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ティオレは冠水した寝子島の街を走っていた。照りつける太陽は肌を焼くように熱いが、足元の海水が跳ねて、冷たくてきもちいい。
「いた、あれね?」
水を吐き出しているタコに、確実に真水を当てていく。今日はピーカン晴れ、タコ退治さえなければのんびりした夏の休暇といった感じになるだろうか。
と、タコの触手が太ももに伸びてきた。
「まったく、やらしさ全開ね」
狙う場所のチョイスがすでに怪しい。
その触手を交わし、素早く真水をかける。それは破裂して消えたが、直後、背後に気配を感じ、振り返るとタコが迫っていた。
「次から次へと」
銃口を向け、引き金を引く。水鉄砲は勢いよく放たれたが、タコはひらりと横へ回避した。
「素早い!?」
と、その時。横からティオレのものではない水鉄砲が。
タコに命中し、破裂して消えた。その方向を見ると……ブラジリアンビキニをつけたアリサが、水鉄砲を手に立っていた。
数分前。
アリサは自分の周りに集まってきたタコ達を次々に撃ち落としていた。
触手攻撃を避けつつ、確実に当てていく。
「結構倒したわよね。よし、次」
場所を移動することにした。
水の上を走り回ると、水飛沫が跳ねて体にかかる。今日はちょうどいい感じに真夏日。照り付ける太陽の熱さと水の冷たさのコントラストが気持ちいい。
「気分爽快……って感じ」
今のところ、タコの攻撃の被害を受けていないし、真水をかければ簡単に倒すことが出来る。気分が良い。
しかし、行く手に、水の中からミズフーセンダコが現れた。
「え!?」
全力疾走していたので、急には止まれない。
その隙をつかれ、あっという間に触手に絡め取られてしまった。
「っ!」
だが、締めつけられる感じはしない。むしろ、優しく肌を舐めるように……。
「あっ……っ」
妙な声が出てしまい、慌てて口を塞ぐ。
「中々やるわね」
アリサは少し恥ずかしそうにタコを睨む。
「もうっ、離しなさいっ」
触手がビキニのホックに伸びたときである。
「発見!」
そう叫んで近くの曲がり角から飛び出して来たのは、智瑜だった。
タコの後ろに回り込み、水鉄砲を浴びせる。なんなく破裂して、消えてしまったのだった。
「はぁ」
智瑜は安堵したように息をついた。
「ありがとう。助かったわ」
アリサが礼を言うと、智瑜も笑って答える。
「いえいえ。怪我ありませんか?」
「ええ、大丈夫よ。それより」
アリサがそう良いかけた時、遠くで激しく水が跳ねる音がした。
「!」
アリサと智瑜は思わず顔を見合わせる。
「まさか、誰か」
「襲われてるんですか?」
二人は急いで駆け出した。
いち早く水音がした場所にたどり着いたアリサはタコと戦闘中のティオレを見つけ、水鉄砲を放った。劣勢のような気がしたのだ。
「まだいるのね」
アリサの攻撃はティオレを捕まえているタコに見事命中し、破裂して消え失せた。
「ありがとう、助かったわ」
ティオレが言って、歩み寄ってきた。
「無事ならそれで」
アリサはそう言って笑う。
「ところであなたもタコ退治?」
ティオレにそう問うと、彼女は頷いた。
「ミラに言われてね」
どうやら同じように頼まれたらしい。
「どうせなら、三人で行動しない? 効率が上がると思うのよね」
アリサの提案にティオレは少し不思議そうな顔をした。
「三人、て。他にも誰かいたの?」
ティオレの問いにアリサが振り返ると、一緒に来たはずの智瑜の姿が消えていた。
「あれ……」
と、その時。頭上から声がしたような気がして、空を見上げると、
「ひぃいっ」
智瑜が巨大なタコに捕まり、水着を脱がされそうになっていた。
不意をつかれて、上から伸びてきた巨大タコの触手に絡め取られてしまった。智瑜は必死に抵抗するが、水着の裾を掴まれ、思うように動けない。
「だめですっ!」
智瑜が顔を真っ赤にして水着を押さえるが、凄い力である。その辺りにいたタコ達とは明らかに違う。
「えっちですっ、こんな街中でぇぇっ」
ぬるぬるとした触手が智瑜の腰辺りを舐めるように這う。
「ひゃんっ」
もうダメかと諦めかけた時、水鉄砲が触手をかすった。
「!」
智瑜の体は突然空中に放り出される。
「ひゃああぁっ」
しかし、地面に激突する前にティオレとアリサに受け止められたのだった。
「大丈夫?」
ティオレが問うと、智瑜は涙目になった。
「ひゃ、ひゃい。ありがとうございます」
「色々な意味で危なかったわね。さて」
アリサは苦笑を浮かべつつ、空を見上げた。
「あれってミズフーセンダコのボス?」
「あれを倒せば状況が変わるかも知れないわね」
ティオレは息を吐いて、智瑜の体を地面に下ろした。
「倒す方法を考えましょう。ただ水をかけるだけではダメみたいだから」
「そ、そうですね」
「大量の水をかけるしかないんじゃないの?」
アリサがそう言うと、智瑜は、はっとした様子で、先ほど買っておいたペットボトルの水へ視線を向けた。
「頭からかければ、全身にかけられるかもしれないですよね?」
幸いにも、皆、予備のペットボトルを持っている。
「なら、囮になるから、近づいてきたら二人で頭の上からかけて」
ティオレはそう言って、宙を漂うタコを見上げた。
「こっちよ、来なさい」
威嚇の意味で水鉄砲を撃つと、すぐにタコの触手が伸びてくる。
「頼んだわよ」
ティオレは駆け出した。
巨大タコは単純なようで、思いっきり挑発に乗って来ている。
「どうします?」
「後ろから追いかけて、隙を狙うわよ!」
「はいっ」
巨大タコはティオレを追って、ゆっくりと高度を下げてくる。
「準備は良い?」
ティオレの声にアリサと智瑜は顔を見合せ、頷きあうと持っていたペットボトルの蓋を開けた。
「行くわよ、せーのっ」
ティオレはそう叫んで体を反転させ、巨大タコと対峙する。
アリサと智瑜は左右に分かれてタコと並走しながら、水のペットボトルをタコの頭上へ投げる。
ティオレは真正面から水鉄砲を発射。
全身を真水に包まれた巨大タコは、大きな音をたてて破裂したのだった。
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担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
お色気
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年10月04日
参加申し込みの期限
2018年10月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年10月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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