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\ オーバータイム!/
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黒い指先 ――三つ目の願い――
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●終わりの始まり
同時刻、廃墟。
「アハハハ! こりゃいいな!! 天は俺に味方したようだぜ」
悪意を撒き散らし、罪なき者の死を呼んだ憎い敵が、さも可笑しそうに喝采をあげる。
自殺を強要され命の瀬戸際まで追い詰められたゴローは、ろっこん【三つ目の願い】を暴走させ、廃墟ビルに棲み付いた幽霊達を従えた。
或いは未央に彼らが認識出来れば、顛末は異なったかもしれない。
しかし現実はそうではなかった。
盲導犬の幽霊をパートナーとする未央には、皮肉な事に実体化していないルクスの視認は叶わない。
通常はルクスが得た神魂を頼りに、何となく居場所がわかる程度だ。
ろっこんの暴走を目にしたのも、未央には、初めての経験だった。
よってゴローに支配された幽霊達の存在を知る術もなく、ポルターガイストによって飛び交う物体を、わけも分からず躱すのに手一杯だった。
向かってくる礫を、時には手にした改造釘打機で叩き落としながら、自分だけが狙われているのは辛うじて理解した。
(原因はこの男か? 知っている ろっこんの効果とは違う――ああ駄目だ、埒があかない!)
ポルターガイストによる攻撃は苛烈で、ここは仕切り直すしかないと悟る。
未央は視線を走らせ、窓の傍に立つ。
飛んできた瓦礫に、紙一重 体を沈ませれば、派手な音を立て頭上で窓硝子が粉々に砕け散った。
「ルクス!」
跳ね起きた未央が、窓から空中に身を躍らせる。ルクスも躊躇なく、それに続いた。
「バカか!! 何階だと思ってるんだ!」
ゴローの嘲笑が響いたが、未央は ろっこんで眼下に水の立方体を出現させると、その中に飛び込んだ。
一つで足りなくて、もう一つ。
落下の衝撃を受け止めた、ろっこん【透明な檻】を解除し、パートナーと共に地面に降り立つ。
全身ずぶ濡れになって仰いだ廃墟には、月光が降り注いでいる。ゴローはまだ、あの4階に居る。
未央は釘打機をズボンのベルトに挟み込むと、帽子を被り直した。
「さとみちゃんを、助けに行かなきゃ」
踏み出した脚が、がくりと折れた。
戸惑い鼻を鳴らすルクスを、未央が震える指で撫でた。
「流石に、ちょっと怖かったね……」
そうしている間にも、幽霊達は床や壁をすり抜けて、ゆっくりと未央を追ってくる。
飛んできた枝をルクスが弾いて、未央を守る。
「ありがとう、行こう」
まだ安定しない膝を叱咤し、彼等も移動を開始する。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
メシータ
前回シナリオ
黒い指先 ――透明な檻――
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
推理・サスペンス
ホラー
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年09月07日
参加申し込みの期限
2013年09月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年09月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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