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せんせいといっしょ:泉先生編
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赤いTシャツに黒のベストが似合うのは、どこかの大学生らしき青年……ではなく、変装した
桜井 ラッセル
だった。芸術科の生徒と竜次がこの美術展の話をしていたのを聞き、足を運んだのだが……近くで竜次と千鶴が話しているのを見、慌てて目深に帽子をかぶった。内心では「大学生に見える。うん、いけるいける」と言い聞かせ、言葉を噤む。
知り合いに見られたら聞かれそうで、友達と回ったらゆっくりとは見られない。そう考えた彼はこの変装を思いついたのだ。言い訳だとは思っているけれど、今は1人でここに居たかった。
そうしながらも先程から見ているのは、こちらも幻想的な絵画だった。油絵具を使っているにも関わらず、淡い色合いが特徴でラッセルは釘付けになっていた。
「……この森の、緑と青のコントラストに自然な透明感。霧の体感まで感じそうな静寂の中に佇む一頭の鹿か……」
朝の森を描いているとも見えるその絵を長い事眺めていると、不意に並んで立つ竜次の姿を見た。最初は避けようとしたラッセルであったが、不自然だなと考え直し、ずっと絵を見続けた。そうしながら、彼は自然と自分と芸術について考えていた。
ラッセルは、貧乏で夢を追って敗れた人の事を知っている。だから自分は『普通』に勉強をしなくてはいけない。確かに芸術が好きだ。けれども、真面目にやっている人たちに張り合う程の技術はない。
(だから、その術が、自分が見えないうちは日陰で、磨いていきたいんだ)
――たとえそれが、日の目を見ないとしても。
暫く黙って並んで絵を見ていた竜次だが、何かを察したのだろう。
「行動あるのみだよ、若人」
「えっ?」
それだけ言うと、ラッセルの肩を叩いて小粋な笑みを零す。そしてふらり、と立ち去った。その背中を見送った彼は金の髪をさらり、と揺らして首を傾げる。
「……磨き続けろ、という事なのかな?」
小声で呟きながらその場を離れ、今度は彫刻が並ぶ場所へと立ち入る。顔を上げたとたん、彼の目に入ったのは……先ほど見た絵から出たと錯覚させるような、鹿の彫刻だった。その存在感のある姿に、思わず彼は息を飲み、言葉を失った。
(木彫り……! やべぇ! すっげぇ丁寧な仕事してる……!)
運命の出会いとは、この事だろうか? ラッセルは先ほどの絵より長くこの彫刻を見つめ続けた。そして、どうすればこの様な物が造れるのか、真剣な目で吟味していた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年07月06日
参加申し込みの期限
2013年07月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年07月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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