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【プール開き】ドキッ☆水着だらけのうふふのふ♪
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「
屋敷野 梢
さん! お立ち台へどうぞ~」
呼ばれ、梢ははっと顔を上げた。
「変わらず、ここは強制参加が多いですよね~」
プール開きの天気は上々、気分も晴れ晴れ。これは泳ぐしかない! と思っていたのに、まさかのお立ち台である。
「でもまあ、点数稼ぎと思って、ちゃんとやりますか……」
生徒会副会長だし、プールは満員御礼だし。
無茶ぶりだってノってあげないと、テンションだだ下がり、炎天下の暑さに負けて、体調不良者続出になってしまうかもしれない。
(それはいけませんよ~。プール開きはみんなで楽しく! なのです)
梢はプールから上がり、とてとてと熱いコンクリートの上を歩いて、5コースへ向かった。
コースを移動する途中、近くに置いてあったバスタオルもきちんと捕獲。
(なくなっちゃったら、困りますもんね~)
それを肩にかけたまま、お立ち台の前に行くと、先生が『お立ち台の作法』とやらを説明してくれる。
だがそれが、わりとめんどくさ……いや、難関だ。
「いきなりポーズって言われても……うーん……」
困惑しつつも、バスタオルを羽織っていることに気がつき、閃いた。
(そうだ、これを利用しましょう)
胸を張ってお立ち台の上に立ち、バスタオルをマントのごとく、ふぁさっ! と脱ぎ捨てる。
女性ボーカルのセクシーな声が印象的な、メロディアスなBGMを聞きながら。
右手人差し指と、親指をピンと伸ばせば、キュートなGUNの完成だ。
ぱっちん☆ウインクしながら撃ち抜くのは、当然カメラのレンズのど真ん中!
ほおら背景に、宇宙が見えるだろう? 見えるね? 見えるに決まってる!
が、しかし。
「ヒューッ!! 見ろよやつの体を……。まるでマナイタみてえだ!! こいつはやるかもしれねえ…!!!」
「まさかよ。しかし水泳部には勝てねえぜ!!!」
どこの誰とも知らぬモブの声に、梢の肩が、ぴくりと跳ねる。
(文化部だと思って舐めてますね? こう見えても水泳は得意なんですよ! 海とかだって泳いでますからね!)
足がつかぬ塩水の中、波を受けながら泳ぐことに比べたら、こんなプールで100メートルなんて、朝飯前だ。
梢は胸いっぱいに空気を吸い込んだ。
もちろんこれで、平らな部分を膨らめようなんて意味じゃない。
「
屋敷野 梢
、行きまーす!」
梢はコンクリートをとん! と蹴って、水面めがけて飛び込んだ。
最近は、危険だから飛び込み禁止なんて学校もあるみたいだけど、寝子高プールはノープロブレム! 梢もそんなミスはなし!
そんなわけで、流線型のイルカのように、抵抗少ない体を武器に、梢は見事100メートルを泳ぎ切った。
しかも泳法様々な個人メドレーである。
最初の25メートルは、ばっしゃばっしゃと両手足を跳ねて進むバタフライ。
「おう、見ろよやつの体を……。水の抵抗がないマナイタは、なかなかのスピードだ」
次の25メートルは、仰向けになって平泳ぎ。
「ははっ、やっぱり山が見えなっ……ってホントに速いな……」
さらに次の25メートルは、水をかいて、平泳ぎ。
「いったいやつは、あの腕のひとかきで、何メートル進むつもりだ?」
そしてラストの25メートルは、最速・クロールだ。
「おいおい、あれは息をしているのか? まったくクレイジーだぜ!」
モブの言葉を遮るように、周囲には歓声が響き渡っている。
それに梢は、プールの端に到着し、足をついて立って初めて、気がついた。
「えっ、皆さんどうしたんですかー? 私は普通に泳いだだけですよー」
思わず素直な気持ちが声に出るが、ここで謙遜すれば、この空気は冷めてしまうだろう。
「はーい、応援、ありがとーございまーす!」
梢は、周囲に向けて、高く上げた両手をぶんぶん振った。
これで出番は終了。
あとはプールサイドで少し休んでから、6コースでばっちり泳げばいい。
デッキチェアに横たわり、賑やかなプールをぼんやり眺める。
プール開きは大盛況。さっきのお立ち台も大好評だったし、無茶ぶりに応えて良かったと思う。
「いやー、平和っていいですねー」
無意識に呟く前を、昔一緒に人狼した遥斗が通り過ぎていった。
あっちをきょろきょろ、こっちをきょろきょろ、なにやらとても忙しそうだ。
と思っていたら、
彼は、具合の悪そうな、妙齢女性を助け始めた。おそらくご近所さんだろう。
真面目な性格ゆえの行動だろうが、ちょっと困惑気味なのは明らか。
「あ、私、お手伝いしますよー」
梢は勢いよく立ち上がり、遥斗のもとに駆けていった。
「大丈夫ですか? 救護室行きます? それともあそこのジュース屋さんで、飲み物買いますか? あ、さっきの泳ぎ、見ててくれたんですね。ふふ、あれくらいじゃ泳いだうちに入らないから、元気ですよー」
女性の手をとり、梢は歩き始める。
その時向こうで、声が聞こえた。
「わあ、野々さんっ」
「なんだどうした!」
遥斗がたたた、と走っていく。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬田一稀
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
お色気
定員
1000人
参加キャラクター数
53人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年08月12日
参加申し込みの期限
2018年08月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年08月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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