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【星幽塔】第四階層 湖中の戦い
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○告白とカニパーティー!
アリス、月詠、美咲紀、まほろはその後グリムとブラムに会いに行った。
「君達が喧嘩をすることで他の住民も迷惑している。ここは古式に乗っ取り決闘かな」
月詠が言う。
「えっ、決闘ですか……?」
仲直りできそうなのに、と心配そうな顔をするペルラ。
顔を見合わせたグリムとブラムの間に、再び敵意が燃えかける。
ペルラへ向けて頷き、安心させるように月詠が続けた。
「勿論お互いを傷つけない方向で【時間内により多くの蟹を獲ってきた方】が【先にリラに告白する】というのはどうだろう。最終的に付き合うかどうかはリラが決めることだが」
「蟹ナラマカセロ」
「フン、オマエナンカニ負ケルワケハナイ!」
「我々が第三者として見守る」
「俺も立ち会おう」
月詠と修の言葉に、二匹は頷いた。
制限時間もあるので、一度陸に戻ることになった。
ティオレは焦っていた。
(せっかくのお宝が、重すぎる……)
それは宝石がちりばめられた石像だった。
沈むために陸でつけた重りを捨てても、一人では持ち帰れそうにない。
(諦めるしかないのか……? いっそ誰かに手伝ってもらうか?)
そこへ近づいてくる数人の人影を見つけた。
「おや、ひょっとしてお宝かな? 運ぶのを手伝おうか」
月詠が巨大鍵を手に、目ざとく声をかけた。
「……頼む」
一瞬の迷いを振りきり、ティオレは頷いた。
月詠は頷くと、ろっこん『絵空事』で巨大鍵に石像を封印した。
陸に戻って再度水中で息ができる薬を飲み、修がブラム、月詠がグリムの審判として立ちあって蟹獲り勝負が始まった。
「タイムアップだ!蟹を数えるぞ」
二匹は獲ったカニを持ち、数え始める。
「1、2、3、……7、8!」
「……同数だな」
月詠と修は顔を見合わせた。
「仕方ない、二人同時に告白すればいい」
修が言い。
「蟹は手分けして地上に運び住民に食べてもらおう」
月詠は蟹を運ぶ準備を始めるのだった。
「もう大丈夫です。ぜひ来てください」
修は近隣住民をカニパーティに誘った。
「ありがとう、助かった」
シドニウムは本から目を上げて修を見た。
「だが、仕事があるのでパーティーは遠慮する」
シドニウムには断られてしまったが、後で薬を分けてもらえることになった。
「料理は私が腕を振るうよ!」
アリスは、ミハイルや亮が獲った大ガニの料理に忙しい。
近隣の女性たちも手伝いに加わってくれた。」
「久しぶりに祝杯ね」
無事宝を手に入れたティオレは上機嫌だった。
「ウハハ、この蟹は美味いな!」
見た目に反し豪放に笑うミハイルが、蟹にかじりつく。
「大物が獲れてよかった。しかし、喧嘩は解決するかな?」
亮が心配そうに湖に視線を送る。
肝心の告白は水中で当事者のみで行われることになり、様子がわからない。
「グリムの機嫌は直ったみたいだし、大丈夫じゃないかな?」
桜は手ごたえを感じていた。
「どんな会話が交わされるんでしょう?」
美咲紀はわくわくと想像を膨らませている。
やがて、グリムとグラムが水から顔を出した。
魚人の表情はよくわからないが、二人の間にもう険悪な雰囲気はなかった。
離れた場所に、人魚の群れが顔を出す。
その中には晴れやかな顔をしたリラの姿もあった。
「グリム、ブラム、蟹を食べよう」
修が励ますように語りかける。
二匹は頷いて、修の近くに腰を下ろした。
「大声大会する? 想いを叫ぶの」
料理を運んできたアリスが言った。
「スッキリするしわだかまりもなくなるよ。もちろん悪口禁止!」
二匹は顔を見合わせると、立ちあがった。
「女ガナンダ!」
ブラムが叫び。
「女ハ砂ノ数ダケイルンダ!」
グリムも叫んだ。
「「「俺タチハ、ズット、友達ダ!」」」
二匹の叫びに、修も声を合わせた。
それに答えるように、人魚たちが歌いだす。
(綺麗な歌声……)
まほろもペルラも聞き惚れていた。
カニパーティは様々な思いの中盛り上がった。
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あとがき
担当マスター:
天村花海
ファンレターはマスターページから!
ご参加ありがとうございました。
結末は考えていなかったのですが、皆さまのアクションを絡めて動いていただきながら自然と話がまとまっていきました。
暑い日が続く中、水中散歩気分を味わっていただけたらと思います。
それではまたのご参加をお待ちしております。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年06月08日
参加申し込みの期限
2018年06月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年06月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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