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【星幽塔】第九階層 海原の咖喱工房
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――第七階層
Mission:サバクツノトカゲを確保せよ!!
乾いた風に髪を揺らし、砂漠へ続く荒野を見るは2人の狩人。1人は銃を手にした
アリス・ミーティア
。もう1人は腰に刀を下げた
御剣 刀
である。
「さぁ、張り切っていくわよっ! 美味しいカレーの為だもの」
「そうだな。……しかしトカゲとはいえ食える肉として周知されてるんだから採り方の資料くらいはあるだろう?」
気合を入れるミーティアの横で、刀は思案顔である。2人は砂漠へ向かう前に人里で情報収集を行った。
人々の話によると、サバクツノトカゲは現地の人でもなかなか捕まえられない珍味的な扱いで、煮込めば煮込むほど美味しいらしい。そんなサバクツノトカゲの見つけるコツは、真っ赤な目なのだそうな。
「岩に赤い点が見えて、それが動けばサバクツノトカゲなのね」
アリスは日よけのローブを纏いながらメモを読み返す。傍らではすでに口元を布で覆って準備を整えた刀が腰に獲物を下げていた。
「あと、奴らは水が流れているとなめに来る性質がある。場合によってはこの水を岩のくぼみにでも流そう」
アリスと刀は互いに頷き合うとサバクツノトカゲ(以下、トカゲ)のがいると言われている砂漠へと足を踏み入れた。
「それじゃ、始めるわよ」
現場へ着くや否や、アリスは翼を広げ、空から魔風の光の力を発動させる。彼女の作戦はつむじ風をおこし、砂に隠れているトカゲをみつけよう、という作戦らしい。刀は目を凝らし、動きだすトカゲはいないかとあたりを見渡した。
すると、巻き起こる砂の中から2つ、3つほど赤い目のような物が動くのが見えた。どうやら、お目当てのトカゲのようだ。
「やった! ツイてる!」
「じゃあ、次はどう捕まえる……だな」
喜ぶアリスの傍らを抜け、刀が踏み出す。次の瞬間には脳裏に撃鉄を落とし、かれのろっこん『加速』を発動させる。さらに進化能力で砂を足場に素早くトカゲへと接近した。
勿論トカゲも黙って捕まるわけにはいかない。トカゲたちは一斉に刀へと目から血のビームを、背中からトゲを発射していた。
(血の流しすぎで死んだりしないだろうか?)
なんて考えてしまう刀。その一方、離れた場所からの攻撃を考えていたアリスはトカゲの姿を見て考察する。
(背中のトゲって堅そう……。もしかして、お腹の方が柔らかいのかな? だったらひっくり返した方がいいかも!)
アリスは道具の中に入れていたロープを見、場合によってはこれを絡めてもいいかもしれない、と閃いた。
アリスが空から少しずつ近づきつつ魔風の力でトカゲたちを翻弄する中、刀もトカゲの攻撃をかわしながらタイミングを計っていた。血のビームはトカゲたちの背後に回ることで楽にかわすことが可能だった。
だが、ここでふと、不安がよぎる。
「とりあえず、仕留め……待てよ、お肉を傷つけたら不味くなるのか?!」
刀ははた、と我に返る。だがその一瞬の隙が命取りだった。トカゲの1匹が刺を刺して来たのだ!
「ちっ! 掠めた!!」
咄嗟に避けたものの刀のズボンに切り目が入れられた。足もひりひりする。どうやら表皮を傷つけたようだ。
痛みを振り切り、トゲを獲物で切り払う刀。だが、トカゲたちの血のビーム攻撃は容赦がない。臭いにむせそうになる。
「これってピンチじゃない!」
アリスは銃をトカゲに向ける。魔風の力を最大限に発揮するために呼吸を整え、引き金を引いた。
強風がトカゲたちをひっくり返す。刀はその瞬間をとらえ、獲物を鞘から抜かないままお腹を強打した。それでもトカゲたちはよろよろしつつも刀に向かってくる。
「キリがないな。それに……こいつら、タフだ!」
「あ、試したい事があるんだけどいい? ちょっと口元を強めに覆ってて~」
アリスがそういって取り出したのは、ビールである。刀はアリスが何を考えているのか分かったのだろう。トカゲから下がり間合いを取った。
しばらくして、乾いた大地に芳醇さを連想させるビールの香りが漂う。トカゲたちはダメージが入っていた事もあったのだろう。すんなりとその香りに酔っ払い、次々に眠り始めた。刀とアリスはそこで銃などで仕留めトカゲたちをゲットしたのだった。
「助かった……。しかし、ビールの香りで泥酔するとはな」
「酔っぱらってくれたからよかったよぉ」
刀が安堵し、アリスはビールを見つめて何度も頷く。これがなかったらもう少し手間取ることになっただろうな、と刀は考えた。
この後、トカゲが放った血のビームが原因で二人は現地の人からきているローブを捨てるように言われた。その上で薬草の入った風呂に入れられる。なんでもサバクツノトカゲのトゲや血のビームには悪いモノが入ってくることもあり、要注意なのだそうな。
(俺も、もっと修行しないとな……)
刀は湯船の中で1人こぶしを握り締める。と、隣の女湯からアリスの声がした。
「そっちは大丈夫? 怪我していたみたいだし、沁みない?」
「あぁ、大丈夫だ。心配してくれてありがとう。ミーティアは大丈夫か?」
星の力をかなり使っていた為、精神的疲労を気にしていたのだ。それに、アリスは苦笑する。
「ちょっとだけ疲れたかな。でも、もう大丈夫よ」
「そうか……。よかった」
刀はそっと頷いて、とりあえずは任務完了だな、と小さな声で呟いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
冒険
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年10月31日
参加申し込みの期限
2018年11月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年11月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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