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『CamicieXrosse!!』へようこそ!
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どうしよう、まさかこんなに大変なんて。
次々とやって来る客に、息つく間もないというか……。客を出迎え、テーブルに案内し、注文を聞き、それを厨房に伝えると、別テーブルの料理が出てくる。それらを運んでいたら食べ終えて席を立つ客が出て。テーブルを片付けないと新しい客を案内できないし、でも出来上がって出てきた料理は早く届けないといけないし。待機のところを見ると、もう何組か順番待ちしていたりして、早く案内しないとという気持ちであせってしまう。
こんなに大変なこととは思わなかった。
趣味のアクセサリー作りのための材料購入費を得るため、と軽い気持ちで応募したバイトだったのに。
水上 桜
は自分が内心パニックに陥りかけていることに気付いていた。
それを表に出さないよう、気を付けて接客をする。
「すみません」
テーブルを片付けていたところ、後ろのテーブルの青年から声をかけられ、つい反射的、びくっと肩を震わせる。
「はい、何でしょうか」
「お水をいただけますか」
「はい。すぐにお持ちします」
氷水の入ったピッチャーを手に戻り、空になっている彼のグラスに水をそそぐ。
「ありがとうございます」
佐藤 英二
は丁寧に礼を言って、水に口をつけた。
「あ、それから。こちらのピザ、すごくおいしかったです。ごちそうさまでした」
「ありがとうございます。コック長に伝えておきますね」
笑顔で礼を言われるのは少しくすぐったくて、うれしい。自然と浮かんだ笑みで会釈をして、桜はピッチャーを返しに厨房へと戻る。
「さて、と。もう出るかな」
満員の人でにぎわう店の場所をこれ以上占領しているのも悪いと、英二は立ち上がった。伝票を手に、ポケットから財布を取り出しつつ会計へ向かう。
さっき言った言葉はお世辞でも何でもなく、本当の気持ちだ。
「うん、おいしかった。はやってるのも分かるな。
今度は、野々さんやみんなを誘って来ようか」
店の雰囲気もいいし、店員さんもみんな優しくて気が利いている。
いい下見になった、と思った。
14時半。
お昼のかき入れ時が過ぎて、だいぶ空いてきた店内を見回して、
落合 まゆら
はほっと息をつく。
響 タルト
が目に入り、声をかけた。
「どう? 初日の感想は」
「あ、はいっ。すごく緊張しました! あと、足が痛いです」
ひとなつっこい笑顔でタルトが答える。
「そうそう。あたしも初日はそうだったなあ。学校もあるし、慣れるまでは結構ハードだけど、慣れたら全然気にならなくなるから」
ハードな分、時給もいいしね、と小声で言うまゆらに、思わずくすりと笑ってしまう。
その笑みを引き出せたことに気をよくしたまゆらは言葉を続ける。
「お客さんの中には、そりゃあムカつくのもたまには来るけど、常連さんはいい人ばかりだし、何かあったら店の人に言えば――」
そのとき裏口のドアが引き開けられ、
ウィリアム・キャップマン
が入ってきた。
「店長ー、今帰ったネ」
よっこらしょ、と空の出前用ケースをテーブルに置く。
「お帰りなさい。待ってたわヨ。
はいこれ。アナタがいない間に入った注文」
トランプのカードを持つように、ロレッタが広げた5枚の注文書に、ウィリアムは思わず身を退いた。
「……ちょっと休ませてほしいネ」
外暑いのヨ、というのが暗に伝わるようなジェスチャーをするウィリアム。
ロレッタは、そうね、分かるわ、という笑顔で注文書をテーブルへ置いた。
「あなたの料理を食べたがっている人たちだから、あまり待たせないでね」
「うぐ」
そう言われては。
「……すぐとりかかるネ」
「よろしくネ♪
ああそれから。まだ配達の子が戻ってこないの。それが出来上がっても戻ってなかったら、配達もお願いね」
「……ハイ」
自分で作って自分で配達。
それってコックの仕事?
(ナンダカカナシクナルネ)
だけどできたての料理はできるだけ早くお客の手に渡るようにして、食べてもらうのが一番というのはウィリアムにも分かっていた。
先の配達前、厨房のテーブルに置いてあったエプロンをさっと付け、冷蔵庫から下準備済みの材料を取り出す。
おいしく、美しい料理を提供するのがワタシのお仕事。
店長もそれを知ってる。
(ちょっと人使い荒いけど、それはそれで、ここはイイ職場ヨ)
そう結論し、ウィリアムはコンロにかけた鍋に材料を放り込んだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
寺岡志乃
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
15人
参加キャラクター数
14人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年06月22日
参加申し込みの期限
2018年06月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年06月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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