「これでよし」
泉 竜次が、小さく呟いて笑った。彼がいるのは美術室近くの掲示板前。そこに貼られたのは『芸術と寝子島美術展』と書かれたポスターだった。
興味を持った貴方が声をかけると、竜次は楽しそうに話してくれた。
「今度の土曜日から一ヶ月間、アウトレットモールの一角で美術展が開かれる。寝子島に縁のある芸術家の作品が展示されるそうだ」
話によると、主催者の計らいで寝子島にある学校に通う生徒達は学生手帳か制服姿で行くと無料で入る事ができるらしい。
「俺の教え子も作品を展示していてな。それで土曜日にでも見に行くつもりだ。まぁ、そこで会うかもしれないな」
竜次はそう言ってポスターの前から立ち去った。
今度の土曜日は予定がない。貴方は先生に会えるかな、と思いながらそのポスターを見続けた。
菊華です。
このシナリオは『せんせいといっしょ:久保田先生編』の泉先生バージョンとなります。今回は美術担当の泉先生と一緒に美術展を楽しみましょう!
因みに今回の美術展は寝子島出身だったり、寝子島に縁のある芸術家の作品が展示されたものです。
(架空の芸術家を出しても構いません。詳しくはサンプルアクションを参考に)
主な作品
・木彫りの巨大サンマさん像
・寝子島の生活風景(油彩画)
・銭湯を楽しむ猫達(水彩画)
・九夜山の桜(版画) 等
また、閲覧出来る時間は午前9時から午後8時までです。
泉先生は時間いっぱいまでゆっくりみるつもりでいます。
美術展に行くきっかけとしては
・先生の話を聞いた
・美術展で出くわした
・美術展でアルバイトをしている
など色んなパターンがあるかと思います。ご自由に理由付けしてみてください。(一応サンプルアクションにも書いてみました)
トラブルも何もないシナリオで、泉先生との交流を楽しんでください。
それでは、ご参加お待ちしております。