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『らっ!』を探しだせ!!
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初夏の寝子島、とある公園。
その中に、人だかりがあった。
傍から見れば、それは皆で愛らしい白猫を愛で囲んでいるように見えるだろう。
だが。
「これは大変だ……!」
僅かに
恵御納 夏朝
の眉間に皺が寄れば
「隕石衝突って……本当なの?」
羽生 碧南
も思わず声を上げる。
今日は休日。
バスケ部の活動はなく、自主トレのためにランニングを行っていた碧南。公園での不穏な人だかりに引き寄せられ、覗いてみた所。
らっかみである白猫・ミラの言葉に驚きを隠せなかった。
「本当です。このままでは隕石衝突を免れないのです。でも、皆さんが『ら』が頭につくアイテムを持ち寄れば、衝突を免れるのです!」
えへん! と胸を張るミラに
「また、よくわからない現象だな」
旅鴉 月詠
が遠い空を見る。
6月中旬の寝子島。梅雨時ではあるが、今日は梅雨の晴れ間と言えるだろう。雲一つない快晴だ。
これまで様々な神魂現象に遭遇してきている月詠。
例えば、この快晴の青空がいきなり猛吹雪に襲われたとしても、もはや動じず「またか」と思える精神を持ち合わせている。
そんな月詠だが、「じゃ、みんな後はよろしく」と素通りすることも出来ず、腕を組み思案する。
「お前、時の特異点って言っておけば何でもありだと思ってるだろ?」
御剣 刀
が己の名前の如く切れ味の良いツッコミを入れれば、ミラ……ではなく、通行人Kがギクリとしてるけど気にしないで!
「確かに、因果関係がどうなっているのか不安になるのもわかりますっ。ですが、信じてください。ここに『ら』が集まれば地球は救われるんですっ!」
ミラの青く輝く瞳が潤み、集まった人々を見上げる。
そんなミラを落ち着かせるように。
御巫 時子
は膝を折り曲げミラの頭を優しく撫でた。
「ミラさん、わかりました……。探してきますので、待っていてくださいね」
時子の柔らかな声と優しく頭を撫でる手の温かさにミラは目を細め。思わずにゃぁん、と声が出る。
そんな時子とミラの触れ合いにウズウズする夏朝だった。
ミラの話に腕を組み、頭を悩ませていたのは一行の中で最年少、小学5年生の
源 竜世
。
先生に質問するように、ビシッ! と挙手しながら。
「『ら』は頭についていないとダメなんだろっ?」
「えぇ、そうなんです」
ミラの頷きに
(ってことはスター『ラ』イトナイトはダメか)
『ら』の付く言葉、己のカプセルギアの名前を頭の中から取り下げた。
(……ら!!)
その次に、竜世の頭の中に浮かんだ言葉。
「じゃあ、アレしかないじゃん!!」
そう言うと、竜世は真っ先に走り出した。
琥珀色の瞳はキラキラと輝き、ツンツンとした焦げ茶色の髪が風に揺れ。
「……あっという間に行っちゃったね」
ほぇぇ、と目を丸くしながら。碧南は竜世の背中を見送った。
「若いな」
刀も幼き少年の姿に自分を重ね合わせ、こそりと笑みを零す。
「じゃあ、集めに行くとしよう」
月詠の言葉を皮切りに、各々『ら』探しのために動き出すのだった。
「皆さん、頼りにしてますっ!」
ミラが期待を込めた眼差しで皆の背中を見送った。
「何故『ら』抜き? 『ら』抜き言葉が言葉の秩序を乱したからか『ランダム』滅亡か……」
真剣な表情を変えず、
八神 修
は呟いた。
隣には
七夜 あおい
の姿。
「『ら』がつくものを探さないと……」
不安に揺れる青く大きなあおいの瞳。
「一緒に探そう、あおい」
修は鞄から電子国語辞典を取り出した。
公園に集まり、ミラに声をかけられた面々が散り散りに『ら』探しに向かう中、2人はベンチへと腰かける。
修が電子辞書で『ら』で検索をかければ……
「来、来意、雷雨……」
「持ってくるのは難しそうだね。突然、天気が急変しても困っちゃうかも」
あおいが笑えば、つられて修も頷き。画面をスクロールさせていくと出て来た単語は
「『ライフル』……か。これは入手が難しいな」
いやでも、ライフルのモデルガンなら……とちょっと思案。
更に画面をスクロールして行くと、一つの単語で2人は止まった。
その単語は……
「……これなら用意できそうかも」
修の言葉にあおいは顔を赤く染めた。
2人の目に止まった文字、それは
「
ラ
ブレターかぁ……こ、こういう文字も辞書に載ってるのね」
「意外と、色んな言葉があるものだな」
そう言うと、修は更に画面をスクロールしていく。
(ラブレター……か、でもこういうのはちゃんと時間をかけて書きたいよな)
手軽にスマホを使ってやりとりすることも出来るけれど。
改めて手紙を書いてみるのも良いかもしれない。そう思う修だった。
その後も2人は真剣に、しかし楽しくも言葉集めに勤しみ、メモへとピックアップしていく。
「よし、それじゃあ買い物に出掛けようか」
「うん、行こう!」
あおいが勢いよく立ち上がれば、彼女の茶色のポニーテールが柔らかく揺れ。
真剣ながらも楽しそうなあおいの姿に、修は心強さと眩しさを感じるのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
金原りく
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年07月18日
参加申し込みの期限
2018年07月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年07月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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