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岡瀬 靖久
は星ヶ丘にあるダンススクールから自宅マンションに向かっていた。いつものように自宅で昼食を摂るためだ。
「あれ?」
何故か、マンションの入り口からエレベーターホールまで、ピンク色の絨毯が敷かれていたのだ。初めてみる光景だ。レッドならぬピンクカーペット。
靖久は疑問に思ったものの、エレベーターへと乗り込んだ。
「ふむ。何かイベントでもあるんだろう」
イベントの内容を考えているうち、自身が住むフロアへ到着……したと思ったら。
「降りるフロアを間違えたかな……?」
目の前の光景に固まるしかない。
ピンクの壁、ハート型の照明、床は例のピンクカーペットだ。その他所々に愛らしいリボンなどで装飾された、メルヘンなフロアである。
「疲れてるのかもな」
なんとなく頭に手をやると、固めな素材の布の感触がした。
「ん!?」
近くにかかっていた姿見を見やると、おっさん×リボン状態になっていた。つまり、靖久はピンク色のリボンを頭につけていたのだ。
「な、なんだと?」
似合わな過ぎて、驚愕する。
「いやいやいや、いつの間に?」
慌てて、リボンを外そうとするが、何故か取れそうにない。その間にエレベーターが閉まり、ボタンを押しても反応しなくなってしまった。
「……非常階段を使うか」
リボンは謎だが、エレベーターは故障しているのかもしれない。
ふと、背後に気配を感じた。部屋のドアが開くような音がしたので、フロアの住人だろうか。
靖久は慌ててリボンを手で隠し、振り返る。
「このエレベーター壊れてるみたいですよ」
そう言って、固まった。
そこに立っていたのは、頭から裾の長い黒いローブを被った人物、しわしわの手に握られているのは、巨大な鎌だった。どう見ても死神である。
「!!??」
一瞬でパニックになった。逃げ出そうにも足が竦んで。
と、その瞬間、巨大鎌が一振り。鋭い風を切る音がして靖久の頭のリボンが真っ二つに。はらはらと地面に落ちたのだった。
とんでもなく恥ずかしかったので、それはよかった。よかったのだが、全然良くない。
我に返った靖久は全速力で駆け出した。
「うおおおおっ、外してくれてありがとぅぅぅ」
こうして本格的にメルヘンなフロアへ誘い込まれていった。
「はぁはぁ」
全力で走ったものの、マンションの通路は果てしなく続いていた。メルヘン過ぎて目が痛くなってくる。足を止め、肩で息をする。
「何故……僕の部屋は一体……そして、何故復活してるんだ、リボン」
色はわからないが、死神に真っ二つにされたリボンが頭の上に。
「き、きた」
死神だ。だが纏っているローブはレースつきのピンク色に変化していた。巨大鎌も同色だ。保護色だろうか。
「なぜ!?」
完全に同化しているわけではないので見えなくはないが。とにかく追いかけてきている。逃げなければ。
「出口、出口はどこ!?」
靖久は息が整う前に駆け出した。今度の死神は移動速度が段違いだった。すぐに追いつかれ、鎌が振り下ろされる。
「なんのっ」
鎌の先が床に突き刺さったものの、華麗なステップで交わしつつ、ひたすら走る。
と、前方にあるドアがゆっくりと開いた。住人だろうか。
「危ないですよ! 出てこないほうが、うわあぁあっ」
包丁を持った、ピンク色の人形が出てきていたのだ。
後ろからは死神、前にはマネキン。挟み込まれた。
「は、話し合いしましょう!」
一か八かコミュニケーションを図ろうとするも、持ち物が持ち物だけに殺意しか無さそうだ。
死神とマネキンは靖久の声には反応せず、迫ってくる。
と、目の前の壁に突如、窓が出現した。
「!」
抜け穴だろうか? 靖久は何も考えず、窓へ飛び付いて、体を滑り込ませた。
窓の向こうに飛び込んだ瞬間、浮遊感に襲われ、
「ぐわっ」
気づけばどこかの部屋のドアに顔面をぶつけていた。
「うぐぐ……」
通路に倒れ込む靖久。直後、ドアが開いた。
「え?」
不思議そうに首を傾げたのは、見慣れた顔だった。
「……た、ただいま」
奥さんは靖久の体勢にクスッと笑い、おかえり、と返した。
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担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
ホラー
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年09月18日
参加申し込みの期限
2018年09月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年09月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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