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【星幽塔】第九階層 海原の咖喱工房
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転:皿も米も、カレーを待っている!!
――第十一階層
Mission:メテオカリブーを確保せよ!!
「この寒さは堪えるな……。とっとと終わらせて帰ろう」
雪原の只中、やれやれと呟いたのは白いコートを纏った
新田 亮
である。傍らの
鎌八 まもる
は連れて来た愛馬・オブシディアンに蒼風の馬鎧と遮光眼鏡をつけていた。彼もまた白いコートを纏っている。すべては雪に溶け込むためだろう。
「怖くないぞ~。そうだ、いいこだ」
そういいながら遮光眼鏡をつけさせるまもる。かれはほう、と白い息を吐きながら厚着してきて正解だったな、と改めて思っていた。
2人が準備を整えると、原住民の集落の方から犬の声がする。よく見れば、
八神 修
が犬ぞりをどうにか操作していた。
「どうにか借りることが出来たよ。メテオカリブーが出現するあたりも聞いてきたからさっそく出発しよう」
「どの辺りなんだ?」
修が橇から降りて地図を見せる。亮が問えば、彼はばっ、と地図を広げた。まもるも馬を引いて地図の見える場所に行く。
「今、俺たちがいるのはこの辺り。ここから北東に少し上るんだが……」
修が原住民から聞いた話を聞きながらまもるが目を細める。
「どこかにわなを仕掛けるのか?」
「罠か。俺は使わないよ」
「俺もだ。今回は狩りで仕留めたい」
まもるは亮と修の言葉に頷き、愛馬の鼻筋をなでながら言葉をつづけた。
「俺は山頂へとカリブーを追い立てようと思ったんだ。方法は違うけど、互いにベストを尽くそう」
「ああ、そうだな」
まもるがウインク1つしてそういえば修は思わずくすり、と笑う。亮は気合を入れると顔を上げ、雪原を見渡した。
(やっぱり、寒いのは苦手だ)
そうおもう亮なのであった。
ここで3人は2手に分かれる。騎士の光で愛馬に翼を与えたまもるは、空を駆けてカリブーを探す。一方雪の道を行く修と亮は犬橇での移動だ。互いの狩りの成功を願いながら、3人はそれぞれの行動に移す。
「静かだな……」
「あぁ……」
犬橇にのりながら、修と亮はそれだけいい、あとはカリブーの痕跡を探すことに集中する。白樺の森を行く彼らの耳に、橇の雪を滑る音と犬たちの足音、呼吸の音の奥にカリブーの足音や声を探す。
しばらくして、亮が修の肩をたたいた。彼はどうやらカリブーの足跡を見つけたようだ。橇を止め、近づいてみると……、たしかにそれはカリブーの足跡だった。あと、その近くには糞もある。
「湯気が僅かに残っている。……まだ近くにいるのか?」
「しっ!」
呟く亮に修が指を立てて示す。と、数頭のメテオカリブーがもしゃもしゃと何かを食べていた。
2人はそっと雪の塊に犬橇を隠し、カリブーを観察する。よくみれば、このあたりはカリブーが餌にする地衣類のようだった。
(もう少し、近づくか……)
と、亮がそろそろと低い姿勢で移動したその時、ぼすっ、と音を立てて沈み込んだ。その音に気が付いたのだろう、一頭のオスが顔を上げる。同時に移動を始める群れと発光の準備を始めるオス。
「大丈夫か!? ちっ、気付かれたか」
「俺なら大丈夫だ、カリブーを追え、八神!」
修が手を貸そうとしたが、亮が小声で言う。同時に、あたりが真っ白い光に包まれる。どうやらオスが群れを逃がすべく発光したらしい。だが、遮光眼鏡を装備している修は、ひるまず進む。
「後で救出する!」
修は逃げた群れを追って犬橇を走らせる。一人くぼみに落ちた亮は、悔しさを飲み込みながら橇の遠ざかる音を聞いた。
「……ん?」
カリブーを山頂へと追っていたまもるは、白樺の森に光が広がるのを見た。そして風を切る、青いカリブーの姿も。
(大丈夫かな、あの2人……)
気になってはいたが、まもるは自分の狩りに意識を向けた。まだ、始まったばかりなのだ。気を抜くことは許されない。
「さぁ、牧場で鍛えた腕の見せ所だよっ。ハイヨーオブシディアン!」
まもるが愛馬へと声を駆ければ、オブシディアンも答えるように嘶く。まもるの視線の先には、逃げるカリブーの群れ。それが、今、大きく旋回して方向を転換し、白樺の森を目指す。
(目を離している場合じゃない)
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
冒険
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年10月31日
参加申し込みの期限
2018年11月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年11月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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