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【2年遠足】行こう! 日光!
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●かき氷を食べよう! その2
「ん~、美味しい~♪」
喉を滑って落ちていく冷たい氷の感触に、
雨寺 凛
は素直な喜びの声を上げた。
初夏とはいえ、すっかり日差しは夏の様相を帯びていて、気付けば歩き回った体はすっかり熱くなっている。どころかあちこち歩いたのもあって、結構汗もかいてしまった。
だがこの暑さがあるからこそ、かき氷の価値もあるというもの。待ちに待った、と言っても過言ではないひんやり冷たいかき氷が、熱くなった体に染み渡っていく感覚はいっそ、爽快ですらある。
美味しいねぇ、と幸せに舌鼓を打つ凛の斜め前では、
水守 流
もまたじんわりと汗ばんだ身体をかき氷で潤していた。季節はまだ6月だけど、凛と同じく東照宮をじっくり歩き回った体に、冷たさが心地良く染み渡る。
そんな流の手元を何となく見ていた凛が、あ、と興味を惹かれた声を上げた。
「それ、抹茶味かな?」
「ああ。神社を見た後のかき氷とくりゃ宇治金時が鉄板っていうか、なんかしらんが神社とくれば抹茶味って連想しちゃうんだよねぇ」
「なるほどー。私は定番のイチゴ味にしたよ♪」
これもきっと日本人の遺伝子ってやつか? と自己分析する流れに、そう言いながら凛が己の器を見せる。他の味のかき氷がシェア出来たらやってみるのも面白そうだね! と思っていたけれど、実際に辺りを見回してみたら、けっこう同じようにイチゴ味を食べている生徒が多いのだ。
そんな凛の言葉に、そういえば、と流も辺りを見回した。少し離れたところでも、
鬼河内 萌
が
野菜原 ユウ
と一緒に、イチゴ味のかき氷を楽しげに食べていて。
「い、一気に食べ過ぎた……でも、美味しい♪」
キーン、と冷たさに痛む頭を抱えながら、しゃくしゃくと元気にスプーンを運ぶ萌である。定番というかお約束な反応だけど、この『キーン』がないとかき氷を食べた気にならない所もあったりするから難しい。
ね、とユウを振り返ってみれば、こちらは涼しい顔でしゃくしゃくとかき氷を食べている。さすがだ。何がさすがなのかはよく分からないが。
自分のイチゴ味とユウ君のを一口交換したり出来ないかなぁ、とこっそり考える萌に、声をかけるのはさすがに悪いかと
佐藤 英二
は、他の話し相手を探して視線を巡らせた。他のコースに行った人に、どんな様子だったか話を聞いてみたいのだが。
代わりに、と視線を巡らせた先には流や凛が居て、何だかばっちり目が合った。おや、と数秒目を瞬かせてから、コホン、と咳払いをする。
「そっちは、今日はどこに行ったんだ? 俺は戦場ヶ原に行ったんだが――」
「あ、俺は東照宮の方ー」
「私も、私も!」
そうしてかけてみた言葉に、流と凛も勿論笑顔で快く応じた。そうして俄かに3人で、英二が戦場ヶ原で目にした動植物の遭遇情報を興味深く聞いたり、逆に凛や流が周った東照宮の印象的なスポットや造形物の数々の話で、わいわいと盛り上がり始める。
そんな色々な同級生の、様々な話を聞きながら凛はまた、かき氷をしゃくりと口に運んで、満足そうに微笑んだ。
(今日一日とっても楽しかったなぁ!)
帰ったらまた、他の友達やクラスメイトともたくさん、いろんな思い出話をしたいな、と思う。きっと、それぞれに楽しくてキラキラした思い出が、たくさん、たくさんあるはずだ。
そんな楽しいキラキラの思い出を、
天馬 ひびき
は今まさに全身全霊で堪能中だった。こんなに美味しいかき氷を食べているのだから、そりゃあ、気持ちも瞳もわくわく、キラキラするというものだ。
「はうーっ」
店先のベンチにちょこんと腰かけて、ひびきは至福の声を上げる。しゃくしゃくの氷、甘くてひんやりとしたシロップと、同じく甘くてひんやりとしたフルーツが口の中で奏でる、極上のコラボレーションはまさに、いつまでも食べていたい幸せの味と言うより他はない。
最初にメニューを見た時はどれも美味しそうで迷ってしまって、結局、スマホ経由ではやぶさにメニュー見せて、相談している気持で決めた。出来ればフルーツ沢山のが良いな、という希望で選んだかき氷は、1度口にすればもうこれ以上の組み合わせはないのではないか、と錯覚してしまうほどの美味しさで。
「フルーツが冷たいけど、冷た過ぎないから優しく暖かく包んでくれるよ……ひびきを天国に連れて行ってくれるね……」
そんな風に、感想を言いながらしゃくしゃくと食べるひびきの姿は、いかにも美味しそうで幸せそうで、周囲の視線が実に微笑ましい。この様子では他の観光客の胃袋も刺激してしまうかもしれないが――いずれにせよ、幸せ天国に居るひびきには関係のないことだ。
それにしても、とイチゴ味のかき氷をじっくりと堪能しながら、
薄野 五月
はしみじみと今日と振り返った。楽しい時間はあっという間に過ぎて行くものだけれど、もうそろそろ帰りの時間なのだという事が、信じられないような、寂しいような。
(そう言えば今年初めてのかき氷ですね)
しゃく、と口の中で冷たく溶けてゆく氷の感触に、ふとそれに気付く。そんな初めての思い出がまた1つ増えているのも、なんだか楽しい。
景色は綺麗だったし、みっちゃん先生や他の多くの同級生とも話が出来たし、シメのかき氷は美味しいし。とても楽しい遠足だったな、と五月は満足に目を細める。
またこんな風に皆で来たいな、そう考えて「ふっふ」と小さく幸せに笑った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
蓮華・水無月
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
学校生活
定員
50人
参加キャラクター数
50人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年06月27日
参加申し込みの期限
2018年07月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年07月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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