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ワールドツアー <イタリア編>
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○ゴンドラと土産交換
獅子目 悠月
は、気が付いたらイタリアにいました。
隣では
オルカ・ヴィヴァルディ
があたりを見回していました。
「あれ~、一時帰国?」
オルカの言葉に、悠月は思い出します。
オルカは父がイタリア人、母が日本人のハーフなのです。
「そうか……お前がずっと住んでた国か。なんだか妙な感慨深さがあるな」
悠月には初めての場所だけれど、そう思うと親しみが湧いてきます。
「案内してくれるんだろう?」
「うん、どうせならめいいっぱい楽しんで貰いたいよね~。行きたいとこある?」
「ヴェネツィアならやはり本場のカンツォーネが聞きたいな。ゴンドラにはどうやって乗るんだ?」
「任せて」
(どうしようか)
鴻上 彰尋
は戸惑いながら散策していました。
旅行鞄は持っているしなぜか言葉も通じるから、どうにかなる。
どうやらここはベネチアらしく、せっかくだから観光を楽しもう、とは思ったものの。
迷いの中、彰尋は見覚えのあるツインテールを見かけました。
「あおいさん?」
「彰尋くん?」
七夜 あおい
が笑顔を向けてくれたのでした。
「同じく神魂に巻き込まれた感じかな? よかったら一緒に観光しない?」
誘ってみた彰尋に、あおいはすぐに返事を返してくれました。
「うん、よろしくね」
こうして彰尋の観光は思いがけず楽しいものとなったのでした。
「映画の影響でローマにも行ってみたいところだけど、せっかくのベネチアならゴンドラに乗ってみようか?」
彰尋の提案にあおいは頷いてくれました。
「いいね、乗ってみたいな」
ゴンドラ乗り場に向かう途中。
「鴻上! 七夜!」
声に驚いてそちらを見ると、友人の悠月とオルカが立っていました。
「Ciao signorina(こんにちは お嬢さん)~! チャーミングなお嬢さんがいたらこのイタリア旅行がもっと華やかになると思うんだけど一緒に遊ばない~?」
オルカがハスキーな声で気さくに声をかけてきました。
イタリア男にとっては挨拶代わりで他意はないのですが、オルカが言うとチャラさ以上に格好良く決まっています。
「えっ?」
ちょっと困った表情を浮かべたあおいに、彰尋は思わず会話を遮ろうとました。
「いや……その」
「おい……オルカ、お前」
少しもやっとした内心を隠しつつ悠月は、あおいに愛想を振りまくオルカを止めました。
彰尋も、もやもやを感じていました。
(とっさに会話を遮ろうとしてしまったけど、彼女が困っていたからなんて理由だけじゃなくて。……ちょっと情けないな)
オルカは悠月のほうを向くと、屈託なくじゃれつきました。
「やだな~悠月、本命は悠月だけだって~」
(ごめんね~)
という気持ちを込め、ひっそり彰尋にウィンクします。
(悪い人じゃなさそうだな)
ウィンクの意味を察し、警戒しすぎたかなと思う彰尋です。
「うるさい、そんなこと聞いてない。悪いな、七夜、鴻上」
じゃれてくるオルカを照れ隠しで引き離し悠月は言いました。
「彼は悠月君の相方さんだよね、自己紹介するよ、俺は鴻上彰尋、こっちは七夜あおいさん」
「俺はオルカ。あおいさん、彰尋くん、よろしく」
「オルカ君宜しくね」
彰尋もあおいも挨拶を返します。
「せっかくだから2人も一緒にゴンドラ乗らないかい?」
彰尋の誘いに頷いてオルカは言いました。
「喜んで。交渉するからちょっと待ってて」
オルカは乗り場に行かず、ゴンドリエーレ(ゴンドラ漕ぎ)に時間を伸ばしてほしいと直接交渉しました。
「ああやってるところを見るとイタリア出身なんだと実感するな……」
少し離れたところで様子を見ながら悠月がつぶやきます。
やがてオルカは満足そうに悠月の元へ戻ってきました。
「交渉成立! フェニーチェ劇場とモーツァルトの家がみれるコースを頼んだよ。悠月そっちも興味あるでしょ~」
「モーツァルトの? それは……確かに気になるな」
ひっそりとワクワクしながらゴンドラに乗り込む悠月を、オルカはエスコートします。
その自然な動作に、彰尋もゴンドラに乗り込むあおいにドキドキしながら手を差し出すのでした。
「ありがとう」
あおいは、自然な笑顔で彰尋の手を取りゴンドラに乗り込みました。
「俺も劇場みてみたかったんだ」
ゴンドラに乗った彰尋が言うと、
「楽しみだね」
あおいも微笑みました。
彰尋は旅行鞄からカメラを取り出し撮影準備に入ります。
「たくさん撮っておきたいな」
ゴンドラはゆっくりと川を滑り出します。
悠月はゴンドリエーレにチップを払って、カンツォーネを歌ってもらいました。
アコーディオンに合わせて、流れるような美しい声が響き渡ります。
サビの部分は手を広げて歌うのでした。
(自分で歌うのが一番好きだが……勉強になる)
「悠月がご機嫌になってくれてよかったよ~」
唄が終わると、オルカは耳元で囁くのでした。
「すごいね」
あおいも楽しそうに拍手し、その顔を見ていると彰尋は嬉しくなりました。
(一緒に乗れてよかった)
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
茄子りんこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年11月01日
参加申し込みの期限
2018年11月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年11月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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