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テスト勉強しなくっちゃ。夏!
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試験前の、ある日の放課後。
テスト前で、部活は休み。だから残っている生徒の影もまばらな校舎を、
羽生 碧南
が気持ち足早に過ぎていく。
当然ながらバスケ部も休みなのだけれど、ちょっと用事があったのだ。
それも済んだし、早めに桜花寮に帰って試験勉強……と下駄箱へ急ぐ碧南が、ふと足を止める。
目の前には、音楽室。テスト前の期間に誰か居ることなんて、そうないはずのそこから、人の気配がした。
つい気になって、そっと扉を開けて中を覗いてみた。
とくん、と。碧南の鼓動が早くなる。頬がちょっぴり熱を持つのがわかる。
陽の差し込む音楽室の片隅で、
鷹取 洋二
先輩が教科書を広げている。
思わぬタイミングでの突然の遭遇に、碧南は気づけば声をかけていた。
「鷹取先輩?」
顔を上げた洋二が、ふわりと優しげな笑みを浮かべる。
「やあ、羽生くん。君も勉強かい?」
「えっ! はい! ……先輩も、こちらでお勉強ですか?」
先輩の言葉についうなずいてしまったのは、胸の中をぐるぐるする、ほのかな熱のせいだろうか。
それには気づかないで、洋二は「だったら」とひらり手招き。
「一緒に勉強しないかい? 音楽なら、また僕も手伝えるし」
「じゃあ、お願いします!」
やや食い気味に答えてしまって、ほんのちょっぴり恥ずかしい。
洋二に言われなかったら、たぶん碧南の方から同じことを言っていたと思う。
けれど、洋二の方から言ってもらえた……それだけのことが、少し嬉しくて、つい。
机の上に広げた教科書と洋二の顔を、碧南は助けを求めるようにして交互に見やる。
「先輩、これってどういう順番になるんでしょう?」
碧南がとにかく難儀しているのは、楽譜の読み方だ。「正しい演奏順を考えてみましょう」みたいな問題は、考えてるだけで頭がこんがらかってくる。
「ああ、これはね……この数字のついた記号がね……」
後ろから、碧南の肩越しに覗くような格好で、洋二が楽譜のとある記号を指さす。
説明を聞きながら彼の指先の動きを追っていると、なるほど碧南にも演奏順と読み方がわかってきた。
彼からすればきっと簡単なことを、けれどきっちり真剣に教えてくれる。
その様子を見ているだけで、どうしようもなくドキドキしてくる自分を碧南は自覚する。
変なこと言わないように、ドキドキを悟られないように、心がけながら。
少しずつ空が茜色に染まりはじめていることに気づいて、碧南はちょっだけ感謝した。
もし頬が赤くなっていても、夕陽のせいだと言えるから。
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担当ゲームマスター
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
20人
参加キャラクター数
12人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年10月18日
参加申し込みの期限
2018年10月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年10月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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