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テスト勉強しなくっちゃ。夏!
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◆
放課後の、寝子高の図書室。
テスト前だからだろう、試験勉強のために入り浸っている生徒も少なくない。
場所と目的柄、賑やかではないけれど。
勉学に励む生徒たちのやる気が、図書室の中を漂っている。
恵御納 夏朝
も、そんななかの一人だった。
未だに将来の進路は、決め切れてないけれど。どの進路にも概ね行けるように、活かせるように。そんな思いを胸に、今日も試験勉強に励む。
机の上には、歴史に地理に公民といった社会系の科目の教科書とノート。
他の科目は別の日に重点的にやる予定だから、今日は社会に集中して取り組もうと決めていた。
どれから手をつけようか考えて、手を伸ばしたのは公民の教科書。
法律の名前とかが多いし、猫さん要素も少ないし……特に苦手なやつだ。
借りてきた問題集を広げて、早速勉強に取りかかることにした。
問題を解いて、採点して、見直して。
間違っていたところは、ノートに書いた答えと正解の脇に猫のイラストを小さく描いた。博士帽を被った猫が、「どこを間違えたのか?」「何が間違っていたのか?」をビシッと指摘しているような、そういう絵。
他には、需要な箇所をねこシールやねこ付箋で強調したり。
(猫さん要素が少ないなら、自分で関連付けちゃえばいいんだ)
そうすれば、少しでも覚えやすくなるかもしれないから。
けれど、と。ねこシールを見つめる夏朝。とん、とん、とん、と。シャーペンの先がシールの横に黒い点をいくつか描く。
大学とかに入ったらこの方法ができないかもしれないけし、いずれは別のやり方も考えないといけないんだろう。
猫さん戦法が使えなくなったらその後、どうしよう。いざ考えてみても、すぐに代案が浮かぶわけもなく。
(って、今は勉強に集中!)
それはテスト後、それどころかもう少し後の話。
だから今は頭を振って、問題集とノートに向き直る。
◆
綾辻 綾花
も、勉強のため図書室を訪れた一人だった。
空いていた隅の方の席を抑えると、
早川 珪
先生に声をかけに向かう。
「綾辻さんもテスト勉強かい?」
「はい、隅の方で勉強させてもらいます。分からないところは聞きに来ると思いますので、よろしくお願いします」
ぺこりと一礼する綾花に、「勉強がんばってね」と珪先生は微笑む。
先生の微笑みには、やっぱりドキドキしてしまう。
けれどそれと同時に「頑張らなくちゃ」とやる気も一緒に沸いてくる。
まずは早速、テスト範囲の部分に関する資料を探すことにした。科目は歴史だ。
(この本と、あともう一冊……あった)
数冊の本を抱えた状態で、さらに目当ての本を見つけて手をのばす。
けれど、微妙に位置が高い。
つま先立でも届かなさそうだし、無理してこけたりしたら危ないし。手近なところの――なぜか隠すみたく、返却台の陰に押し込まれていた――台を引っぱりだす。
本を抱えたまま、台に足をかける。
台の二段目に足をかけたところで、綾花は足元がぐらりと揺れるのを感じた。片手に抱えた本がバランスを崩して、落ちそうになる。
落とすまいと腕を伸ばした拍子に、決定的にバランスが崩れた。
重心が後ろに傾いて、軽い浮遊感が全身を包む。
あわや後頭部から棚に、となるその直前。
「大丈夫かい?」
珪先生の大きな手が、背中を支えてくれた。
「は、はい。ありがとうございます」
そのまま台から降ろされた綾花の胸は、身体ごと跳ねそうなくらいドキドキしていた。たぶんそれは、倒れそうになったからだけじゃないのだろう。
「その台の足の部分が緩んでるって、さっき他の子から聞いてね。綾辻さんに怪我がなくてよかった」
「そうだったんですね……」
しゃがみこんだ珪先生の視線を追いかけると、確かに台の足の部分が緩んでぐらついているようだった。
これはこっちで処分しちゃうから、と。珪先生は台を抱えて立ち上がる。
「そうだ、綾辻さん」
「はいっ」
「取りたかったのって、どの本かな?」
危うく忘れるところだった資料も、代わりに取ってもらったのだった。
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担当ゲームマスター
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
20人
参加キャラクター数
12人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年10月18日
参加申し込みの期限
2018年10月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年10月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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