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我らは正義の味方なり!?
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―― 悪人、活動開始 ――
空き巣と下着泥棒、旧市街地で悪さを働く悪人達は今日も新たな獲物を探して歩いていた。
歩く影は4人――坊主頭で鍵開けが得意な網干英太(あぼし・えいた)、下着泥棒専門の大柄な体を持つ井上美太郎(いのうえ・みたろう)、網干の腰巾着の上田史郎(うえだ・しろう)、顔はイケメンだがこの中では一番の変態と言われる江川出(えがわ・いずる)という名前であり、複数犯だと疑われていた通り、彼らは網干をリーダーとする4人で1つの犯行グループだ。
この4人は、時に組み、時に単独で悪事を働きながら、警察の手を掻い潜っていた。
「……何か目障りな奴らが多いな」
網干が不振に見られない様に周囲を見回すと、視界の端に学生の姿を多数捉えた。下校の時間から少し経っている時間、下校帰りに集団で遊んでいるのかもしれない。
実際には
名義 洸
や
柊 誠志朗
がパトロールをしている姿なのだが、犯人達は気付かない。
「網干さん、ここはあんまり動けそうにないです。他に行きましょう」
「チッ、ガキ共が! おい、井上、江川、お前らは別行動で獲物を探せ。江川は俺についてこい」
上田の言葉に舌打ちをして、網干は仲間達に指示を送り、井上達も何の異論もなく網干の指示に従って方々に散っていく。その後ろ姿をじっと見つめている視線があるとも知らずに――。
「……一応、怪しそうだったから測っておいたけど」
その視線の持ち主――
一番合戦 勝利
は顔に添えていた両手を下げながら、既に去ってしまった後姿を見つめていた。
彼のろっこんは『人間測量器』、顔の脇に手を添え対象を凝視すれば、その対象のサイズ等を測る事ができる能力だ。
その能力を彼は犯人とは知らずに発揮し、4人の背丈を記憶する。何があるか分からないから、出来る限りの用心だ。序にマップにも発見した場所をマッピングしておく。
「えっと、男4人だな。おーい、皆、さっき変な奴見かけたから覚えておいてくれ」
記憶した背丈や服の特徴等を伝えながら、自分のパトロール班を勝利は見つめる。下着泥棒を捕まえたいと集った者が多い為――後、勝利が班分けの際に手を回した為――か、女子の姿も多い。
(これは女の子と仲良くなれる絶好のチャンス――!!)
見えないところで作るガッツポーズには気合が入っていた。そしてどうやって仲良くなろうか、と苦悩する。
「勝利君、どうしたの?」
「あ、あぁ、いや、何でもない、デスヨ?」
密かに燃えている勝利に
緑野 毬藻仔
が声をかけてきたが、焦って怪しい口調になりながらも勝利は素知らぬ顔をして誤魔化す。
(こ、こんな下心があるなんてばれるわけにはいかない……!)
不思議そうに首を傾げている毬藻仔を見ながら、己を律する勝利がいた。
――そしてここにも、苦悩する人物が1人。
「……空き巣も許せないけど、下着泥棒も許せないわね」
すばる、
御剣 刀
と一緒にパトロールしていた
橘 千歳
がふと呟く。その姿は学生服ではなく私服であり、すばる達とは少し距離を離して歩いている。
(人の大事なものを――いや、別に盗まれたわけじゃないんだけど…そう、盗まれたわけじゃ…)
「橘さん、どうかした?」
「――いえ、なんでもないわ」
不安を感じさせない様にわざとハッキリと返事を返す千歳に、気合入っているのかなと思ったすばるは「頑張ろうね」と声をかけた。
(気にしちゃ駄目よ……それに、盗まれたからと言って張り倒して捕まえたんじゃ、それは正義じゃないわ…そう、私は正義の為に捕まえるのよ)
己の奥底から湧き上がる怒りを抑えながら、これも正義の為だと強く思う。私は盗まれていない盗まれていない違う違う――。
「……何か橘が怖くないか?」
「き、気合が入ってるんじゃないかな……?」
そっと遠巻きに見つめる刀とすばるに気づかずに、冷静になれと葛藤する千歳だった――。
「くそ、今日は何でこんなにガキ共が多いんだ」
今回の獲物を探していた網干の呟きに苛立ちが混じっている事を感じ、恐怖で身を竦ませるのは上田である。網干は小柄だが凶暴だ、逆らうと酷い目に合う事を上田は知っている。
輝夜の作戦のお蔭で、犯人達が犯行に及べる場所が極端に少なくなっていた。中には梨樹や輝夜の様に明らかにパトロールをしているという雰囲気の学生も見つけ、余計な事を、と網干の苛立ちが更に増すばかりだ。
だが、所詮はガキだと網干は嘲る。巡回ルートを見破った上田が見落としの箇所が幾つか在る事を発見し、その場所へ目指すと矢張り――隙だらけだ。幸い、警察もここへはまだ手が回っていない。
しかも人が出払っており塀が高く犯行に及びやすい家を見つけ、まさに恰好の餌食とはこの事だった。
「よし、さっさと済ませるぞ」
「はい!」
網干は人目に付きにくい位置にある塀へと手をかけ、速やかによじ登り、いとも容易く塀の中へ侵入する。何十回もやった慣れた動作だ、自分より大きめの塀であろうと問題ない。網干の後に上田も続いて塀の中へと着地した。
いつもの様に無駄のない動きで空き巣という犯罪行為に手を染める。金品いただいてあとはとんずら――そう、普段ならば、その家が餌食になって終わる筈であった。
「まてまてまてーぃ!」
いきなりの声に身が強張るのを網干は感じた。急いで振り返ればそこには――。
「な、なんだてめぇは!」
「直拳貫徹! 俺こそはザ・ストレイト! そこの悪人共、覚悟しろぉ!」
網干達の目の前に、見知らぬ『ヒーロー』がいた――。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒猫
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
25人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2012年12月04日
参加申し込みの期限
2012年12月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2012年12月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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