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バニーさん VS パンツさん ~ハチミツを添えて~
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■登場! バニー団
「下の状況はどうなってんだ」
相変わらず階下の状況が入って来ず、焦りを見せる蜂形とかよう。それに対し
「安心してほしい。楓子のスマホは繋がる」
楓子は安心の息を吐く。
「皆、落ち着け! 例え階下に異常があっても、この部屋のセキュリティは別システムだ。そう易々と攻め込まれるわけは……」
「蜂形さん……! 残念ながらおそらく、既にバニー団はこの部屋に……」
時子が蜂形の側に寄り、耳打ちすれば
「なんだってぇー!!」
思わず声を荒げる蜂形。
「一体誰が……」
眉間に皺を寄せ、辺りを見やる蜂形。
その瞬間、ドゴォン! とフロアのエントランスからも音が響いた。
蜜蜂警備隊員達が急いでフロアエントランスへと向かえば、入り口の重厚な扉が倒されていた。
そして――煙と共に現れた3つの人影。
黒エナメルのバニースーツに白い兎耳、美貌の怪盗が口上を述べる。
「セクスィバニー怪盗アヤ、見参!」
胸を寄せるように腕を交錯させ、上体を前のめりに胸元を強調させるセクスィーなポージングでウィンク☆
流石は演劇部員、恥じらいは胸の奥に仕舞ってやりきった!
「ヴォ―パルバニーの誇りを胸に! ネイティブバニー、けんざん!」
多分、バニー・ザ・ドリルから『こう叫ぶのよ』と教えられたのだろう、アスワドが白いバニー服でポーズを取る。それはそれはとても愛らしい。
手足に巻いた布がネイティブ感を十二分に表現し、その両手には武器である
クークゥル
と
ヴォ―パル
なる刃物を握っている。
そして、その隣にいるのは蜜蜂警備隊の制服を纏った少年の姿。
「もしかして、先程の……!」
時子が残念そうに、少年に声を上げる。
「あまりに呆気なくて驚いたよ。ライバル関係から降格してしまいそうだ」
ふふ、と不敵な笑みを浮かべ、少年――サキリが己の制服の首元を掴んだ。
そしてマントを翻すかのようにバサァッと制服を引けば、次の瞬間には
「バニーソードを譲り受け、変身するは兎の姿。ブレードバニー、見参っっ!」
中性的な小柄な少年だったはずのサキリの姿が、まるで刃物のような輝きを持つ白銀色のバニースーツに包まれる。
その身体は女性のものと変化しているが、元々中性的な美貌を持つサキリ。違和感がないどころか、凄くイイ。実にイイ。
「それじゃあ、黄金の林檎はいただいていくよ」
サキリはうさぎをモチーフとした剣、バニーソードを手に飛び出した。
「いけぇー! あいつらを全員捕えろ!!」
蜂形の檄が飛び、名もない蜜蜂警備隊員が束になってバニー団の3人に飛びかかる。
蜜蜂警備隊員達が訓練されているのはわかる、が。
(元・裏社会の何でも屋を舐めないで欲しいね)
掴みかかろうとする警備員達を次々に、そして易々とバニーソードで峰打つ。
「邪魔。どいて」
アスワドも小柄な身体で、しかし各手に持つ大きな刃を華麗に振り回し、蜜蜂警備隊員に向かっていく。
すれ違った警備隊は己の身体が斬られたものと青褪める……が
「いや、違う……!」
斬られたのは、己の服だけ。
「いやん!」
両手で大事な部分を隠す蜜蜂警備隊員・田中真一さん(46歳)の青ざめた顔が赤く染まる。いや正直おっさんの裸はどうでも良い。
「あー、やっぱこうなっちゃうかねぇ」
3人の兎っ子が大勢の警備隊員を翻弄する姿にかようが苦笑を零しながら、傍らのロージンバッグを掴み。それをお手玉のようにポンポンと弾ませる。
そして次に、手に持つは野球ボール。
「てめぇら、まとめてデッドボールくらわせたるっ!」
かようが大きく振りかぶり……投げた。
ギュンッと一直線に投げられたかようのボールはアスワドを狙う、が。
「よいしょ」
近くにいた蜂蜜警備隊員を盾にするアスワド。そして
「うがぁっ!」
パン! と弾ける野球ボールから蜂蜜がどろりと垂れる。
「ちっ。凄い反射神経だな。俺の野球チームに来ない? ……っと!」
アスワドに言いながら。今度は牽制球を投げるようにサキリへとボールを投げる。
「……ッ!」
サキリがバニーブレードを振るえば、かようが投げたボールに当たり、ボールは真っ二つとなった。
しかし中身は蜂蜜。刃にベタつきが残ることに気付き、刃ラヴのサキリの眉間に皺が寄る。
「ボールはまだまだある! さぁホームラン打ってみな!」
時子がボールパーソンを務め、手渡された蜂蜜球を何発もバニー団へと投げつける。
どちらかと言うとモロに喰らうのは仲間である警備隊員の面々ばかりではあるが、その剛速球が当たれば痛い。そしてベタつく。
なかなかアスワドやサキリにボールを当てられないことにかようは困惑するどころか、ワクワクとした気持ちが芽生える程で。
「ははっ、早ぇな! こりゃあいい練習になるぜ!」
ニカッと笑うかよう。
「オレの魔球を喰らいやがれ! 88(エイティエイト)ソニック!!」
8の字を描くようにも見える球筋にアスワドやサキリも驚きを見せる。ボールが分裂するような錯覚を起こせば。
「……くっ」
アスワドの左腕にかようのボールがヒットし、蜂蜜が飛び散り。アスワドは顔を歪めた。
「大丈夫か」
強い衝撃は受けたものの、アスワドは強い眼差しを崩さない。
「よっしゃ、もっともっと行くぜー!」
かようのボールに、サキリやアスワド達は着合いを入れ直す。
そんな中、スマホから目を離し、状況に目をやる楓子。
「こうなったら、まとめてドン、で良いのでは」
楓子は呟き、そして取り出したのは重厚なバズーカ砲。楓子はその華奢な肩にバズーカを乗せ、真剣な表情でスコープを覗く。
その脳裏では
(出来れば美少女に当たりますように)
引き金を引けば、蜂蜜のたっぷり詰まった弾が勢いよく飛び出し――敵味方関係なく打ち込まれる。
「更に射撃攻撃が増えたか……。流石に数では劣勢だね」
楓子のバズーカ攻撃を避けながら、サキリは呟いた。
アスワドも他の蜜蜂隊員を盾にしバズーカ砲やかようのボールを避ける。
「……あら?」
かように蜂蜜ボールを次々に手渡すというボールパーソンに徹していた時子が気付いた。
今、部屋を飛び回っているバニーの数は……2人。
「黒いバニーさんはどこへ……」
「本当だ、いないぞっ!」
蜂形も声を上げれば。
「ここは楓子に任せて。3人は黒バニーを」
楓子の言葉にかようと時子、蜂形は頷き、サキリとアスワドを楓子に任せるのだった。
「さぁ、蜂蜜でベッタベタのギットンギットンにしてみせよう」
改めてバズーカを担ぎ。
「ふはははははは……!」
感情の籠っていない声、真顔でバニーさんバズーカ砲をぶっ放す楓子だった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
金原りく
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
お色気
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年08月23日
参加申し込みの期限
2018年08月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年08月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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