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美味しいアイスを君と
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◆楽しいアイスタイムをあの子と
今日の寝子島はもはや夏といっていいほどになっていた。蝉の声こそ聞こえないが、照り付ける太陽は燃えるようで通行人は皆半袖を着ている。そんな中、
七夜 あおい
と
八神 修
は二人並んで道を歩いていた。
「暑いね」
ぱたぱたと手で顔に風を送りながら、修はあおいへ向き直る。対するあおいは真正面を見据えたまま、時折汗を拭って彼の言葉に相槌を打つ。
「あおいは暑いのは得意?」
「普通かな。修君はどうなの?」
「俺? どうだろう」
うーん……と修は暫し唸り、それからくすりと笑った。
「体力的に夏は一寸きついかな」
「そうなんだ」
あおいは暑さでぼんやりとした頭を何とか動かして、修に笑顔を向けた。それに修は癒されるが、ふと何か思い出したかのようにカバンから紙を取り出す。
「ああ、そうだ」
きちんと折りたたまれたそれを広げると、可愛らしいアイスの絵とともに『Lecker Eis』という文字が現れた。
「アイスで夏を先取りしないか?」
「いいね」
あおいが頷いたことに修は天にも昇るような気持ちになったが、努めて冷静に見えるよう表情を作る。そうして二人は道中あれこれと話しながら、『Lecker Eis』へ向かった。
「互いをイメージしたアイスを作りあうのはどうかな?」
あおいがショーケースの中に並ぶアイスを眺めていると、修がこんなことを提案した。
「俺はあおいをイメージしたアイスを考える。完成したら交換だ」
「じゃあ、私は修君のイメージで考えてみるね」
あおいは修の提案に頷くと、再びアイスを眺めて悩み始める。修もまた、悩むあおいの横顔をじっと見つめながら微笑み、どんなアイスを作るか考えた。
「あおいが見た俺ってそうなのか」
「うん。変かな?」
「変じゃないよ。ありがとう」
明るい色合いとさっぱりした味わいを持ったバレンシアオレンジアイスをベースに、彼女のツインテールのようなビターのチョコリボン。色とりどりの小さな砂糖菓子がトッピングされたそれは、今あおいの手の中にあった。修が彼女をイメージして作ったものである。
対する修の手の中には、彼の髪色のようなキャラメルアイスの上に、様々なトッピングがてんこ盛りになった、不思議な、なんとも説明しがたいアイスがあった。あおいがあれもこれもと選んでいたことを思い出し、修は照れくさいような嬉しいような何とも言えない気持ちになる。
(一寸気恥ずかしいようなくすぐったいような……)
そう思う修の横で、あおいは早速とでも言いたげに食べ始めた。
「美味しい~!」
「おっと。食べる前にスマホで撮っとこ」
修もあおいにつられて食べてしまいそうになったが、冷静になってスマホを取り出す。ぱしゃりと音を響かせて、修はあおいの作ったアイスを記録した。あおいはその横でぱくぱくと実に美味しそうに食べている。が、何かあったのか首を傾げた。
「あれ? これって……」
「驚いた? 喜んでくれたら嬉しい」
アイスの下にあった大粒のイチゴを発掘したようだ。修はそれに微笑んで種明しを始めた。
「あおいはいつも、俺に嬉しさと驚きをくれるから。苺はそれ。一寸したサプライズ」
そう言って、修も自分のアイスを食べ始める。少し溶けているけど、それでも美味しかった。修はしみじみとこう呟く。
「うん、美味い」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
六原紀伊
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年07月10日
参加申し込みの期限
2018年07月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年07月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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