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【星幽塔】第七階層 そうだ、祭りに行こう
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●
ラムダとシグマは、祭りの会場をひとまわりした。
その結果。
「全部サソリじゃねぇか!!!」
という衝撃の事実に、シグマは激昂した。
そんな彼の姿に、
「ねー、ママー、あのドラゴンのおじさん、怒って鱗が真っ赤になってるよー」
「これ、ひとを指差しちゃいけません」
と、通りすがりの子供が興味しんしんだった。このあたりでは赤い竜人は珍しいのかもしれない。
「はいはい、叫ばない叫ばない。子供達が見てるじゃない。まあ、さすがにあたしも驚きはしたけど……」
ラムダはそう言ってシグマをなだめつつ、これまでに遭遇した食べ物系の夜店のメニューを指折り数えて思い出してみる。
「さそりのから揚げにさそりヤキソバ。さそりフライに、串し焼きサソリ、さそりの天ぷら。それに……ハイパーさそりのからあげ?」
「ほとんど揚げ物じゃねぇか! しかも、から揚げ二回言ったろ!」
珍しくシグマがラムダのボケに突っ込んでいる。いや、別にラムダにボケたつもりはないのかもしれないが。
と、そのとき。
「大丈夫だよー。さそりはもはや飲み物なんだよー!」
すぐそばを通りがかったラッチョが、ご立腹のシグマにそんな斬新な新説を主張した。
「……なん……だと……?」
さすがに、これにはシグマも愕然とし、通りすがりのターバンから耳を垂らした少年の姿を二度見する。
そんなラッチョの手にはこれでもか、というぐらいの食べ物が握られていた。
「ボウズ、お前、ただものじゃねぇな……」
シグマは、その量に、少しばかり冷や汗を垂らすほどだった。なるほど。斬新な主張を裏付けるに足る食いっぷりである。
「ボウヤ、さそりおいしい?」
ラムダは、ラッチョに訊いてみる。
それに対し、
「うん! さそり、というだけで差別しちゃ駄目だよー。そりゃ、ボクも最初はびっくりしたけど、食べて美味しくて、キケンがなければそれはもう立派な飲み物なんだよー!」
と、はグルメリポーターも真っ青な感想をまくしたて、また次の夜店を目指して去っていった。
「……まあ、それしかないというならそれを食べるしかないわね」
「だな」
ラッチョの情熱にほだされたのか、とりあえず食べてみるという結論に達し、二人はもう一度夜店をまわりなおすことにするのだった。
●
ティオレ・ユリウェイス
の本業(?)は盗賊である。
(……近場に新しい遺跡が発見されたって聞いたから来てみれば、この人の数はなに?)
よもや全員がご同業――というわけではあるまい。もしそうだとしたら世も末だ。
「おお、そこの姉ちゃん。あんたも祭りにやってきたのかい?」
「……祭り?」
不意に声をかけられて、ティオレは思わずというふうに首を傾げる。
が、すぐに適当に話を合わせる。まさか盗みにやって来ましたとも言えないし。
「祭りの会場はどっち?」
「あっちだぜ。でも、ちょっと待ちな。会場に向かう前に、うちで着替えていきな。姉ちゃん、ダンサーだろ? いい衣装貸してやるよ」
声をかけてきた男は貸し衣装屋で、ティオレにベリーダンサー風のセクシーな衣装を貸してくれた。
(せっかくだから、少し遊んでいこうかしらね)
息抜きがてら夜店をまわってみる。
すると、ティオレは本業で馴染みの深い短剣を使った的当ての店を見つけた。
「おお、そこのキレイな姉ちゃん的当てやってけよ。大丈夫。10本に1本ぐらいはおまけしてやるよ」
夜店の主人が微妙に上からな物言いで、そんなことを言ってきた。
「ふーん?」
適当に頷きつつ、ティオレはスパンと11本分、ダガーを綺麗に命中させた。
それを見て、夜店の主人はあんぐりと口を空けたまましばし固まっていた。
「……おいおい。姐さん、ご同業かよ……。これもおまけしてやるから、これで勘弁してくれ……」
「これに懲りたら、人を見た目で判断しないことね」
何の同業と思われたのが知らないが、おまけをつけて貰った装飾品――『ミニサソリの琥珀のブローチ』×6と、『ミニサソリの琥珀のネックレス』×6を適当に身につけ、ティオレはまんざらでもなさそうに次の夜店へと繰り出すのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
13人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年08月24日
参加申し込みの期限
2018年08月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年08月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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