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せんせいといっしょ:泉先生編
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陶芸の作品が並ぶ一角に、静かに微笑む男性の写真があった。そこには素朴ながら優しさを滲ませた、柔らかそうな作風の器や壷、花瓶が並ぶ。そこに足を運び、ゆっくりと眺める人々を見ながら、僅かに顔を綻ばせる、白髪の乙女がいた。
(親父の作品は、愛されていたんだな)
吉祥寺 黒子
は内心でそう、呟きながら瞳を細める。彼女は今、普段の露出が多くクールでクレイジーな出で立ちではなく、枝垂れ桜の絵が美しい、上品な訪問着姿でそこにいた。
本来ならば陶芸家であった父親がここにいる筈だったが、今年の春、母親と共に事故で亡くなってしまった。これが彼女の父親の『最後の晴れ舞台』となってしまったが、それ故に黒子はちゃんと見届けよう、と病に倒れる前の、清楚で気品ある仕草で対応していた。
吉祥寺灰呂
寝子島出身の陶芸家で映画村の大道具係から転身、芸術的かつ遊び心満載の作風が得意だった。
今年の4月2日に奥方共々交通事故で死去。
紹介文と共に張り出された父親の写真を見、黒子は1つ頷く。そして、来客へと凛とした笑みを向け、対応する。
「いらっしゃいませ。本日は、亡き父の最後の作品達を見に来ていただき誠にありがとうございます。皆様に見てもらえて父も喜んでいます」
どうか今日は心行くまで鑑賞していただけると幸いです、と優しく微笑めば普段の彼女を知る者は思わず目を見開く事だろう。
(黙って見てろ。これが、本来の俺なんだよ)
また内心で呟いていると、ふと竜次がそこを訪れた。思わず目が合えば、竜次は静かにある茶碗の前で佇んだ。それは、見る角度によって猫にもサンマさんにも見えるという物だった。
「泉先生……。親父が、生前世話になったな」
「吉祥寺、来たぞ。……しかし、これが最後になっちまうとはな……」
竜次は、黒子の父親にとっても師である。一時期デッサンの修行の為に竜次に弟子入りしていた、と黒子は聞いていたし、父親が目の前にいる教師を目標にしていた事も覚えている。それ故に何か父に一言何か言って欲しい、と言えば竜次は小さく笑う。そして、小さな声で何か、遠い目で告げたものの、黒子には聞き取れなかった。
もし、聞こえていたならば、黒子はどんな表情をしただろうか? 竜次は帽子をかぶり直し、小さく笑う。
――吉祥寺。君は、いい娘を持って幸せ者だな。
でも、もっと君の作品を見てみたかったよ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年07月06日
参加申し込みの期限
2013年07月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年07月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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