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せんせいといっしょ:泉先生編
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転:昼下がりの部
この美術展でアルバイトをしている者もいる。
朝からアルバイトとして働いていた
御剣 刀
は美術品を傷つけぬよう、手袋を嵌めて活動をしていた。前日も放課後から絵画や彫刻などの搬入を手伝い、そうしながら『普通ではありえない構図の物』を探してみたが、特に気になる物は無かった。ただその中にいつぞやの九夜山で起こった出来事を描いたであろう絵が出ていた事には驚いたが。
(……という事はあの事件に巻き込まれた誰かの作品かもな)
その優しくも夢に溢れた絵に和みつつ、彼は搬入の仕事を精一杯頑張った。
今日も開場前の準備の他は来場者への案内やら、清掃やらとキビキビ働き、漸く休憩時間になった。貰ったお弁当を食べ終え、少し美術展を回ってみよう、と思っていると向こうから見覚えのある初老の男性が1つの絵の前で微笑んでいる。
「泉先生、ですか?」
「ああ。君も見に来ていたのか」
刀はここでアルバイトをしている事と、今は休憩中である事を言うと竜次はそうか、と頷いた。
刀は色々と寝子島で起こっている不思議な出来事が切っ掛けで彼もまた、色々調べるようになった。その事もあり、この島で生まれ育ち、歴史や言い伝えに詳しい竜次に思い切って『寝子島の謎を追うようになった切欠』を聞いてみる。
「切欠は、祖父母やご近所さんが色々話してくれたここの伝承だったな。その内、それだけじゃ物足りなくて、自分で調べ始めたんだよ」
その内に色んな不思議を追いかけていたんだ、と笑う竜次の目は輝いている。自分もそんな目になっていると気づいていない刀は、静かに耳を傾ける。
「探検している内に仲間も増えて、ホント毎日が愉快だったよ。……ま、今は君達の番だ、何か掴めたら気が向いた時にでも話して欲しい」
竜二がそう言えば、刀も自然と胸を張っていた。
「俺はこれからも寝子島の不思議を追い続けます。泉先生、負けませんよ」
「おう」
こんな2人をみた知人たちは、後に語る。2人ともいたずらをする前の子供みたいに、とてもわくわくしたような瞳をしていた、と。
「頑張ってるみたいだな」
竜次が笑いながら手を上げると、
新井 すばる
は会釈した。すばるは先日、この担任から言われた課題を期限までに提出する事ができなかった。そこで竜次はここでの館内ガイドをする事でチャラにする、と言ったのだ。朝から美術展に来ていた竜次は、すばるの頑張る姿を見ていたのだ。
所で、すばるがどのようにガイドしていたのか。
彼はまず、『ガイドされて喜ぶ人』を探す事にした。1人で静かに見たい人もいれば時間の都合で長くいられない人等もいるだろう。そこで、『探偵らしく』人間を観察し、ガイドを求めている人を探してみよう、と思い立ったのだ。すばるは、眼鏡を正してあたりを見渡しながら、そつない仕草で人々を観察していく。
(あっちは待ち合わせっぽいね。デートかな? そっちの団体はバス待ち……。あの寝子高生の女の子はこっそり自分の作品の評価を見に来たって感じだねぇ)
そんな風に考えていると、小学生ぐらいの少年が困ったように辺りを見渡している。何か見たい作品があるようだが、探し出せないようだ。
「こんにちは。僕が案内しましょうか?」
すばるは自分が『ガイド』と書かれた腕章を見せながら伝えると、少年は「お願いします」と頭を下げた。
貴方が見たい物は解っています、と自信を持って道案内するすばる。その途中でちゃめけを入れてトイレの場所を説明すれば、少年はくすり、と笑う。そうしているうちに木彫りのサンマさんの群れへとたどり着く。
「こちらをご覧下さい。これは彫刻刀を使って掘り出されています」
「凄い! わかるの、お兄さん?」
「ええ、ここ見て下さいほら刃の形がくっきりわかりますよ」
と示して説明する。消して飽きさせず、かといって説明しすぎず。絶妙な言葉で少年は引き込まれていく。
これが良かったのか、次々に案内を頼まれていたすばるは、漸く昼食をとり終えた所だったのだ。
「新井。よかったら、俺も案内してもらえないか?」
そう頼まれれば、少し緊張しつつも笑顔で応じるすばるであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年07月06日
参加申し込みの期限
2013年07月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年07月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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