学の友達、あと同じクラスの奴らだな」
「そういうの、嬉しいよな!」
九夜山の上り坂にも、息一つ乱さない傍らの少女に、礼二郎もいつしか自然と笑顔を向ける。
「本当に。覚えていてくれただけで、ありがたいよ」
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
15
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
5月の★ハッピーバースデー
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年07月12日
参加申し込みの期限
2013年07月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年07月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!