this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【プール開き】ドキッ☆水着だらけのうふふのふ♪
<< もどる
1
…
17
18
19
20
21
…
35
つぎへ >>
「わぁい、寝子高のプール開きだー!」
曖浜 瑠樹
は、大きな茶色い瞳を、きらきらと輝かせた。
今日は特別に小学生も参加して良いと聞いて、わくわくしながらやって来たのだ。
浮き輪を抱えて向かうのは、もちろん賑やかに遊べるわいわいコース!
と、ジュース屋の横を通りかかったとき。
「おや、曖浜君」
「あ、不思議なお姉さん!」
瑠樹はにこにこと、月詠を見上げた。
月詠はスケッチブックの上で、手を動かしている。
「何を書いてるの?」
「曖浜君だよ」
ほら、と見せてくれた絵は、数分で書かれたとは思えぬレベルの瑠樹だ。
「お姉さん、やっぱ上手だねえ」
瑠樹はぱちぱちと手を叩いた。
そのあとは、不思議なお姉さんにバイバイをして、最初の目的通り、わいわいコースへ。
まずは持ってきたにゃんこ浮き輪に、ぷうぷうと息を吹き込んだ。
最初はなかなか膨らまなかったけれど、ちょっとコツを掴んだ後は、にゃんこは、空気でぱんぱん! ぱつぱつにゃんこに大変身。
「やっとできたー!」
ばしゃーん! と。
揺れる水面に、飛び込んでしまいたいところだけれど。
「びっくりする人いるかもだから、そーっと入るよぉ」
瑠樹はゆっくりゆっくり、プールの中に入っていった。
本当は浮き輪なしでも25メートル泳ぐことはできる。でも今日は、学校の授業で泳ぐわけじゃないから、大好きな浮き輪と一緒なのだ。
「ゆらゆら揺れてたのしーな!」
にゃんこ浮き輪は、高校生のお兄さんやお姉さんが、楽しく生んだ波に従い、プールをふわふわ、ぷかぷか浮かんでいる。
しばらくみんなを見ていたけれど。
「ごぼ! ごぼぼ!」
変な音が聞こえて、瑠樹はびっくり、そちらに目を向けた。
そこにはなぜか、お姉さんの足らしきものが、にょきりと生えている。
頭は水中?
「えっ、大丈夫なの!?」
すると、ざばり!
「あー、苦しかったです!」
水の中から顔を出したのは。
「いぬみんお姉さん!」
「はわー! りゅーりゅ!」
「わーい、久しぶりだね~!」
「うん、うん! あ、りゅーりゅの浮き輪、かわいい!」
二人はお互い持ち上げた手を握り、水の中でぴょんぴょん跳ねた。
そのとき先生が、大きな声で生徒の名を呼び、瑠樹はふっと、振り返る。
「なんだろう……何かやるのかなぁ?」
「あれはお立ち台だよ~。名前を呼ばれたら、あそこでポーズを決めて、タイムアタックをするの」
「ふうん、楽しそうだねえ」
「そうだねー」
「あ、飛び込んだ! 頑張れぇー!」
ここからでは聞こえないだろうけど、小さな手をぶんぶん振って、飛び込んだ誰かを応援する。
その時偶然、瑠樹のにゃんこ浮き輪と、きとりのボール浮き輪の本体さんが、ぷわりとぶつかり。
「にゃー」
「わんっ!」
2匹がそれぞれ、ばちゃばちゃと泳ぎ始めたから、瑠樹ときとりはびっくりだ。
「わっ、にゃんこ浮き輪がにゃんこになった!」
「はわわー! ろっこんが発動ちゃったみたいです!」
「じゃあみんなで遊ぼうよ!」
瑠樹はにゃんこの頭をよしよし撫ぜて、本体さんの体にも、いいこいいこと手を伸ばした。
「にゃああ」
「わうー」
「ふふ、喜んでる~」
ご機嫌の2匹に、きとりも笑顔。
――だったのだ、けれど。
「……あれ」
不意に、体が大きく揺れて、瑠樹は目を瞬いた。
「プールに波なんて、できるはずないのに」
――と、背後を振り返って。
驚いた。
一緒に遊んでいたきとりが、いなくなっていたからだ。
そして周囲は、きゃっきゃうふふと遊んでいる人達の姿が消えて、なぜか悲鳴が満ちる空間になっていた。
さらには、プールの真ん中のあたりには、何やら変なものが浮かんでいる。
「なんだろう、あれ」
瑠樹は、動かなくなったにゃんこ浮き輪に手をそえて、ばちゃばちゃとその『変なもの』のもとへ向かった。
ぐねぐね、うにうに、ぺたぺたする大きなものを、とりあえず、浮き輪でぺしぺし叩いてみる。
「こらー、ここは寝子高のプールだよぉー! なんでここにいるのー!」
ぴしぱし何度か叩いていると、生き物はぐにんぐにんと、プールの底に沈んでいった。
「……なんだったの、今の?」
首を傾げ、ふとプールサイドに目をやれば。
「やっべえええ」
駆けていく、裸の男子生徒が一名。
「……泳いでいて、水着、脱げちゃったのかなあ?」
さっきの変な生き物といい、男の人といい、辺りに聞こえる悲鳴といい、なんだかすっかり不思議な空間に入ってしまった気分。
ただその時間はわずか数分ほどだった。
ばしゃん! と頭に水がかかったと同時、瑠樹はもとの場所に戻っていたのである。
「りゅーりゅ、どうかした?」
「え? う、ううん!」
不思議なこともあったけれど、やっぱり広いプールは楽しい。
瑠樹は最後には、寝子高プールに手を振り言ったのだった。
「楽しかったよぉ、ありがとうなぁー!」
<< もどる
1
…
17
18
19
20
21
…
35
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【プール開き】ドキッ☆水着だらけのうふふのふ♪
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬田一稀
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
お色気
定員
1000人
参加キャラクター数
53人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年08月12日
参加申し込みの期限
2018年08月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年08月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!