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仮のちぎりを いかで結ばん
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(あんな姿、見ていられないわ……! ちーちゃん、かわいそうに)
霧切 翠子
は走っていた。彼女の知るもうひとりのらっかみ、
テオドロス・バルツァ
を探して。妖怪だったカラスの噂を聞いて、翠子はすぐに様子を見に行った。用務員室の扉をくぐって目にしたものに、頭を殴られたようなショックを受けた。翼があっても動かせない鳥。介護が必要な野生動物の姿は、とてもむごいものに映った。
(空も飛べないなんて、どんなに不便で苦しいの? 食べ物だって取りにいけない……)
翠子はカラスが少し苦手だった。過去に襲われたことがある。鋭い爪で、死角から後頭部を狙う狡猾さが嫌だった。それでも、幼いちぎりの姿を見ると、心を痛めずにはいられなかったのだ。放ってはおけない。翠子はテオを探し続けた。
やっと見つけたテオは、寝子ヶ浜海岸を臨む場所にいた。猫の姿をしたらっかみは、本物の猫たちの集会をじっと見ている。が、一人ではないようだ。長い髪の女性徒が、そばに一人。
「やあ。君もひょっとして?」
先に気づいて声をかけてきた
晴海 飛鳥
に翠子は答える。その顔には見覚えがあったし、名前ももちろん知っていた。
「飛鳥さん……あーちゃん!」
「あはは。別にそれでいいけどね。よく覚えてるね?」
「ええ。私、2年と3年の人なら、ほぼ全員顔がわかるから」
「そりゃあすごい特技だ。君は隣のクラスの霧切君だよね。で、ここに来たってことは、君もそうなの?」
「あーちゃんも……ちーちゃんのことを?」
「うん、そう。あの子を助けたいんだ」
「用件なら早くしろ。俺はヒマじゃねぇんだ」
テオが小さな猫の姿ですごんでみせる。ひげがぴりぴりと逆立つのを見て飛鳥は笑った。
先に口火を切ったのは翠子だった。身をかがめ、顔の高さをテオに近づける。
「ねえ、テー君。教えてほしいことがあるの。……神魂を取り出す方法ってある?」
「知らねぇな」
「いやいや、ヒントでいいから教えてほしいな」
飛鳥がテオの心をやわらげようとするが、テオは頑としてはねつけた。
「必死な顔して何を言うかと思えば……ったく」
「じゃ、じゃあ、ちょっと不思議なことを起こす神魂は?」
「ほっときゃ抜ける。元を断てば抜ける。たいていはこのどっちかだ」
「ど、動物についていた場合は?」
「何にくっついていようが同じだ。殴り倒しゃ、ぽろっと取れるかもしれんぜ?」
物騒な答えに飛鳥も翠子も総毛立つ。
「そ、それじゃ、ちぎりちゃんは……」
「ああん? 誰だそりゃ?」
「ちぎり君。カラスのもれいびだよ。知らないの?」
テオはばかばかしいといったように首を振り、前足でひげの手入れを始めた。心底呆れた目で二人の少女を見る。
「そんなの知らねーぞ。てめえらが言ってるそいつは、神魂がどっかにくっついてるってだけじゃねえのか?」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
清水るね
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
動物・自然
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年07月25日
参加申し込みの期限
2013年08月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年08月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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