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【遭難3日目】
サバイバル生活には実に、狩りが欠かせません。お肉にしろお魚にしろ、過酷な環境を生き抜く活力を得るためには、人間もまた弱肉強食の掟を受け入れる必要があるのです。
というわけで
御剣 刀
&
エロ・イーアールオー
は、レッツ・ハンティング!
「お前、食い物だな? 食い物だよな? 俺に食われろ!」
微妙な語彙で威嚇? しつつ、鹿を追い詰める刀。洞窟で見つけた槍を手に、葉っぱの外套など着込んで獲物を追いかける様はまさしく、野生児といった趣であります。
樹上をぴょんぴょん飛び跳ね追いかける刀。逃げる鹿。挟み撃ちの形で待ち受けるのは、エロです。
「とおせんぼなのですー」
ずずずずず……三メートルほどに巨大化して道を阻むエロに驚き、ぴいっと鳴いた鹿目がけ、刀の槍が炸裂! ずどん!
「よし、肉ゲット! でかした、イーアールオー!」
「ふふふ。エロはお役立ちなのです」
巨大化エロはこうやって獲物を追い詰めるのに役立つだけでなく、彼女がのしのし歩いていると、トラもライオンもぴいっと鳴いて逃げ出すくらいの大迫力なもので、刀も安全です。なんならもはや子猫サイズなトラを胸の谷間にすぽんと抱き込み、なでなでぽふぽふしてしまうくらいなのでした。
「今日は豪勢な食事がいただけそうだな。さて、水上のほうは上手くいったかな?」
いっぽう、
水上 桜
はひとり海へ向かい、海女さんよろしく素潜りで食材調達中です。
透明な海にこぽこぽこぽともぐり、主に探すのは貝類。洞窟で見つけた銛も持っているので、お魚も同時に狙います。
(……これってもしかして、アワビじゃないの?)
さほど深くもない海底には、貝たちがぎっしりひしめいておりまして、実に獲り放題! アワビにサザエ、ホタテにハマグリなどなど、無節操に転がっているもので、目移りしてしまうほどです。
(とりあえず片っ端から拾っちゃおう。あ、あの魚、獲れそうかも……!)
貝たちを腰のびくに次々放り込みつつ、南国っぽいでっかくてカラフルなお魚目がけて、ずばっと銛を突き出します。見事にヒット!
(やったね! さっそくさばいて、干物か燻製にでもしようかしら)
大漁! 泳ぎが大得意な彼女には、朝飯前といったところです。
これらの食材で保存食もこしらえれば、しばらくは食いつなぐことができるでしょう。
朝鳥 さゆる
ら四人もまた、食材ハントにいそしんでおります。
といっても、相手は大人しく料理されてくれるような生半可な動物ではありませんでした。
「……っ」
ナイフを手に立ち回るさゆるの首筋ちかくで、ばちんと口の閉じる音が耳を打ちました。ろっこんで反応速度を強化していなければ、がぶりとやられていたことでしょう。
隙あらば噛みつき、そして長大な身体で絞め殺そうとしてくるのは、そう……大蛇です! アナコンダです!
この島では大様にして、一方的な狩りは成立しないことがままあるのです。食うか食われるか!
「大人しく呑まれるつもりは無いわよ……!」
ぐるりととぐろを巻いて締め上げようとする大蛇の身体を飛び越えざま、さゆるはナイフをざくりと突き立てます。
「そっち、行くわよ!」
「か、帰りてェェェエエエ!!」
慟哭を響かせつつ、
伊賀 解理
は手のひらからびゃーっとビームを照射! ほとばしる想いが強すぎて、ビミョーな出力調整は苦手ですけれど、こんな状況にはめっぽう強いのが彼女のろっこんです。じゅっ!
痛手を負って暴れ出す大蛇の牙をするりと避けて、さゆるはナイフを鋭く一閃!
「これで……終わりっ」
ずばんっ! と首をはね飛ばして、殺人アナコンダを仕留めました。お見事!
「ふぅ、なんとかなったか……しかしでかいね。これ、食べられるのかい……?」
「もちろん食べるわよ」
きっぱりと言い放ったさゆるは、こう見えて意外にサバイバル適正が高いようでして、解理は思わず舌を巻きました。
その程近く、藪が茂った一画では、
白 真白
と
千歳飴 楓子
がウサギなど追いかけ回しています。
「ごめんねっ、今日のごはんになってもらうよー!」
道具の類もないもので、捕獲方法はワイルドに手づかみです。すばしこいウサギを追いかけて、真白はあっちへ駆けてはこっちへ走り……けれどさすがに捕食者から逃げることには慣れているのか、そうそう捕まえることはできません。
「に、逃げ足が早い! 楓子ちゃん、そっちから追い込んで……楓子ちゃん? 楓子ちゃん、どこに……」
「……ま~し~ろ~氏~」
楓子のかすれたような声が聞こえてきて、振り向きますと……ざざざざざ!
「ま~し~ろ~氏~。た~す~け~て~~~」
「ひっ!?」
ばうばうばう! 楓子のあとを獰猛に追いかけ回しているのは、
「お、狼ー!?」
ウサギを探していたら、狼に見つけられてしまったようです。しかも群れです、大ピンチです!
「か、楓子ちゃん走って走って! 逃げてー!」
「も~む~り~~~」
運動オンチな楓子の体力は、もはや風前の灯。このままでは、みんな揃って狼たちの胃袋に収まってしまうことでしょう……!
「こ、こうなったら……仕方ないっ!」
真白の決断は、一瞬でした。
ろっこんを使って、細長い葉っぱをじゃきーん! と硬化すると、剣代わりに握り込み、
「今夜のごはんは、狼鍋だー!!」
うおりゃーっ! 真白は勇ましく突撃していきました。
すでに何組かが探索したあとの海賊船ですけれど、船内は広くて、まだまだ使えるものが残っていたようです。
「おっ、いーもん見つけたんだぜ♪」
酒浸 朱蘭
の明るい声が、船倉に反射して響きます。部屋のなかは薄暗いものの、酔っぱらった彼女はあっけらかん。おかげでみんな、サバイバル生活にうんざりとしてしまう暇もありません。
「なにを見つけたんです、酒浸さん?」
「これこれ!」
覗き込んだ
屋敷野 梢
に朱蘭が嬉しそうに見せたのは、からっぽの酒瓶が十数本。そう、海賊と言えばラム酒です。
「こいつに水を入れてろっこん水にしたら、いい感じじゃないか? あとでみんなで、宴会しよーぜ♪」
朱蘭のろっこん水は気持ち良く酔っぱらうだけでなく、冷え込む島の夜には、たとえばロシアのウォッカのように、暖を取るのにも大いに役立っておりました。
そんな朱蘭のありがたいろっこんに加えて、梢が捕まえたピラニアの一夜干しを添えれば、なんとも豪勢な宴会になることでしょう。
「なるほどー。それは楽しみですねー」
「だろー! 梢、運び出すの手伝ってくれるか?」
「お安いごよーです!」
酒瓶は重たいので、梢がろっこんで蝶に変えて運びます。ろっこんを活用すればこれこのとおり、サバイバル生活もラクしてエンジョイできる余裕が生まれるのでした。
甲板にある扉の向こうには、船長室がありました。こちらは
薄野 九月
と
如月 庚
が探索中です。
「らぎらぎ先輩ー! らぎらぎ先輩ー! これ! 見てみてー!」
「おう。どーした蕎麦妹」
大好きな先輩たちといっしょで、すっかり遭難生活を楽しんでいる九月は、なにをするにも元気いっぱいです。
九月が見つけたのは、船長室のデスクに広げられている、一枚の地図でした。相当に古く、破れたり色褪せているものの、覗き込んだ庚はそこへ描かれている地形に、ピンと閃きました。
「こいつは……この島の地図、か?」
「たぶんそうだと思うんだー。でねでね、ここ! ここここー!」
び、と九月が指差したところには、大きくバッテンがつけられています。島の端っこあたり、どうやらなにか建物が建っているようです。
「ここからそう遠くはねぇな。暇見ていってみっか。でかした、蕎麦妹」
「えへへー!」
庚がぐりぐりとヤシの実帽子の頭を撫でてやると、九月はにっこりぴかん! まぶしい笑顔を浮かべました。
日が落ちて、島に極寒の夜がやってきます。
森のなかにあるツリーハウスの上で、
源 竜世
は、
「うーん。うーん……」
うなっておりました。
「……竜世。眠れないのか」
タイラ・トラントゥール
の声も、心配そうな響きを帯びています。本人はあくまで、心配などしていない! と言い張るでしょうけれど。
「身体がヒリヒリして痛てー……」
「まったく。だから服を着ろと言ったんだ」
「だって暑ちーんだもん。今は寒みーけど」
竜世の、言ってみれば年相応のかわいらしいワガママは、けれどこの島にあっては命取りになりかねません。タイラはそれが分かっているからこそ、竜世に厳しく当たるのでしょう。
とはいえ、タイラも怒ってばかりではありません。
「ほら。見せてみろ」
「え?」
タイラが手にしたのは、昼間に採取しておいたアロエから作った、お手製の日焼け止めでした。
竜世の背中にまんべんなく、ぬりぬりぬり。
「ひやっ!? 冷てー!」
「こら、動くな。塗れないだろう」
特製アロエジェルはひんやりとして、日焼けに火照る肌をすうっと冷まして、痛みを和らげてくれました。
「おーっ、いいじゃんこれ♪ タイラ、ありがとな!」
「べ、別にこのくらい……というかだな、普段からお前がボクの言うことを聞いていれば、こんなことにはならないんだぞ!」
「分かった分かったって。なるべくそーする……うーっ、それにしても寒みーなぁ」
ぷるる、と震えた竜世。布団はかぶっているものの、日焼けが擦れて痛いからと言って、結局服は着ていません。
タイラは、はあ。とため息ひとつ。
「……しかたがないな。まったく……」
その夜、ふたりは肌を直接くっつけあったまま、いっしょの布団にくるまって眠りにつきました。こうしていれば、お互いの体温がお互いをあたためてくれることでしょう。
「へへっ、あったけー♪ なータイラ。明日もたくさん冒険しよーな!」
「お前はもう少しは危機感というものを……まあいい。早く寝ろ」
「おう! おやすみ、タイラ!」
「ああ……おやすみ。竜世」
ほう、ほうとフクロウの鳴き声が聞こえます。
あたりが真っ暗になってしまっても、動物たちはまだまだ眠らないようです。耳を澄ませていると、本当にいろんな声が森から届いてきて、耳を楽しませてくれました。
いっぽう、
八神 修
と
恵御納 夏朝
が身を寄せた洞窟の中には、松明とたき火の明かりがこうこうと満ちています。
「よし。焼けたぞ、恵御納」
「ありがとう。うわぁ、美味しそう……!」
昼間の狩りで見事仕留めた鹿肉を、一部は炙り、残りは燻製にして保存食としました。
香ばしく焼けたお肉を、ふたりはがぶりといただきます。じゅわっと肉汁があふれ出て、
「うん、美味しい!」
「苦労して準備をした甲斐があったな。これは美味い」
鹿を追い込むための弓矢や槍、運ぶための入れ物に、調理器具……道具作りに時間を費やしたおかげで、ふたりの生活は今のところ、なかなかに充実しておりました。
「魚はどうだ? こちらも焼けているぞ」
「いただきます。贅沢なお夕飯だね……」
修はさらに、海へと出向き、小湾地形の岩場を探して罠をしかけました。といっても、ろっこんで岩を分解して、海水の出口をふさいだだけ……そうしておけば、高い波にさらわれてきた魚が湾の内側に落ち、生け簀のようにいつでも魚が獲れるという、なんともナイスアイディアでありました。
美味しい晩ごはんをいただきながら、夏朝も本日の成果を披露します。
「おっ。もう出来たのか?」
「うん、すぐにでも使えるよ」
「さすがだな、恵御納」
大ぶりな花びら、あるいは葉っぱに、拾った石灰岩のかけらで猫の顔を描きます。森の樹々から集めた樹液を裏に塗り込めば、即席ねこシールの完成!
シールを張り付けたものの重力を軽くしたり重くしたりできる夏朝のろっこんは、なにかと頼りになるはずです。
「これで、明日の準備も万全だね」
「ああ、そうだな。今日はそろそろ休むとしよう」
晩ごはんを食べ終えて、葉っぱで作ったおふとんにもぐりこもうとした……そのときでした。
「! 風が……!」
びょう! と突風が洞窟の中へ吹き込み、たき火の炎が大きく揺れました。
洞窟の入り口から外を眺めてみると、島の向こうの夜空に、分厚い雲が垂れこめているのが見えました。星空を隠す雲は黒々として、どうやらこちらへ向かって流れてきているようです。
「雲行きが怪しいな……」
明日は荒れるかもしれない。ちくりとした不安に苛まれながらも、ふたりは眠りへ落ちていきました。
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シナリオジャンル
コメディ
冒険
動物・自然
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年07月24日
参加申し込みの期限
2018年07月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年07月31日 11時00分
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