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【プール開き】ドキッ☆水着だらけのうふふのふ♪
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真っ白ひらひらフリルのビキニは、
恵御納 夏朝
、今年の夏のお気に入り。
右手に持つ浮き輪は当然猫の絵柄入りで、左手の猫パペットは、大好きなハルくん!
夏朝は、飛び込み台をじいっと見つめた。泳ぎはあまり得意じゃないから、飛び込みたいわけじゃない。気になったのは、そこに書かれている数字である。
「2はにゃんこのにゃで、3もみゃんこのみゃだから……猫さんっぽくて、好きなんだ」
夏朝は、そう猫パペットのハルくんに話しかけた。
そんな彼女たちがいるのは、にゃんこのにゃコース。
浮き輪を腰につけて、ぷかぷか水の中を漂いながら、夏朝はハルくんの口を、パカパカと動かした。
「でも、他の数字も好きだよ? 何匹でも猫さんは可愛いし、0も丸い猫さんを連想……」
とそこまで言ったところで。
プールの水がばしゃありっ!
「わあっ、びっくりした!」
夏朝は、自分の頭とハルくんの頭をぷるぷる振った。もう髪もハルくんもびしょびしょだ。
「もう、みんなすごい賑やかに遊んでるね!」
「みゃあっ!」
アテレコハルくんは機嫌よく、大きな口をぱかりと当てた。
「そうだ、ハルくんも一緒に泳ごうよ!」
夏朝は、お腹に猫ちゃん浮き輪をつけたまま、ぱしゃぱしゃバタ足を始めた。
あまりスピードは出ないけれど、水の中を進んでいくのは楽しいし、なにより浮き輪があるから安心感がある。
(まあ、お立ち台もちょっとうらやましいんだけどね。でも、ハルくんや猫ちゃん浮き輪と一緒に、お気に入りの水着で泳げるのは、今日だけかもしれないから!)
「ね、ハルくん」
呼びかければ、右手のハルくんが、またぱっくりと口を開く。
――と思っていたのだけれど。
「恵御納さぁん! お立ち台へ!」
「ええ、何でかお立ち台に呼ばれちゃった! どうしよう!」
夏朝は、右手のハルくんに目をやった。が、ハルくんは、つぶらな瞳で夏朝を見てるだけ。
「おい、恵御納、呼ばれてるぞ」
体育委員で忙しく動き回っている遥斗が声をかけてきた。
彼は、別に夏朝を見ていたわけではなかった。
ただ。聞き覚えのある名が聞こえてきたが、夏朝が、お立ち台=5コースに現れないから。
(まさか、何かあったのか?)
立ち止まり、プールの中を見渡したのだ。
すると、右手に猫パペットをはめ、浮き輪を使って、水に浮かんでいる夏朝が見えた。
なんでもなかったことにほっとしつつ、見つけたのに無視をするというのも、なんとなく気持ちがよくない。
「おい、恵御納、呼ばれているぞ」
声をかけると、夏朝がわたわたと自ら上がり、走ってやってきた。
というわけである。
「ああ、ありがとう!」
通りすがりに声をかけられるも、顔は上げられず、ああ、と声だけを返す。
その向こうから、
野々 ののこ
がやって来た。
黒いボブを揺らして、ぱたぱたと走ってくる。しかも、なぜかプールの中を見ながら。
「おい、走るな」
「わっ、遥斗くん!」
ののこは、遥斗の前で、ききい! とスリップ音が鳴りそうなくらい、急ブレーキをかけた。
「大丈夫、ここからは、ちゃんと歩いていくよ!」
そう言って、今度はなぜか、行進でもするように、手足を振って、いちに、いちに。
「ある意味、野々が一番心配だよな」
元気に歩いていく背を見ながら、遥斗はぽつりと呟いたのだった。
さて、夏朝は、お立ち台の上である。
でも心臓はばっくばく、足はぷるぷる震えそう。
ただ傍らに、ハルくんがいてくれたのが勇気づけられた。
「え、えみな・かーさ…です。にゃー!」
手を持ち上げて、にゃー! のところでぱっと開く。
正直周囲を見る余裕はない。さらに言えば、にゃーなんて言わなくてもよかったけれど、どきどきしてたらついつい猫好きの血が、そう言わせていた。にゃー!
(うん、にゃんこがいると思えば、頑張れる気がする……!)
「ハルくん、ここで待っててね」
夏朝は、猫パペットとにゃんこのついた浮き輪を置いて、ちゃぽんとプールに入ってから、ふうっと息を吐きだした。
「用意、スタート!」
先生の声と同時に壁を蹴り、ひたすらクロール、クロール、クローオオオル!
25メートルを泳ぎ切り、プールから上がったのだった。
「あー、びっくりした……」
胸に手を当て深呼吸、プールサイドを歩いてハルくんと浮き輪を回収する。
「おまたせ、ハルくん」
パペットだから、夏朝が手を入れなければ動かないけれど、ぱかりと開いたままの口は、まるで「おかえり、にゃー!」なんて言ってくれているみたい。
「ありがとう」
右手に装着したハルくんにそう言って、とてとてプールサイドを歩く。
そのあと夏朝は、また『わいわいコース』に、ちゃぷり。
周囲では、楽し気に遊んでいる水着の子たち。
「こういうフツウが、一番だよね」
浮き輪にのってぷかぷか水面を浮かびながら、持ち上げたハルくんに話しかけ、夏朝はゆったりのんびり時を過ごした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬田一稀
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
お色気
定員
1000人
参加キャラクター数
53人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年08月12日
参加申し込みの期限
2018年08月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年08月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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