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【星幽塔】第七階層 そうだ、祭りに行こう
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●
シグマとラムダは、実際に、さそりのから揚げを食べてみていた。
「……ふーん。まあ、悪くないな。とくにこのハイパーサソリは値段の割りに食い応えがあっていい!」
こまかく千切ったハイパーサソリの肉を豪快に揚げたからあげは閉店前のスーパーの投売りのごとき気前の良い価格だった。
「まあ、デカいぶん、味も大味だけどな!」
がははは! とまた声を上げて笑うシグマは、なんだかんだでその味にもご満悦のようだ。豪快な彼には豪快な味のからあげが舌に合うのかもしれない。
「ちょっとシグマ。いくら安くて量があるからって、食べすぎはダメよ」
ラムダは、自分もさそりのから揚げをつまみながら、凄まじい勢いでから揚げを食べ続ける相棒に制止のアイスブレスを吐く。
「うお、冷てぇ……! よし、頭も冷えたし次は……って、こっちは的当てかよ」
凍える吐息で頭を冷やしたシグマが次に目をつけたのは、ゲームの屋台。
だが、シグマはあまり乗り気ではないようだ。
というのも、遠距離武器は、シグマはあまり得意ではないのだ。
「まあ、そう言わずにやっていきなよ、竜の旦那。男なら投げナイフの一つや二つできないと、嫁さんに愛想尽かされちまうぜ!」
「嫁じゃなくて双子なんですけどねー。まあ、ここはあたしがやっておきますかねー」
夜店の店主に代金を支払い、ダガーを受け取る。
と、そのとき。
「いや! 俺がやる! ここまで言われて引き下がっちゃ、
シグマ・F・FG
の名がすたるって――」
「はい、ストップー」
と、そこで再びラムダのアイスブレスが火(?)を噴いた。
いつも前のめりなシグマと、そのストッパー役のラムダ。
二人の関係は、どこにいても、祭りの中でも変わらないようだ。
●
水上 桜
は、何かというと踊りに縁があるようだと思う。
「これ、完全にベリーダンサーのコスプレよね。なんか無駄に露出高いし」
とはいえ、これまでに星幽塔では水着で水を売ったりしてきた彼女である。
「まあ、水着よりはマシか……」
と、凄い納得の仕方をして、彼女もまた祭りの会場をまわる。
「そこのお嬢ちゃん。たまには弓じゃなくて、投剣はどうだい?」
「……わかるの?」
投剣的当ての店主に呼び止められ、桜は目をぱちくりさせる。
「ははは。なんとなくね。で、どうだい?」
「そうね。気になる景品もあるし」
と、桜が狙いを定めたのは、さそりのぬいぐるみと、綺麗な石を使った装飾品だった。
「えいっ! ……あ、外れた」
なかなか難しい。やはり星の力のサポートを得た弓のようにはいかないらしい。
「ははは。惜しい惜しい。もう少し肩の力を抜いて、的に向かって真っ直ぐ投げてみな」
「ふーん。こうかしら?」
言われたとおりに、やってみる。
すると、今度は当たった。さそりのぬいぐるみゲットである。
「おお、やるね。だが、お嬢ちゃんの腕はそんなもんじゃないだろ?」
「なかなか商売上手ね、お兄さん」
微笑みながら、追加で投剣を購入する。
それから、しばらく桜の奮闘は続き、結果、『ミニサソリの琥珀のブローチ』を一つ入手することになる。
●
ジーナもまたその頃的当ての夜店を発見していた。
「へー。的当てっすか。なかなか珍しい鉱石を使ったアクセもあるっすね~」
ジーナが物珍しそうに景品を眺めていると、店主の若い男が相好を崩す。
「お兄さん。なかなか見る目があるね。うちの景品は、みんな、このあたりでしか採取できないレアものを使った装飾品ばっかりさ。まあ、祭りの店の店主はだいたいみんなそう言うんだけどね」
「ほ~。まー、贋物は見る人が見ればわかるっすからね~」
くだらない贋物を掴まされて、がっくりくるのもまた祭りの夜店の醍醐味――という人もいるだろう。
「では、面白そうだし、いっちょやってみるすかね~」
「毎度あり!」
代金を支払い、ジーナはえいやっと短剣を投げてみる。もちろんは狙いはレアものを使ったアクセであったが――。
スカッ、スカッ、スカッとものの見事に当たらない。
「うあ~。面白いくらい当たらないっすね~……」
自分でもそんな予感はしていたのか、特に驚いた様子もなくジーナが言う。
と、そこに先程『ミニサソリの琥珀のブローチ』をゲットした夏朝が通りがかる。
「……あ、思いっきり投げるといいらしいよ。『とりあえず生中!』みたいな感じで。さっき、僕もそれで取れた」
「……と、とりあえず生中っすか? わ、わかったす。ありがとう」
夏朝の言葉に半信半疑になりつつも礼を言い、ジーナはそれを試す。
(とりあえず生中っす!)
すると、にわかには信じがたいことに、さっきより精度が上がった。何故だ。
が、やはり外した。
「あははははっ! それだけ外すやつも珍しいな! 面白いから、参加賞に一番安いのやるよ!」
「お、ほんとっすか! ありがとうっす!」
期待してなかった景品として、『ミニミニサソリの琥珀』を貰え、ジーナはホクホク顔でさらに他の屋台をまわり始めた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
13人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年08月24日
参加申し込みの期限
2018年08月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年08月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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