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猫耳にゃん!
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(この羞恥プレイはいつまで続くのかにょ……)
黒兎 都
は昼休み、尻尾を揺らしながらぽてぽてと学校の中庭を歩いていた。
元々マイペースのみやこ……いや、みゃこさんは、学校でも「きにしにゃーい きにしにゃーい」と、ほぼほぼ普段通りだ。
(仕方にゃいのだ。騒いだところでどうせしばらく戻らにゃいし)
寝子島で様々な経験を積んできたみゃこさんは知っているのだ。こーいう理不尽神魂系の災難は、最悪1日くらい置けば戻る事が多い。……なぜ知ってる! そして思考回路も結局にゅこ語になってるぞみゃこさん!
まあそんな感じで過ごしてきた都。それでも猫の特性には逆らえず、ぽかぽかした陽の光に誘われ中庭に出てきたという訳だった。
「うにゅ~、丸くなりたいにょ~」
都はふにゃ~とあくびをすると、こしこしと目を擦った。身体能力がにゅこ化するならともかく、こんな特性ばっかり近付いてもあまり得した気がしない。気持ちのいい陽だまりはどこかにょ……。
都は尻尾をぱたぱた歩いて行く。そして少し奥まったところに、理想の陽だまりを発見した。
(温度といい明るさといい最適にゃ……!)
都はキランと目を輝かせた。しかし、ここに辿り着くまでに都は気付かなかったのだ。自分が求める陽だまりというのは、猫達も求める陽だまりだという事に。そして驚愕した。その陽だまりには、みゃーみゃーとたくさんの猫達に囲まれた、猫耳を生やした女生徒が座っていたのである。
楡宮 遠海
は些か困っていたのである。
寝子まんまをたらふく食べて満足した彼女は、少し休もうと中庭に腰を下ろした。すると途端に1匹2匹と猫達に囲まれ、いつのまにか猫ハーレムが出来上がっていたのだ。
(猫化してるから寄ってきやすいのかしら?)
じゃれつく猫達の相手をしてやりながら、遠海は考える。すると、前から唸るような声が聞こえてきた。
「にゅこ……にゅこ……!」
「にゃん?」
顔を上げた遠海は固まってしまった。そこには猫耳を生やした女生徒が、今にも飛びかからん様子で涎を垂らしながらこちらをランランと見ていたのだ。
「ひにゃっ?!」
「「「ニャー?!」」」
喰 わ れ る ?!
思わず毛を逆立てた遠海達。猫達は遠海が抱いていた1匹を残し、皆一目散に逃げていってしまった。
(な、何が起こったの?!)
動転した遠海は猫と抱き合い動けないままだ。すると、立っていた女生徒は突然力なくその場にしゃがんでしまった。
「うう……。やっぱりにゅこ化してもにゅこには好かれないにょ……」
(あら? この人、朝見かけた先輩じゃないかしら)
特に何をされる訳ではなかったので落ち着きを取り戻した遠海は、女生徒を見て気が付いた。制服の下にパーカーを着てるし、間違いないと思うけど。
「あの……先輩も、猫耳が生えたにゃん?」
遠海は恐る恐る声をかけた。語尾が猫語になってるのはご愛敬だが。
遠海の声に、落胆している都は猫耳を伏せたまま力なく顔を上げた。
「ん~、朝起きたらにょ……。でもにゅこ化したってやっぱりにゅこは逃げるし、誰得なのかにょ……」
(にゅこって……猫の事かしら)
そうだとしたら、ちょっと気の毒だ。でもさっきの勢いだとどうしたって猫は逃げちゃうし……。
考えていた遠海はふと視線を上げ、パチパチと瞬きをした。そして小さな声で都に言った。
「先輩、動かないで聞いてくださいにゃ。先輩のしっぽに……猫がじゃれてますにゃん」
「!」
ビキン! と都が尻尾と耳を立て、固まった。遠海が慌てて続けた。
「先輩、しっぽはゆっくり揺らしてにゃん! でも後ろを見たらダメにゃ」
そうなのだ。さっき遠海が抱いていた猫が、いつの間にか都の尻尾にじゃれていたのだ。都がまた尻尾を揺らすと、猫はじゃれ始めた。
「にゅこは……にゅこはいるかにょ?」
ビキビキと背中を緊張させながら尻尾だけ揺らし、都は遠海に訊く。遠海はにっこりと笑った。
「はい、とても楽しそうですにゃん」
(きっと、猫は先輩の勢いにびっくりしてるだけなのよね。それに今私達、半分猫だから仲間みたいなものだし。……振り向けないのは気の毒だけど)
遠海は都と猫を温かく見守る。と、逃げていた猫達も遠海の許に戻ってきた。
まだまだ続くお昼休み。もうちょっとみんなで日向ぼっこ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
KAN
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年08月26日
参加申し込みの期限
2018年09月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年09月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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