this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【プール開き】ドキッ☆水着だらけのうふふのふ♪
<< もどる
1
…
24
25
26
27
28
…
35
つぎへ >>
家族が誘ってくれたから来たけれど、本当は、来たくなかった。
だってプールは、水着を着なくちゃいけない。
「……あたし、水着嫌いなのに」
中原 さくや
はうつむき、そう呟いた。
制服を着ていれば、体形はある程度カバーできる。
でも、同じ学校指定でも、スクール水着は別。お腹の形も、お尻の形もわかってしまう。
(あたし、ちょっと太ってる……よね)
周囲を見れば、案の定。高校生のお姉さんたちは、スレンダーでモデルみたいな人が多い。
お兄さんたちだって、引き締まった体をしている。
「でも留守番してるって言ったら、『来ないなら今日の晩御飯は昨夜が担当ね』って……。あたしが料理できないの、知ってるくせに……」
さくやはぶつぶつと呟きながら、みんなが賑やかに遊んでいる、わいわいコースのあたりに向かって行った。
「家族も見てるし、少しはプールに入る真似でもしようかな」
せっかく一緒に来たのに、水に入らなかったなんて言われたら、それはそれで厄介だ。
さくやはプールの際に座り、ふっくらとしたふくらはぎまでを、水につけた。
水はひんやり冷たくて、初夏の熱気を受けた体に、心地よい。
「これで、水着じゃなければ、もっとよかったのに」
どうしてもそこから考えが離れない。
でもそうだ。もし自分がいつもどおりの服装で、冷たい小川に足をつけて、お気に入りの小説や漫画でも読んでいるのならば、きっとここにいるよりは楽しいだろう。
そんなことを考えていたら、来たばかりなのに、早く家に帰りたくなってきた。
「ねえ……」
いつまでここにいるつもりなのか。
聞こうとして、さくやは家族を振り返った――のだが。
「……あれ?」
さっきまでそこにいると思っていたのに、今は姿が見えなくなっている。
(はぐれちゃったのかな……?)
でもこのプールのために寝子高に来たのだから、そのうち見つけてもらえるだろう。
そんなことを考えていると、不意に、足に何かが絡まった。
「え?」
誰かの脱げた水泳帽でも、張り付いたのか。
そう思って水の中を覗き込んでみるとと、それは、深い緑色をした……コンブ、だった。
「なんで高校のプールにコンブがいるの? しかもなんか、こっちに絡みついてない?」
そうさくやが指摘したとおり。
コンブはにちゃにちゃと、さくやの足首から太腿へと、ゆっくりゆっくり這い上がってくる。
プールの温度と同じくらいの冷たさは、まるでシップでも貼られている感じ。でもあれは動かない。このコンブは、ぬちぬちと、肌の上で動いている――。
「やだ、どういうこと!?」
たしかに、こういうのが出てくる本は見たことがある。
でも、逆に言えば、見たことがあるのは小説やアニメや、漫画の中でだけ。
リアルにあっていいはずない!
さくやはとっさに、コンブを肌の上からはぎ取ろうとした。
しかし、それは思いのほか強い力で絡みついている。しかもぬるぬる動いているものだから、手に掴むのが難しい。
「と、とれないっ……」
そんなことをしているうちに、コンブはいよいよ、さくやの太腿の上……スクール水着に覆われている部分へと到達した。
「ねえ、ちょっと、やめて……」
ふっくらとした下腹の上を、コンブが這いずり回る。肌の上で直接動かれるよりは、変な感じは薄れている気がする……と、思いきや。
「え、え?」
なんと、コンブが触れたところから、水着の色が変わっているではないか。
「な……何これ……!?」
さくやは、目をまんまるに、見開いた。
学校指定の何でもない水着が、まるでチョコミントアイスのような、ポップな色合いになっている。
デザインも、スクール水着よりは、ずっとずっと、ポップなもので。
まるで、アニメのヒロインが着ているみたいに、かわいい。
――そう、かわいいのだ。
(……着ているのが、あたしじゃなければ)
「や、やだ!?なんで!?」
さくやは、変わってしまった水着を、手のひらでぐいぐいと擦った。
「こんなの着たくない! だったらスクール水着の方がましだよ」
でもそんなことをしても、水着は元に戻らない。
はっと気づいてまわりを見ると、他にも水着が変わっている人達がいた。
(ううん、水着だけじゃない)
「ぐああっ、俺に胸が生えた! お尻もぷるんぷるんだっ」
「なによこのまったいらで分厚い胸筋はっ!」
聞こえてくる声から判断するに、性別や体形まで変わっている人もいるようだ。
「どうせなら、あたしも体形が変わってくれたらよかったのに……!」
さくやはさっき水着に触れた手のひらで、丸いお腹をぐいぐい押した。
こんなお腹はへっこんで、胸がぐーんと大きくなって、どんなコスプレでもできるような、すらりとした体形になってくれたらよかったのに。
「なんで体型はそのままなの……!? こんな水着、似合うわけないのに……!」
水着を隠すように、自分で自分を抱きしめて、さくやはうつむいた。
その足元にコンブの塊がいることには、さくやは気づいていない。
<< もどる
1
…
24
25
26
27
28
…
35
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【プール開き】ドキッ☆水着だらけのうふふのふ♪
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬田一稀
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
お色気
定員
1000人
参加キャラクター数
53人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年08月12日
参加申し込みの期限
2018年08月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年08月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!