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寝子島高校
輝け! 写真館 Recollection
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■強力な助っ人
「と、ゆーわけで。絢先輩っす」
とある雨の日、写真館リコレクション店内。
バイト中の
紗雪 幽
が『ジャ~ン!』という効果音でも流しそうな勢いで手で指し示した先には、苦笑を浮かべた
青山 絢
の姿があった。
「チラシを配った甲斐があったっすよね。まさか絢先輩が通りがかるなんて」
「まぁ、幽くんが捕まえなくてもあたしが連絡してたかもしれないのは否めないけどねー」
アハハウフフと盛り上がる幽と理子をよそに、絢は眉を顰めた。
先日の夕暮れ時、写真館の前を通りかかった理子。
軒先に飾られている己のウェディングドレスの姿は気恥ずかしく思いつつも、つい目で追ってしまう。
そしてそのまま写真館の前を通り過ぎようとした所
「あれ? 絢先輩じゃないっすかー」
明るい声が耳に響いた。
顔を見れば、耳元に赤いピアスが輝く少年、幽の姿。
「あ、ドレス写真の姿見てたんですねー。いー感じっすよねー」
にへら、と幽が笑う。
「どうしても、前を通ると視線が行ってしまうのよね……」
気恥ずかしさも感じながら、絢が頬を染める。
「今日もバイトしてるのね。お疲れ様」
それじゃあ、と絢が歩みを進めようとした瞬間。
「あ! 絢先輩! きっとまた理子さん、絢先輩の力を必要としてると思うっすよ」
気が向いたら連絡くださーい、と幽は人懐っこい笑みを見せ、絢にチラシを手渡すのだった。
無視することだって出来たけれど。
困っている人を無下にもできないし、と今日も絢は写真館を訪れていた。
(今日の服装は何かしら……)
呼ばれたものの、今日は何が行われるか聞いていない絢。
(もしかして……またバニーガールでは……)
絢の脳裏に浮かぶ日々。
思えば、チラシ配りでバニーガール服を着てから様々なことがあった。
前回のウェディングドレスはまだ良いとしよう。
露出度はあったとしても、なんかこう、厳かだ。気品もある。
しかし、そこで油断してはならない、と絢は口をキッと結んだ。
先日の寝子島高校の創立記念祭でバニーガール姿を晒す羽目となった。いつ、何を着せられるかわかったもんじゃない。それが寝子島だイェスバニー。
(まさか続けてってことはないわよね……)
口元に手を充て、幽と理子の動向をじっと見守り。
「へー、ウェディングの次は水着っすかー」
「やっぱり、季節って先取りが大事じゃない? どう、この水着ー。絢ちゃんに似合うと思わないー?」
理子が持って来た水着の山・山・山。
色とりどり、またビキニやワンピースなどありとあらゆる水着は目にも鮮やか、カラフルで。
(ある意味、バニー以上に露出度が高いわよね……!?)
「ほら、これなんて凄くない?」
「ちょっと理子さん、健全な高校生には刺激が強いっすよー」
理子が手に持つ水着は兎にも角にも布地が少ない。
どの部分で何を隠すのか、それはむしろ紐なのじゃないか。絢の表情が引きつる。
「じゃあ、こっちは?」
「それむしろ水着じゃなくないっすか?」
「スリングショットっていうらしいわよー」
幽と理子のやりとりに軽く目眩を覚える絢。
「いや、それ着た女性の写真を店頭に飾ったら間違いなく家族連れ来店しなくなりますって」
「じゃぁ、これはー」
「理子さん、人はそれを包帯と言うっす」
もはや水着じゃない、と絢も心の中で突っ込む。
「えーでも、これとか絢ちゃん似合いそうじゃない?」
ねぇ、と理子の顔が絢に向く。からかわれているのか、本気なのか。ギリギリのラインで攻めてくる理子に
(従姉と同類としか思えない……)
苦笑するしかない。
「あの、私これが着たいです、これにします」
このままでは押し切られてしまう。そう思った絢は手近にあった水着を掴んだ。
「あらっ、可愛いじゃなーい! それでいきましょっ!」
理子がポン、と己の手を叩く。そして満面の笑みを浮かべ絢を更衣室へ案内するのだった。
「いやー、しかし。女性の水着って種類豊富っすねー」
絢の着替えを待つ間。理子が水着の整理をしているのをそっと覗く幽。
愛らしいものから、水着としての実用性皆無なものまで様々にあり。
「そうねー。男性よりは種類豊富よね」
「俺も学校のやつ以外も買っといた方がいいかなー」
いくつかの男性用水着を手にし、眺める幽。
「え? 全然貸し出すわよ? これとかどう?」
「褌は勘弁っす」
あら残念、と笑う理子。そっと赤い褌を畳む。
「海とか行きたいんすよねー。……理子さん、他にも男性用水着ってあるっすか?」
「あっちの棚にあるわよ。あとカタログもあるし」
キャッキャウフフと男性用水着を見比べていると
「……お待たせしました」
ガチャリ、とドアが開いた。
そこにはミントグリーン色のトライアングルビキニに身を包んだ絢の姿。
均整の取れた絢の身体を包み込む水着、淡い緑色が絢の白い肌を更に輝かせる。
腰には同系色のパレオを巻いてはいるものの、透け感があり絢の腰元からヒップにかけてのラインを絶妙に見え隠れさせている。
「うっわ、超似合ってますね!」
「ホントねー、肌もツッヤツヤのピッチピチ!」
ニッコニコの理子の表情や、幽の言葉に絢は恥ずかしさを隠しきれず。頬を染め俯く。
「そう俯かないでー、ほら。自信を持っていい程のスタイルの良さ! 髪飾りも似合ってるし、完璧よ!」
理子が絢の肩に手を添え、姿見に身体を映す。
(……女優になれば。水着姿になる機会もあるだろうし……ここは、慣れておかないと)
絢の中でスイッチが切り替わる。
表情はキリリと引き締まり、大きく深呼吸。
「あら、良い表情じゃない。それじゃあ、バッシバシ撮影しちゃいましょう!」
理子がエスコートするように絢の手を取れば、絢は余裕たっぷりの笑みと共に堂々とカメラの前に立つのだった。
「……女性の変身ぷりって、凄いっすね」
撮影が終わり。
「絢先輩、お疲れ様っす!」
幽が彩の座るテーブルにフルーツタルトとアイスティーをセッティングした。
ありがとう、と会釈を返しつつ。絢はストローに唇を寄せる。
薫り高い紅茶の風味と冷たさが、絢の火照った身体を心地よく冷ましていく。
「絢ちゃん、お疲れ様ー!お陰様で良い写真が撮れたわよー!」
理子が彩の元へ近づけば、どんな感じっすか? と幽も共に理子の手元の写真を覗き込み。
「うっわ、凄いっすね!」
水着に着替えた当初の恥じらいの表情を見ていたからこそ、幽は驚きを隠せなかった。
スタイルの良さは勿論だが、その堂々とした佇まいに驚きを隠せない。
「あ、あんまり見ないで……」
恥ずかしそうにフルーツタルトを口に運ぶ絢の姿に
(いつもの絢先輩っすね)
つい、写真と見比べてしまう。
「健康的なお色気って本当にこのことよね……! グラビアアイドルも顔負けって感じ!」
理子も写真を見てご満悦な模様で。
「そうそう、絢ちゃん。い~感じの水着があるんだけど……どうかしら」
「理子さん、それ褌っす」
「着 ま せ ん !」
首をブンブンと振る絢に、楽しそうに笑う理子だった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
金原りく
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年08月07日
参加申し込みの期限
2018年08月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年08月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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