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- 種族
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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
魔界すごろく！
◆みんなで遊ぼう魔界すごろく！ ～７～
「てめーのせいで変なコマから抜け出すのに苦労したじゃねぇかっ！」
「えー、なんでオレのせいになるんだよぅ」
寝子島に戻ってきて、陽太も春彦もしばしの間ぽかーんとしていたが、我にかえると、春彦は陽太に掴みかかり、怒りをぶつけた。陽太はへらへらとしながら、春彦の言葉を軽やかに流していく。
「ちょっと怖かったけど、楽しかったなぁ」
ロベルトは美少年に微笑みつつ、こう呟いて、今度こそは負けないとサイコロを手に取った。
「オデットとオディールを思い出すわね」
戻った紅葉はすごろくの中で直面した自分の心を思い出しつつ、鏡を覗いて自分の輪郭を指でなぞると、
（たまには悪い子もいいのかも）
と考えた。そして部屋を出ると、階下の母親に向かって声を張り上げた。
「母さん、やっぱりお菓子戴くわ。なんだかお腹すいちゃった」
紅葉の言葉に、どうしたの、という返事が返ってくるが、心変わりを察したのか、やがて彼女の分のお菓子を用意する音が聞こえ出した。
七瀬と征一郎も、寝子島へと戻ってきた。時空の歪みでもあったのか、すごろくを広げたときの風景と全く変わっていない。時計を見ると、10分経ったか経ってないかと言ったところだ。
「また一緒に遊んでくださいね！」
「まぁ……悪くねぇ」
満更でもない様子の征一郎に、七瀬はにっこりと笑った。
すごろくの世界に迷い込んでしまう、そんな不思議な一日は、あっという間に終わってしまった。が、『魔界すごろく』は今も寝子島のどこかで売り出し中である。もしかしたら、あなたの買ったそれも……？
「てめーのせいで変なコマから抜け出すのに苦労したじゃねぇかっ！」
「えー、なんでオレのせいになるんだよぅ」
寝子島に戻ってきて、陽太も春彦もしばしの間ぽかーんとしていたが、我にかえると、春彦は陽太に掴みかかり、怒りをぶつけた。陽太はへらへらとしながら、春彦の言葉を軽やかに流していく。
「ちょっと怖かったけど、楽しかったなぁ」
ロベルトは美少年に微笑みつつ、こう呟いて、今度こそは負けないとサイコロを手に取った。
「オデットとオディールを思い出すわね」
戻った紅葉はすごろくの中で直面した自分の心を思い出しつつ、鏡を覗いて自分の輪郭を指でなぞると、
（たまには悪い子もいいのかも）
と考えた。そして部屋を出ると、階下の母親に向かって声を張り上げた。
「母さん、やっぱりお菓子戴くわ。なんだかお腹すいちゃった」
紅葉の言葉に、どうしたの、という返事が返ってくるが、心変わりを察したのか、やがて彼女の分のお菓子を用意する音が聞こえ出した。
七瀬と征一郎も、寝子島へと戻ってきた。時空の歪みでもあったのか、すごろくを広げたときの風景と全く変わっていない。時計を見ると、10分経ったか経ってないかと言ったところだ。
「また一緒に遊んでくださいね！」
「まぁ……悪くねぇ」
満更でもない様子の征一郎に、七瀬はにっこりと笑った。
すごろくの世界に迷い込んでしまう、そんな不思議な一日は、あっという間に終わってしまった。が、『魔界すごろく』は今も寝子島のどこかで売り出し中である。もしかしたら、あなたの買ったそれも……？
あとがき
担当マスター：
六原紀伊
ファンレターはマスターページから！
六原です。
素敵なイラストから着想を得たシナリオでした。如何でしたか。
イラストの魅力を損なうようなものになっていないか、緊張しています。
リアクションはアクションやコメントページを見つつ書かせていただきましたが、字数や全体のバランスの都合で削ってしまった部分があります。
申し訳ありません。
次回ガイドですが、『いきなり人類滅亡！』がそろそろ公開されている……はずです。
そちらでもご縁がありましたらその時はよろしくお願いします。
それでは、ご参加ありがとうございました。
素敵なイラストから着想を得たシナリオでした。如何でしたか。
イラストの魅力を損なうようなものになっていないか、緊張しています。
リアクションはアクションやコメントページを見つつ書かせていただきましたが、字数や全体のバランスの都合で削ってしまった部分があります。
申し訳ありません。
次回ガイドですが、『いきなり人類滅亡！』がそろそろ公開されている……はずです。
そちらでもご縁がありましたらその時はよろしくお願いします。
それでは、ご参加ありがとうございました。
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2018年08月31日
- 参加申し込みの期限
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- 2018年09月07日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2018年09月07日 11時00分
