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朝、目が覚めて
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修とあおいが校内に入ると、教室の脇に見慣れない猫がいた。
「みゃあ~」
橙色で手足が白の靴下猫。そう、
恵御納 夏朝
だ。
夏朝猫は、教室に顔を出してみようかなと中をのぞいたり、ためらったり、不安でいっぱい。
「何してるんだろう、あの猫」
二人は猫の様子をもう少し見ることにした。
すると別の生徒がひとり、別の猫を抱っこしながら通りがかった。
万条 幸次
の姿をした猫の花遊と、猫の姿をした幸次だ。
すっかり二足歩行に慣れた花遊は軽快に歩いていたが、夏朝猫を見た瞬間、ピタッと止まった。刹那――
バリバリバリー!
雷だ。
雨も降ってないのに、というか雲ひとつないのに、空から降ってきた雷は花遊の胸に突き刺さった。
その衝撃で幸次猫ははじき飛ばされる。
(お、俺の体が~!)
幸次猫はぶっ飛びながら、花遊というか本来の自分のボディに漫画のように突き刺さる稲妻を見てしまった。
(ま、漫画かよぉ~)
稲妻をもろに受けた花遊は、稲妻には気がつかない様子で、でも何かのスイッチが入ったようだ。
「惚れたぜ」
夏朝猫に一目惚れして稲妻が落ちたのだった。
幸次猫は元自分の体に必死に話しかける。元をつけないといけないところに納得いかないが。
「にゃ~にゃにゃにゃあ~(人に見つからないうちに家に帰ろう? な?)」
しかし、残念。既に人は見ていた。
神魂慣れしているからか、修はなんとなく状況が見えてきていた。
「雷に撃たれたように恋に落ちるって言うけど、ものの例えじゃなかったんだな」
そう、この世界ではね。
花遊は夏朝猫の前までくると、不器用なコサックダンスのような仕草でようやく膝を曲げてしゃがみこみ、声をかけた。
「お姉ちゃんいい毛並みしてるねー、オレと一緒にかつおぶしでもどう?」
慌てて止める幸次猫。
「にゃーにゃにゃにゃにゃ! にゃにゃにゃー!(おいおいおい、ナンパするな! 猫好きな人間だとしても怪しいぞそれは~!)」
「みゃ?」
夏朝猫は、猫の視点で人間や他の猫を見るのは慣れていない。
彼らが何か必死に言ってるのは、なんだろう。なでなでしたいのかな?
「みゃみゃみゃ~(頭や背中を撫でられるくらいならOKだよ)」
でも肉球とお腹は、もうちょっと関係を構築してからお願いしたいかな~なんて思ってると、
「みゃ? みゃみゃ~(ん? おおお~?)」
花遊がやさしくあたたかく、なでなでしてきた。
元猫だから猫の気持ちいいところを知り尽くしているのだろうか。それとも、夏朝猫がなでなでされ慣れていないので初めての感覚が心地良いのだろうか。
「みゃあ~~(ごくらく~)」
夏朝猫はまるでマタタビに取り憑かれたようにうっとりとして、ごろごろと喉を鳴らしている。
しかし、夏朝猫も元は人間。理性がある。
(このまま気持ちよくなってお腹を差し出していいのかな? いや、なんかまずい気がする~!)
と、一念発起。
これ以上は! と我に返ると猫の柔軟さでなでなで極楽ワールドから脱出! 逃げで行ってしまった。
「ちぇーっ」
「にゃ~」
幸次猫はホッと胸をなで下ろした。
すると今度は……
「あ、ああ~、この感覚!」
「にゃにゃ?(次はなんだ?)」
「オレ腹減ったんじゃん? お! あれ美味そうじゃーん??」
とチャラい感じで指をさした先には、寝子島の公式マスコット、マンボウくんが立っていた。
立派な大きさの魚を見て、既に花遊はお目々キラキラでよだれを垂らしている。
「にゃにゃに~(たれてるたれてるー!)」
花遊は心配してる幸次猫を見る。
「安心しな。オレこういうとき、なんて言うか知ってるから」
「にゃ?」
「いっただきまーす!」
「にゃにゃにゃー!(やめろー!)」
花遊は駆けだして、マンボウくんに向かってジャンプ!
着地と同時にがぶっ!
きゅー!
マンボウくんは気絶してしまった。
「にゃにゃにゃー(やらかしたー!)」
花遊はこれ幸いとマンボウくんをますます食べようとする。
こうなったらもう、幸次猫に残された最後の手段はアレしかない。
「にゃにゃ!(うりゃー!)」
ぽふぽふぽふぽふ。
猫パンチが花遊の頭にポカスカと当たるが、花遊はかまわずマンボウくんをはむはむするのだった。
「にゃにゃにゃ~(もうやめてー! 万条幸次の社会的立場はゼロだー!)」
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担当ゲームマスター
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年09月19日
参加申し込みの期限
2018年09月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年09月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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