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【プール開き】ドキッ☆水着だらけのうふふのふ♪
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「結構人来てるわね」
橘 千歳
はそう言って、ゆっくりと周囲を見回した。
寝子高プールは満員御礼。
「混んでるね」
小山内 海
が、千歳の手のひらに、指で文字を書く。
「みんな、楽しみにしてたんだな。プール開き」
御剣 刀
は、うんうんと頷いた。この日が楽しみという気持ちはよくわかる。
それはもちろん――。
彼はちらと、目線だけで、海と千歳を見やった。
「あ、海ちゃんの水着、それこの前新調したやつよね」
「うん、せっかくだから新しい水着にしてみたんだ」
海はにこにこと微笑みながら、千歳の手のひらに指文字を書いた。
彼女が指で話している内容は、刀にわからない。
だが海の着ている水着が可愛いのはよくわかる。
(学校の水着よりも全然似合ってるし、露出も高くて……!)
なにせ健康な高校生男子。そのあといろいろ思うところはあるけれど、周囲に見えたのは、彼の頬が赤く染まっているということだけ。
(でも、千歳は買った水着じゃないんだな)
「千歳も刀も学校指定の水着なんだね」
ふと、海の視線が二人に向いた。
「うん」と頷いた千歳は、少し残念そうな顔をする。
周りを見れば、ほかの女子生徒も、おしゃれでかわいい水着の子ばかり。律儀に学校指定の水着を着ている子は、数えるほどだ。
「私も、新しい水着、着て来ればよかったかな」
とはいえ、今更家に取りに戻るわけにはいかないし、今回は諦めるしかないだろう。
「ってなんで刀君までそんな落ち込んでるのよ……」
千歳が呆れた息を吐く。
(でも、千歳はなんだか千歳らしいな。刀は水着よりも上半身に目が行っちゃう)
海は友人二人を、順番に見つめた。
学校の水着を着ていても、千歳はやっぱりかっこいい。海よりも背が高いし、きりっとしたポニーテールや、鋭い眼光がそう見せている。
(刀は、やっぱり鍛えてるんだなぁ)
長身で、適度に筋肉がついた体は、毎日学校に通っているだけでは、つくられるものではない。
(あれ、刀、こっちをじっと見てどうかした?)
不意に目が合い、海は目を瞬いた。
と、いつもの真顔がなにか違う気がする。
(顔が赤い? どうして?)
彼の手に指を押し当てようと、手を伸ばしたところで。
刀はすっと、目線をそらした。
腕をぐるぐる回した後に、膝に手を置いて、屈伸運動。もちろん、手首と足首も念入りに回して、準備体操は完璧だ。
「よし、行くわよ」
千歳と海、刀は、プールサイドにしゃがんで体に水をかけた後、ゆっくり水に入っていった。
「冷たくて気持ちいいね」
「そうね」
「最近暑かったからな」
言葉と指文字で会話をしつつ、三人は水の中をゆっくり歩く。
「このあとは一緒に遊ぶわよ」
千歳が言うと、海は満面の笑みで頷いた。
「俺はコースを変えて、本気で泳いでくるからな」
水泳は、真面目にやれば、立派な鍛錬になるのだ。
「とりあえずはクロールで泳ぐか。一番スピード出るし」
刀が中空を見ながら、今後のことを考えている、横で。
「ひゃんっ」
海は立ち止まり、肩を揺らした。
「どうしたの?」
千歳が海の顔を覗き込む。
「い、今誰か腰のところ触って……千歳……じゃないよね?」
指の文字と怪訝な顔で、その心情を読み取って、千歳はふるりと首を振った。
そして、違うわよ、と言いかけた腰に。
「やんっ! いま、何か……」
千歳は思わず、振り返った。
何かが触ったのは確か。さっきの反応からして、海ではない。ということは。
(……刀君?)
刀はすぐそばで、立ち止まり、こちらを見ている。
手は水中にあるから、何をしているか、わからない。
「あ、また……」
今度は、柔らかなものが、海の肌を撫ぜていく。
指とは違う気がするけれど――。
(こういう状況で、こういうことって前にもあった気がする……)
そうして海が思い出したのは、転んだ拍子に胸を揉んでくる刀であり。
着替えているところに、いきなり転移してくる刀であり――。
ラッキースケベの神に愛されている刀の、数々の所業であった。
(……もしかして刀? だってここには私たちしかいないし、刀って色々と前科……あるよね?)
そう海が結論づける少し前。
千歳もまた、この謎の犯人について、考えていた。
ぞわぞわ、ぬるぬる。
何かがプールの水の中で、蠢めき、肌を狙っている。
「今周囲にいるのは、私と海ちゃん、刀君の三人……。ということは、犯人はこの中にいる!」
きらん☆
千歳はどこぞの名探偵のごとく、海と刀の二人を順に見やった。
(海ちゃんがこんなことをするわけないし、だとしたら、答えは簡単)
「謎は全て解けたわ」
そう言う彼女の脳裏には、刀が関わってきた、破廉恥えっちな出来事の記憶が、ざざあっと駆け抜けていた。
それは、着替えている最中にいきなりドアを開けて入ってくる刀であり。
倒れた拍子にスカートを脱がしてくる刀であった。
「……ってこれはなかったかしら? でも、どこかでやってそうだからいいわよね」
千歳はうんうんと納得し、人差し指で、びしいっ! と刀を指し示す。
「ということで! ちょっと、刀君! いい加減にしなさいっ!」
「え、何!」
水中をずざあっと一歩後ずさり、刀はふるふると首を振った。
「今まで身に覚えがある事沢山あるけど、今回は違いますよ? まだやってないよ!」
「……まだ?」
「やっ、それは言葉の綾で……!」
「嘘! 刀しかいないのよ、こんなことをしてくるのはっ!」
「んなわけないだろう? マジだ!」
刀は全身全霊を込めて叫び、自らの冤罪を晴らそうとした。
悪戯をして怒られるのなら受け入れざるを得ないが、何もしていないのに怒られるのは割に合わない。たとえ頭の中であれやこれやな妄想をしたって、罪はないはずだ。
俺を信じてくれと言わんばかりに、真剣な目で、千歳と海を見る。
が、その瞳は、みるみる大きくなっていった。
「千歳と海の水着が、凄い事になってる!?」
「はぁ? また嘘……」
「ホントだって!」
刀はこぶしを握って、力いっぱい言い放った。
だが必死に無実を訴えつつも、二人の格好はしっかり脳内アルバムに収めている。
(だって、いきなりエロすぎだろ……!)
だが千歳は、完全に刀を疑うふう。
そのとき、物言わぬ海の手が、くいっと千歳の手首を引いた。
「千歳の水着、なんか変わってない?」
素早い指の動きが、そう伝える。
(どう見ても学校指定の水着じゃなくなってるような……)
海は、目を瞬かせた。
学校指定の水着は、ザ・スクール水着といった感じの、紺色のワンピースだ。
でもよくよく観察してみれば、今千歳が着ている水着は、まっすぐな背中も、胸の谷間もばっちり見えるもの。
けして破けているわけではない。本当に『変わって』いるのだ。
「何? 私、水着が変わってる? 何を言ってるの?」
千歳は、自らの体を見下ろした。
着替えていないのに、そんなことあるはずないし、刀が言うのも絶対嘘だと思っていたけれど。
「本当に変わってる!?」
しかもなんか、破廉恥な感じに!
「っていうか、海ちゃんの水着まで変わってるし……」
千歳の言葉に、今度驚いたのは海だ。
彼女もまた、自分の水着を見やって、はっと息を飲んだ。
なんと、紺色にフリルがついたキュートな水着が、いつの間にか、マイクロビキニに変わっていたのだ!
胸を覆う布地は、同じ紺色だけど明らかに面積が小さくて、ピンクの先っぽがやっと隠れている程度。
下もぐっとハイレグに、そして三角形の部分が小さく小さくなっている。
「さ、さすがにいくら刀君でも、一瞬で私たちの水着を別の水着に変えるとか、できるわけが……」
「って俺は、さっきからそう言ってる!」
力いっぱい主張する刀の前で、千歳はわなわなと全身を震わせた。
刀が犯人だったら、ただの破廉恥セクハラ事件ですんでいたけれど、いやそれも嫌ではあるが、ともかく事件性はなかったのだ。
でも、犯人が別にいるとなったら――。
そこで千歳は、はたと気付いた。
「ああ、そうか、またか……またなんだね」
寝子島の不思議、寝子島の奇跡、寝子島の謎……それはすなわち神魂!
千歳と同じ答えに至った刀が叫ぶ。
「また神魂かよ!いい加減にしろよ!!」
周囲を見回すと、一年のときの担任で、剣道部の顧問でもある
島岡 雪乃
先生が、ねっとりうねうね、黒緑なコンブに絡みつかれていた。
「えっ、あっ、だ、だめですっ……! そんな、ぬるぬるしたらぁ……!」
コンブは水中からむにょむにょ伸びて、先生の豊満バストのあたりに絡みついている。にょーんと蠢くその下は、なんと水着が紐状態! でっかいふくらみがほとんど見えている!
「あーなるほど」
一瞬見ただけですべてを察し、刀は、ガチン! と、撃鉄が落ちるイメージをした。
ろっこんの力を使って加速して、島岡先生の傍に寄る。
「先生、だ、大丈夫ですかっ!」
「あ、御剣君」
おっとり顔を上げて先生の、普段は白い頬がうっすら赤く染まっている。
それを見ないふりで、体はもっと見ないふりで、いやちょっとだけは見て、しっかり脳内に記憶して、でも顔は真剣なまま。
刀は先生の細い手首をぎゅっと握った。
「とりあえず、ここから避難しましょう」
ぐいっと腕を引っ張ると、コンブたちは一瞬みにょーんと伸びたものの、すぐにはらはらとほどけて、ほかの女性に向かって行く。
(げへへ、ターゲットはいくらでもいるから、別にいいんだぜ……イキたきゃイケよ)
コンブの心を語るなら、この台詞がぴったりだろう。
本当ならば、島岡先生のむっちりボディに絡みついた、このナマイキコンブを、引きちぎってやりたいところ。でも今は、先生を守る方が先だ!
刀は先生をプールサイドに連れていくと、そこではらはら、成り行きを見守っている海と千歳の隣に座らせた。
二人はプールの中がまずい! とわかったと同時に、自力でプールサイドに戻っていたのだ。
「海、千歳。島岡先生の傍にいてもらえるか?」
海はにこりと笑って、手でオッケーの合図をした。
だが千歳は、その目をぎらりと輝かせて、島岡先生を辱めたコンブを睨みつけ――。
「おのれ、女の敵……! 何か棒みたいなものが……」
と、辺りを見回した。そしてプールサイドにデッキブラシがあるのを見つけると、走り寄り、その柄をぐっと握る。
もう水着が恥ずかしいなんてことは、頭から吹っ飛んでいる。
今彼女の胸で燃えているのは、ひたすら正義。正義に一直線に向かう心のみ!
「コンブだろうがタコだろうが、私の正義一直線で退治してあげる!」
果敢にも、プールに飛び込む千歳。
刀はろっこんを発動し、プールの水の上を、滑るようにかける。
「千歳、無理をするな!」
そう言いながら、被害にあっている人達のもとへ。
「いやあああ、水着がああっ」
「なんでこんなことが……! あーん、普通のプール開きだと思ったのにぃっ!」
刀は、胸を押さえ、左右の太腿をぎゅっと寄せて、破廉恥な攻撃に耐える女性たちを抱えては、海と島岡先生がいる場所へと連れていった。
「ちょっ、ああんっ、もう、いい加減にしなさいっ!」
千歳はデッキブラシに絡みつこうとするコンブを、衝撃波でなぎ倒している。
(あっちは大丈夫そうだな……今のところは)
でもなにかあったら、すぐに助けに行かなくてはと、気持ちを固める。
とはまた別の心で。
(にしても島岡先生のあの姿……海も千歳も……って、考えるな俺! 水着一枚の今はまずいっ!)
ムッツリ刀のムッツリなトコロが元気になってしまわないよう、刀は全身に力を込めたのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬田一稀
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
お色気
定員
1000人
参加キャラクター数
53人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年08月12日
参加申し込みの期限
2018年08月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年08月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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