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丑三つ時のモノたち
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第4話
広い自室の天蓋付きのベッドの上で、
環 的子
は眠りに落ちていた。頬に何かが触れる感覚がして、意識がほんの少し浮上する。冷たく硬い感触だったが、的子が始めに思ったのは『温かい』だった。
「…………」
薄っすらと目を開けると、カプセルギアのネオムがすぐそばにいた。体長2メートル超の、頭身も高くなったネオムがベッドの上に座っている。
カプセルギアは本来両手で持てる程の小ささだしネオムも例外ではないが、的子は驚かなかった。
過去にはこんなこともあった。ネオムが大きくなったのはこれが初めてではない。
「ネオム……」
的子が微笑むと、つるりとした、普通なら感情が読めない面でネオムは言った。
『変わってみたんだ。あの日と同じ姿に』
ネオムは、入れ替わりたい相手が魅力的に感じるナニカに変身できることを本能で理解した。同時に、自分本位な欲望が制御不能に湧き上がってくることも。それは、普段のネオムからは考えられない程に昏い感情だった。
「うん……うれしい」
起き上がる的子に、ネオムは増幅していく欲望のままに誘いをかける。
『マトコ。私と何処かへ行こう。私があなたになり、あなたに代わってあなたを連れて行く。そうすれば、私達は……』
「……それは、あなたの願い?」
『……………………』
言動に不自然さを感じて訊くと、的子の髪を撫でる手がぴたりと止まる。やがて『……そうだ』とネオムは言った。だが、的子はその響きに僅かな葛藤を感じた。まるで、何かに操られているみたいにも見える。それでも、彼が別人になったとも思えない。矛盾しているようだが、それが的子の感じ取ったことだった。
「私があなたになり、あなたが私になる。そして私たちは遠くへ行く。その願いが叶ったら、あなたはもう悲しくならない?」
『マ、トコ……』
「もしそうなら、私なんかどうなってもいいって思ってる。でも……」
普段のネオムと様子が違う以上、うん、と言えない。
(間違いなく本物だとは感じるけど、何かあったのかな)
それは、ネオムが大きくなったことと関係があるのだろうか。
「今あなたが言うそれは『本当のネオムの願い』じゃない気がして」
「ちが、う。私は、本当、に……」
ネオムの心にノイズが走る。
『ガ、ハァッ……違う。私が、本当に、欲しいのは……』
ノイズが思考を遮り、うまく言葉が繋がらない。自我が徐々に壊れていく感覚がする。
ノイズに混じって、的子の声が聞こえる。
「私とあなたは、1人と1体。私もあなたも、分かっていること」
立ち上がった的子が、両手でネオムの顔に触れて真っ直ぐに見下ろす。
「私はどこへも行けない。でも、どこにも行かないから」
『私から、離れない……? 2人で遠くに、行かなくても……?』
「大丈夫。私が付いてる。ここにいる。逃げないよ、ネオム」
的子は、ネオムが落ち着くまで傍で撫で続けた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
沢樹一海
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
ホラー
定員
15人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年09月23日
参加申し込みの期限
2018年09月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年09月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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