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フツウ迷宮を突破せよ
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深夜の散歩に出かけるため、
上下 左右
はいつものように窓から外へと出た。
「さてと」
着地してから顔を上げた左右は口を半開きにした。確かに窓から外へ出たはずだったが、そこは元の自分の部屋だったのだ。
「あら?」
振り返ると、確かに窓枠がある。しかし、その窓の向こうに見えるのはやはり自分の部屋だった。
恐る恐る、部屋のドアを開けて廊下を覗くと、いつもとは様子が違う。捩じれている通路、歪んだ階段、ドアが無く天井が低い部屋など。ところどころ、空間が歪んでいる。
「迷路みたいに入り組んでますわね」
どうやら寮全体がこのような状態のようだ。
左右は少し戸惑ったものの、
「……ちょっと探検してみたくなりましたわ」
好奇心が勝った。もしかすると夢でも見ているのかもしれない。
左右は部屋から出て、ドアを閉めた。
「人の気配がしませんわね」
深夜と言えど、寝ている寮生は大勢いるのに、まったく感じないのだ。
と、妙な音に気づいて振り返ると、通路の真ん中に扉があった。
「あれは? ……ひとりでに動いている事を除けば、普通の扉ですわね……ん?」
目をこすってもう一度見るが、段々近づいて来ているような。
そして、この音。
バッタンバッタン。
「これはもしかして……逃げなきゃダメなヤツですわー!」
左右は体の向きを変え、走り出そうとして、
「へ!?」
不自然に後方へバランスを崩してしまった。
「ちょっ」
そのまま床に尻餅をついてしまう。
「いったた」
横に落ちていた杖を拾い、腰を押さえながら立ち上がる。
「あれ?」
そこは元の廊下だった。しかし、景色が違う。足元の床に蛍光灯が埋め込まれているのだ。見慣れた廊下の床が天井のように見える。
「まさか」
重力が反転してしまったらしい。今の左右は本来の天井を床にして立っている。
「どうなってますの?」
戸惑っていると、背後から例の音が聞こえてきた。
バッタン、バッタン。
「!」
例の扉だ。
「な、何かありませんの?」
目に入ったのは、頭上の床の端に見える消火器だった。杖を伸ばして、ジャンプすればホースに届くかもしれない。
急いで消火器の真上へ移動し、背伸びをして杖を伸ばす。
「Close to you!」
左右のろっこんが発動した。
触れたホースに杖の先端を打ち付けると、消火器がふわりと浮かんで、左右の元へと落ちて来た。
「これでなんとか」
見ると、扉が迫っていた。
消火器を足元に置き、杖で先端を打ち付ける。
すると、一瞬動きを止めた扉は、消火器から逃げるように遠ざかっていった。
「よかったですわっ」
扉に背を向けて、走り始める。全力疾走はできないが、遠ざけたことによって逃げ切れそうだ。
「ええっと」
このまま天井を歩いていて大丈夫だろうか? 不安になったが、廊下の扉は逆転していたり、正位置にあったりと無作為に並んでいる。近くの戸を開け、中へと入る。
何度か廊下から扉に入るという行為をくり返してみるものの、完全に無限ループだった。廊下から別の廊下へ繋がってしまう。
「どうすれば良いんですの?」
困り果てるものの、遠くで扉の音が聞こえてくる。長い間ここにいるのは危険だ。
そして何度目かになる。目の前にあった扉を開けて中を覗き込む。
「部屋?」
そこはどこかの教室だった。今までは廊下から廊下へ繋がっていたはずだが。
「もしかして、ここ、ひっ」
突如、左右の体にかかっていた重力が逆転した。身体が浮くような感じがして、床へと落ちる。
左右はとっさに扉の枠に掴まった。
バッタン、バッタン。
扉だ。ターゲットを見つけたと言わんばかりに凄い勢いで迫ってきていた。
「えーい! 一か八か突っ込んでみましょう」
窓枠に掴まった腕に力を入れ、どうにかこうにか体の半分を部屋の中へと押し込む。
「もうちょっと、ですわ」
しかし。
「はっ!?」
迫っていた扉が、目の前にいた。倒れ込んでくる。
「わわっ」
最後の力を振り絞り、飛び込むように部屋へとダイブ。閉じていた目を開けると、そこは自分の部屋だった。
部屋の窓と扉の外を確認してみても、異常はない。人の気配もうっすらと感じられるが、静かだ。
「……や、やりましたわ! 戻ってこれましたわ!」
左右は柄にもなく、拳を握りしめた。
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担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
ホラー
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年09月18日
参加申し込みの期限
2018年09月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年09月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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