this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
朝、目が覚めて
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
12
つぎへ >>
タッタッタッタッ。
走る寝子高生が、もうひとり。
それは、野球部の
高杉 かよう
。
いつものように朝のランニングに出ていたのだ。
ランニングに集中しているかようは、まわりなど目に入らない。
スク水だろうがなんだろうが、関係ない。プロを目指して走るのみ!
そして桜花寮に戻ってきたかようは、肩で息をしながら部屋へと戻っていく。
ランニングに出かけるときはまだ眠っていた、同室の
響 蒼留人
は起きただろうか。どうせまだ寝てるのだろう。
そんなことを考えながら部屋に入ると――
「お、お前は!」
目の前の光景に、かようは目を疑った。
蒼留人がスク水を着ていたのだろうか?
いや、違う。
かようが驚いたのは、目の前にいたのが蒼留人ではなかったからだ。
「お前は……ニャハローズス!」
説明しよう!
ニャハローズスとは、プロ野球ニャ・リーグの「スフィンクス・ニャハローズ」のチームマスコットで、かようがいつかプロになった時には結婚しようと思ってる相手でもある。
「なんでこんなところに?」
ニャハローズスはなんだかかわいいポーズをつけるが、どういう意味だか分からない。
もしかして秘密のドラフト会議が行われて、秘密に選ばれた有望な学生がいて、それを秘密にスカウトに来たのだろうか。
「スカウト?」
ニャハローズスは大きな頭をぶんぶんと縦に振る。
「き、きたーーーー!」
かようは感動してぶるぶると震え、ハイ、もういっちょ。
「ききき、きたーーーーー!!!!」
高校卒業後にでもプロへと思っていたが、こうも早いとは計算外。
かようは興奮して蒼留人を叩き起こす。
「おい、響起きろ」
軽く蹴りを入れてみると、ようやく蒼留人が目をあけた。
「むにゃ……」
蒼留人の布団をひっぺがえす。
「はやく起きるんだー!」
蒼留人が目を覚ますと、目の前にはニャハローズス。
「……うん。おはよう」
寝惚けてるのかタフなのか、着ぐるみを見ても動揺がない。
かようは蒼留人の胸ぐらをつかんでぐわんぐわんと揺らしながら話しかける。
「ニャハローズスが俺をスカウトに来てるぞ!」
「スカウト? 目を覚ませ。チェストー!」
竹刀で軽くかようの頭をぶったたいてみるが、かようの目は真剣だ。
蒼留人はかようの眼差しに動揺を見せる。
すると、かようは落ち着かせようと必死に説得した。
「心配無用だ。俺が一流のブロ選手になってニャハローズスと結婚してベースボール界のスターになろうと、お前との友情は変わらない!」
肩をポンッと叩いて、いつの間にか握らせていたグローブにボールを押しつける。
「大丈夫。毎朝キャッチボールしてやる! っていうかしろ!」
「ちょっと待て。スカウトって、お前まだ高校1年だろ? あきらかにおかしいだろ」
「なーに言ってるんだ。秘密のスカウトだから関係ないんだよ」
と今度はニャハローズスの肩をポンッと叩いて、
「ニャハローズス、スカウトだよな?」
ニャハローズスはまたまた大きな頭をぶんっと振って、スカウトする選手を指差した。
響 蒼留人
を。
「え? どういうこと?」
動揺する蒼留人。
「て、なに? 俺じゃなくて響?」
動揺するかよう。
剣道部の蒼留人は、竹刀を手にニャハローズスに詰め寄る。
「それは何かの間違いだ。俺は剣道部だぞ」
「そうそう、こいつは野球なんて……え?」
ニャハローズスは、蒼留人から竹刀を奪うと、かわりにバットを渡した。
そして大きく頷いて、
「竹刀をバットにかえれば……ベーブなルースになれるニャ。大きな谷を越えるニャ!」
蒼留人は思った。喋れるのか、このマスコット。
かようは思った。俺はもうダメだ……。
どれだけの時間が過ぎただろう、蒼留人はハッとした。
「わかったぞ、高杉! これはドッキリだ! ニセモノだ!」
「何!? ニセモノ? そうか、そういうことか!」
そうとなれば話は早い。
二人はこの着ぐるみが怪しいということで、脱がし始める。
ニャハローズスは、これはかなわんと部屋を出て、奇妙な追いかけっこが始まるのだった。
ふわふわ瑠奈はしばらく静かに漂うと、「うん」と言ってまたふわふわと飛んでいった。
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
12
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
朝、目が覚めて
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
漂流サーカスランド
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年09月19日
参加申し込みの期限
2018年09月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年09月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!