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マンガの中に飛び込もう! 海賊編
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「……なんつーか、相変わらず海軍の将官たぁ思えねぇ恰好だな」
「何か?」
海軍のとある艦隊提督の一人である老齢の男性が
三宅 葉月
に向ける視線は言葉とは裏腹に面白がっていた。
この提督は葉月が知る限りは、海軍提督の中でも特に破天荒な人物として知られている。それ故に海軍の象徴たる白のジャケットを羽織っている以外は、白と緑を基調としたゴシックドレスなんて恰好をしている葉月を副官として傍に置いていたりするわけだ。
提督の視線に晒されながらも現在の状況を考える葉月。
ここまでの経験で、ここがとある海賊漫画の世界だという事は理解していた。
現在の葉月の立場が海軍所属。今葉月に視線を向けている提督の副官であり、つまりは艦隊のナンバーツーだ。階級は少将で、艦隊参謀長の役目を担っていた。
ゴシックドレスなんて着ている為か、何でも海軍の妖精とか言われているそうだ。
(問題はこの漫画の世界、ただ漫画の世界というだけでなく私と同様に寝子島から来ていると思わしき人物達がいるのよね)
海賊漫画に出てくる有名な海賊達。その幾人かの海賊の元には漫画の時とは違う仲間が存在している事を葉月は把握していた。中には葉月が見かけた事がある人物もいる。
と、そこで別方面で展開中の作戦の結果が報告される。
「……失敗、か」
報告書には水を操る能力者の猛反撃により失敗とあった。この海賊も寝子島で見た事がある人物だ。
この結果は葉月からすれば別に予想外なものではない。彼らを相手取ってはただの平押しではまったく話にならないだろうと思っていたからだ。それに仮に彼らがいなくてもこの世界には有名なる程の海賊達がいるのだ。攻め方は工夫する必要がある。
「んで、どうするよ?」
「数的な優位がこちらにある事は間違いないわ。ただ、それでごり押しをすれば強力なエース格に撃破されて一気にアドバンテージがなくなる可能性が高い。だから、適度に押し引きを繰り返して向こうの消耗を誘いましょう。そうすれば、エース格が戦況を打開しようと前に出てくる筈。そこをこちらのエース格にぶつからせる」
「まぁ、いつも通りな作戦だな」
「生憎と参謀としてそこまで有能じゃないのはご存知でしょう?」
寝子島ではろっこんを使えるとは言え、立場的には高校生だ。参謀として役立つような経験等あるわけはない。
「まぁな。つっても、問題はねぇさ。いざとなればワシやお前さんが出れば済む話だ」
「そうね」
海軍の妖精。それはある種の女神のように扱われている葉月の二つ名だ。それは常にゴシックドレスを身に纏い、ミステリアス且つアンニュイな美少女という葉月の風貌だけが由来ではない。
妖精の如く海軍に加護と勝利を齎す美しき存在。それこそが由来なのだ。
「……優勢のようね」
「葉月少将!」
甲板へと出て来て、戦況を見てからの独り言を葉月が零すと彼女の存在に気付いた海兵が敬礼をする。
それを目だけで返事をすると、葉月は前へと進み出た。
「伝達を。ここから一気に攻めます。待機していた部隊を突撃させなさい」
「了解致しました!」
葉月の傍に控えていた海兵が走っていくのを見送ってから、葉月は海賊たちの船へと目を向ける。
「さて、私の方でもダメ押しをしておきましょうか」
そんな風に呟くと僅かに葉月の身体が浮かび上がる。
羽織っている海軍の象徴である白のジャケットが風に靡き、ゴシックドレスの裾が波打つ。ウェーブがかかった髪が風に遊ばれるその様は正に妖精の如く。
「行きなさい」
静かな宣言。いや、それは宣告だろうか?
風が強き力を持ち、何物も砕く白き槍となる。風を味方とし、意のままに操る葉月の事を妖精と呼称するのは確かに正しいのかもしれない。
「この場にいる全ての海賊達、聴きなさい」
葉月の白き槍が海賊達の船に直撃したのを確認してから、彼女は風に声を乗せる。
「最早戦いは決したわ。一度だけ機会を与えます。降伏しなさい。応じれば命を助けますが、拒否すれば次はありません」
降伏勧告。但し、圧倒的な力を見せた上でのものであり、選択肢を与えているようで与えていない。
少ししてから全ての海賊が降伏したのは解りきった事であった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
冒険
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年06月28日
参加申し込みの期限
2018年07月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年07月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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