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【プール開き】ドキッ☆水着だらけのうふふのふ♪
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みんなが楽しみにしていた、プール開き。
体育委員・
羽生 碧南
の仕事は、5コースで、タイムアタックの記録をはかることだ。
(うん、やっぱり学校指定の水着を着てきて良かった)
まわりには、可愛い水着を着ている女の子たちが多いが、スクール水着の方が、仕事に集中できる気がする。
(うーん、でも私もやっぱり、水に入りたいかも)
炎天下の中、泳ぐ人たちを見ながら、ストップウォッチを押すのは、集中力を使う。
ひと段落したら、誰かに交代してもらおうか。
そんなことを考えていたら――。
「羽生さん、泳いでみる?」
先生に、お立ち台指名されてしまった。
「えっ……私!?」
(タイムをはかっているから、声はかからないと思ったのに)
とはいえ、別に泳ぎは苦手ではない。
碧南は「わかりました!」と返事をすると、お立ち台の上に立った。
多くの女子より長身ゆえに、ただ立っているだけでも人目を引くが、さらにここで、ポーズをとらなくてはいけない。
(えーっと、どうしようかな)
今までお立ち台を見ていると、セクシーな感じのポーズをとる人が多かった。
でもかかっているBGMは元気なものだし、スク水&碧南の性格上、それは難しいと自覚している。
(だったら……)
「
羽生 碧南
、泳ぎます!」
スポーツ少女らしく、選手宣誓するかのように、高く手を上げる。
飛び込み泳ぐのは、平泳ぎ。50メートルだ。
集中して泳ぎ切った記録は、35秒。
「まあ、こんなものかな」
碧南は呟き、プールサイドに手をかけた。このあとは、タイムをはかってくれた人と交代して、また体育委員の仕事をしなければならない。
――の、だが。
「何でプールにタコが居るんだ!?」
市橋 誉
は、思い切り叫んだ。
ジャズピアニストになることを夢として、ピアノと共に生活をしている誉は、ピアニストは、体育会系文化人だと思っている。
よい演奏をするためには、体力だって必要なのだ。
そのため、普段から体を鍛えているし、泳ぎだって自信はある。
今日だって、鍛錬のために、プールにやって来た。
「それなのに、タコ……。俺はタコが苦手なのに!」
タコ――すなわちゼンラー・オクトパスは、まるで我こそこのプールの王者! とでも言うように、大きな体で悠然と水の中を泳いでいた。
ねとりとした長い足が、水面からうにょうにょと伸び、その吸盤は、プールサイドにぺたぺたと張り付いている。
まるで「遊ぼうぜ」と誘っているかのようだ。
誉にとって、煮ても焼いても何しても美味しいと思えない、タコ。
好きな人には本当に申し訳ないと思いつつ、どう料理しても好きになれなかった、タコ。
「それに、こうして見ると外見もグロテスクだ……!」
いっそここで踵を返してしまおうか、と思ったのだが――。
一方碧南は、突然プールサイドに伸びてきた長いタコ足に、目を見張った。
何事かと振り返れば、そこにはなぜか、タコが数匹泳いでいる。
「なんでタコがプールに?」
しかもとうてい普通サイズではない、巨大タコだ。
思わずじいっと見入っていると、タコはうみょうみょと水中を泳いでやって来た。
そしてなんと、碧南の体に、張り付いてきたではないか。
「えっ!?」
あまりのことに、言葉を失う碧南。
その間に、タコは吸盤のついた足を器用に使い、さわさわと、碧南の体を撫ぜてきた。
「あっ、やだっ、なにその触り方……!」
まるで鳥の羽でくすぐられているかのような、触れるか触れないかの微妙な足つきに、ぞくぞくと鳥肌が立つ。
もっと力づくで、ぐいぐい足を押しつけてくるとかなら、まだましだった。
「やめてっ……そういうの、私っ……!」
なんとかタコの足を掴んで引き離そうとするも、なにせ、人間の手が2本なのに対し、あちらの武器は8本。あっというまに、手首を絡め取られてしまった。
そのうえ別の足の吸盤が、ぺたぺたとスク水に張り付いてくる。
「ひあああっ……」
じゅうじゅうと吸われる感覚もだが、それ以上に恐ろしいのが、タコの吸盤がくっついたところから、水着の布地が溶けていったことだ。
「いやあっ!!!」
慌てて水中に潜るも、そこにもタコ、タコ、タコ。
(こんなにいるのっ……!)
胸、背中、腰、お腹、と。
タコの足はどんどん皆に張り付いて、あっというまに彼女の素肌をあらわにしていく。
(う、嘘っ……! これじゃ、プールから上がれないじゃない!)
でも、いつまでも潜っていることもできない。呼吸が限界だ。
碧南は頭だけを水の外に出し、ぷはっと息を吸った。
そこに、容赦なく、タコの足が伸びてくる。
そのとき、誉もまた、グロテスクなタコに襲われていた。
絡みついた足により、着ていたパーカーの腕やら背中やらが溶かされて、その吸盤は下半身にまで伸びている。
「うわ! ヤバイ、まじでヤバイ! 離れろ……!」
みにょーんと近付いてきた吸盤から、必死に逃げようとするけれど、別のタコに足を絡みとられて、プールの中に、引きずり込まれた。
「あっ……げほっ、なんだ、こいつらっ……」
タコは誉を囲い込み、四方八方から、きゅうきゅう足を張り付かせてきた。主に、水着のあるあたりに。
「ちょ、なんてトコ触ってくるんだ…!」
タコ足の力加減は絶妙で、くすぐったいやら気持ち悪いやら、その他いろいろよくわからない。しかも水着は、だんだん布の面積が少なくなっている。
「くそ、なんなんだよこれはっ!」
そこで誉はふと、タコの背後で、水面から顔を出している碧南を見つけた。
ぷは、と息を吐きだした眉間にはしわが寄っている。そしてタコに水中から押し出されるようにして露出した肩には、水着のラインは一本もない。
ということは、きっと水着を溶かされているのだろう。
「女子にも容赦ない……だと?」
誉はごくりと息を飲んだ。男にも見えてはいけないモノはあるが、女のほうが、危険ゾーンは多い。万が一のことがあったら、立ち直れないのもあっちだろう。そうなれば。
「男としては……体を張るしかない!」
誉は目の前のタコの頭を、思い切り蹴り飛ばすと、水中をばしゃばしゃと泳いでいった。
「女子に襲いかかるくらいなら、こっちに来い!」
叫び、もはやぼろ布状態のパーカーのポケットから、油性ペンを取り出した。
溶けかけた水着を水から破って、描くのはもちろん鍵盤。
ろっこんの発動だ。
「タダでやられる俺じゃないぞ!」
誉は鍵盤で、碧南を襲っているタコの頭を、思い切り殴った。
じゃーん! と爆音が鳴り、タコたちが一斉に誉を向く。
「あっ、タコが……!」
誉のろっこんによって、1匹は退治された。
が、碧南のまわりには、まだタコがいる。そして碧南を助けてくれようとした誉の近くにも。
「このタコ……タコめっ……」
頭にカッと血が上り、目にはもう、タコしか映らない。
「この腐れダコブッコロス!」
碧南は全裸のまま、果敢にもタコに立ち向かった。まずは誉に一番近い1匹を、バスケで鍛えたしなやかな筋肉をフルに使って、力いっぱい殴りつける。
「あ、ありがとう!」
「さっきのお礼よ!」
二人の視線がかち合ったのは一瞬。
(助けられてばかりというわけにはいかないな!)
誉は、ろっこんで生み出した鍵盤で、手当たり次第にタコを攻撃した。
だが、そのうちに。
「ふ、ふふふ……」
喉奥からは、乾いた笑いが漏れる。
「何やってるんだ、俺……。本当なら……俺のろっこんはこんな事で使うんじゃないのに」
そう、ピアニストの力は、敵をぶちのめすためではなく、たとえば海の中で、魚と一緒にピアノを奏でるとか、そんな美しい場面のために使われてほしかった。
(それが全裸……全裸でこんなことっ……)
ゆらありゆらありと、体のあらぬところが揺れる解放感は、プールでなんて味わいたくなかったし、これじゃもう混浴風呂と変わらないじゃないか。
いや、混浴にタコはいない。いないが。
(それにしたって、こうなんていうか……違うだろ、違いすぎるだろ……!)
「もう、お前ら、全員駆逐してやる!!!」
こうなったら、ヤるしかない!
誉はひたすら、タコを駆るべく、生まれたままの姿で、見事な音を奏で続けたのだった。
じゃーんじゃーんと響く、メロディとも言えない攻撃音を聞きながら、碧南もタコを攻撃し続けている。
全裸となった体にコンブが張り付き、紐のような水着を着る羽目になっても。
また全裸となっても。
その戦いは、タコがいる限り終わらない――。
「なんかもう、人として終わった気がするんだけど……!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬田一稀
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
お色気
定員
1000人
参加キャラクター数
53人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年08月12日
参加申し込みの期限
2018年08月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年08月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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