this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
魔界すごろく!
<< もどる
1
…
5
6
7
8
9
…
10
つぎへ >>
◆みんなで遊ぼう魔界すごろく! ~4~
「お互い災難だったねぃ」
陽太の苦笑と共に鐘が鳴り、二巡目が始まった。しかし陽太、紅葉、恩、七瀬の四人が一回休みになっているので、動けるのは征一郎とロベルト、そして春彦だけだ。三人の上にまたサイコロがどどん! と落ちてくる。
三人はどこかそわそわしながらサイコロを手に取り、コロコロと振った。三つのサイコロが地に堕ち、ぶつかり合い、止まる。征一郎は『2』、ロベルトは『1』、春彦は『6』の目を出した。
「さっきに比べりゃ、随分動きやすくなったぜ」
天使の頃の露出高め、しかも裾の長い服から人間界にぴったりの衣装に変わったせいか、春彦は少し気楽そうだった。
「……そうだな」
征一郎も感じていた違和感から解放されたことを内心喜んだが、今度はにょきっと、悪魔のしっぽが生えてくる。それを無言で隠し、ついでに頭の輪っかも取ろうとしたが、それは接着剤か何かでくっついているかのようにびくともしない。征一郎は諦めて溜息を吐いた。
「こんな所で休んでる場合じゃねぇんだが……」
と呟くが、どこからか聞こえてきた自然と音楽に耳を傾ける。征一郎好みのそれは彼を誘うには充分だった。征一郎はその音楽の元へとふらふらふらふら、引き寄せられる。扉を開けるとそこは酒場で、その隅のテーブルにはロベルトが座り、空のグラスを並べていた。
「うん、昼から飲むお酒……最高だなぁ!! 癖になりそう…!」
「その酒は飲めるのか、ロベルト」
「たぶん……」
「たぶんなんだねぃ……」
興味津々な征一郎の問いに胡乱な答えを返したロベルトは、陽太の苦笑を受けてむむーっと唸った。
一方その頃、春彦は悪魔になることへの恐怖に後ずさった。すると、『10』のマスが光り輝き、彼の身体が女性らしい丸みを帯びたものに変わっていく。
「な、なんじゃこりゃー!!」
春彦の悲鳴が、盤上に響いた。
「っと、そろそろ次に進まんとですね。えいやっと」
「次こそは良いマスに止まりますよーに!」
三巡目が来た。遥か先のマスで聞こえた悲鳴に首を捻りつつ、一回休みから復帰した七瀬たちはサイコロを振った。征一郎は『6』、陽太は『3』、紅葉は『2』、恩は『3』、七瀬は『1』だ。五人はその通りに移動する。
「え……何……なんか体の様子が……」
春彦の後ろで足を止めた陽太は、変化していく身体に困惑する。
「あらまー……」
突如性別が変わったことに途方に暮れている彼を、春彦は笑った。がしかし、陽太は春彦の身体に目をやると、にんまり笑い返す。
「春彦君だって女の子になってるよぅ?」
「そ、そうだった!! っだー!!!」
春彦も女体化しているのでお互い様である。春彦はガンガンと頭を打ち付けつつ転がった。
「え、ちょっ、きゃあああああ!」
一方紅葉は悪魔たちに追いかけられて、空を舞っている。その拍子にバランスを崩し、人間界に落ちていってしまった。
「紅葉ちゃん!」
恩は紅葉の方へ心配そうな目を向けるが、『5』のマスを踏んだと同時に、スタートに戻されていく。
「あらぁ、スタートに戻っちゃったわねぇ!?」
(性別反転したらどうやり過ごせばいい……?)
春彦と陽太の惨状を見て、征一郎は一人不安に襲われていた。が、出た目に安堵して進む。するとそこでなぜか、ゴールしたと思ったらしい。彼は、
「ツイてたぜ。あとは高みの見物させてもらう」
……と勝利宣言のようなものをした。しかし突然! どこからかサイレンが響き、
『まだ14マス目です。心を入れ替えて善行をしましょう。善人は天国へ、善人は天国へ、天使の名に恥じない行いをしましょう』
という謎の声が上から聞こえた。征一郎は舌打ちの後に、
「……幻だったか」
こう呟いて、とぼとぼと6マス分戻っていった。
そのはるか後方で、七瀬と恩はマイペースに、その上楽しそうに風に乗っている。
「おお、すいすいですー」
「あらあら、ジェットコースターのようね」
追いかけてくる悪魔にも、七瀬は、
「たぶん気のせいですね。次に進みましょう~」
とペースを崩さずにのほほんとした態度でいた。
そうして三巡目は終わり、鐘が鳴る。次は四巡目だ。サイコロを振るのも慣れてきたのか、早くも参加者の短い掛け声と共にころころころころとサイコロが飛び交い始めた。
<< もどる
1
…
5
6
7
8
9
…
10
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
魔界すごろく!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
六原紀伊
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
神話・伝説
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年08月31日
参加申し込みの期限
2018年09月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年09月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!